黒烏龍茶には、食事から摂取した脂肪の吸収を抑えて排出を促す効果があります。そのため脂肪分の多い食事をとりがちな人や血中中性脂肪が気になる人、体脂肪が気になる人などにおすすめのウーロン茶です。ではそんな黒烏龍茶ですが、どのタイミングで飲むのがベストなのでしょうか?今回は
- 黒烏龍茶は食後に飲んでも良い?
- 実際の黒烏龍茶の口コミ
- 黒烏龍茶の正しい摂取方法
- 黒烏龍茶に合う食事とは
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目次
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黒烏龍茶は食後に飲んでも良い?
黒烏龍茶はいつ飲むのがいいのでしょうか。食後に飲むと効果はどうなのでしょうか?
食事と一緒がベスト
サントリーの公式ページにはこのような記載があります。
厳密には、食前から食間に飲むのがベストだそうですよ。
また、1回の食事での摂取目安量は350mlを推奨しています。
これは黒烏龍茶の一番小さいボトル1本の量。
いくらいいからと言っても、飲みすぎれば胃痛や腹痛の原因になることも。
推奨されている量を目安に、食事と一緒に摂取するのが望ましいとされています。
食後はあまり効果なし
実は黒烏龍茶は、食後に飲むとほとんどその効果を期待できないとまで言われています。
黒烏龍茶は、食事から摂れる脂肪が体内に吸収されるのを防ぐというはたらきをします。
食事を全部食べ終わったあとでは、すでに摂取している脂肪の吸収を抑えることはできないのです。
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実際の黒烏龍茶の口コミ
インターネット上で口コミを調べてみました。
効果ありの口コミ
- すっきりして飲みやすいし、トクホなのでいい気がする
- 脂っこいものを食べても口の中をサッパリさせてくれる
- どうせお茶は飲むのでこれを選んでいる
- 効果を自覚したわけではないが、なんとなくいい気がするので飲み続けている
このように、効果があるという意見よりは「効果は分からないがなんとなくいい気がする」といった意見が大半でした。
効果なしの口コミ
- 効果が出ているのかわかりにくい
- 太らなくなるわけではないのであまり必要性がわからない
- 脂っこいものを食べて黒烏龍茶を飲むよりも、食事に気を付けて水を飲む方がよほど体にいい
効果を実感できていないので、比較的高価な黒烏龍茶はあえて選ばない、といった意見が目立ちました。
また黒烏龍茶を飲んだから痩せるというものではないので、どちらかというと安心感を得るために飲んでいる人が多いようですね。
黒烏龍茶の正しい摂取方法
黒烏龍茶を正しく摂取するために、タイミングや食事内容についてご紹介します。
脂っこい食事の時に飲む
黒烏龍茶は食べたものの脂肪を吸収しにくくさせ、排出を促すという効果があります。
つまり脂っこい食事をしたときに、一緒に飲むのが効果的なのです。
揚げ物や脂身の多い肉、洋菓子などをたっぷり食べたとき、黒烏龍茶を一緒に飲むことでその効果があらわれるといえます。
ただし黒烏龍茶は、これを飲んだだけで痩せることはできません。
厳密にいえば痩せる可能性はゼロではないですが、限りなくゼロに近いです。
ほとんどの人はこれを飲むだけでは痩せられず、仮に痩せたとしてもすでに肥満の人の内臓脂肪を減らすのに少しだけ役に立つ程度のものです。
痩せるためにはバランスの取れた食事を摂ることが必須です。
本気で痩せたいと思うなら、まずは食事内容を見直すのが先ですね。
ヘルシーな食事はあまり意味が無い
基本的に黒烏龍茶は、一緒に摂取した脂肪の吸収を抑えるはたらきをしています。
つまり脂肪分の少ない健康的な食事をしているならば、あえて黒烏龍茶を飲む必要はありません。
また黒烏龍茶は、食事以外のタイミングでは飲まないことをおすすめします。
黒烏龍茶には脂肪の吸収を抑える効果がありますが、逆に脂肪を使うのを抑える効果もあるのです。
つまり例えば運動前に飲んでしまうと、体脂肪を燃焼するはたらきを阻害することになりかねません。
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黒烏龍茶に合う食事とは
黒烏龍茶を飲むのに適した食事内容とは、どのようなものなのでしょうか。
焼肉・鉄板料理
焼肉や鉄板焼きなどは、脂肪分の多い食事です。
肉の脂肪もですし、鉄板焼きには多くの油が使われます。
これらの吸収を抑えてくれる黒烏龍茶は、最適な飲みものだといえるでしょう。
また油分でいっぱいになった口内を、黒烏龍茶がサッパリと洗い流してくれるという効果も見込めます。
唐揚げなどの揚げ物
揚げ物に使われる油は、酸化した質の悪いものであることがほとんどです。
酸化した油を摂取すると、それを消化吸収するために内臓には負担がかかります。
こういった状態を続けていれば、健康を損ねるさまざまな病気の原因にもなりえるのです。
そもそも日本人が油を摂取するようになったのは、ここ最近の話です。
そのため日本人の内臓はいまだ油になじめず、欧米人に比べてうまく消化ができないともいわれています。
胃痛を訴えて検査をしても胃に目に見える問題はなく、血液検査で膵臓の異常を示す値が出るのはよくある話です。
こういう人のほとんどは揚げ物が好きで、食べる頻度が多かったりするのです。
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まとめ
この記事をまとめると
- 黒烏龍茶は脂肪の吸収を抑えるはたらきをするため、食前から食間に飲むのがベスト
- 脂っこい食事をするときに一緒に飲むものであって、脂肪分の少ない健康的な食事のときには必要がない
黒烏龍茶は飲んだだけで痩せるというものではありませんが、確かに脂肪の吸収を抑える効果はあります。
ただしこれは目に見えるほどのものではないので、安心感を得るために飲んでいる人が多いといえますね。
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