玉ねぎはカレーや煮物・スープなど色々な料理にアレンジできる万能野菜ですが、みじん切りしてから冷凍することでメリットが沢山あることを知っていますか?今回は、
- 玉ねぎを冷凍するメリット
- みじん切り玉ねぎの冷凍方法
- 使い方 / レシピ / パラパラにする方法
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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玉ねぎを冷凍保存するメリット
食材を食べ切れなかったり使い切れなかった時は冷凍保存が便利ですが、調理前の野菜も冷凍しておくことでメリットが沢山あります。その中でも玉ねぎを冷凍保存する場合、どのようなメリットがあるのでしょうか?玉ねぎのみじん切りを冷凍保存した場合の特徴を3つ見ていきましょう。
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甘みと旨みアップ
1つ目は“甘みと旨みがアップする”ことです。生の玉ねぎには辛味成分が多く含まれていますが、冷凍することでその成分が壊れるため、甘みや旨味を感じやすくなります。
味が染みやすくなる
2つ目は“味がしみ込みやすくなる”ことです。玉ねぎは冷凍することで細胞が壊れるため、味が仕込みこやすくなります。
あめ色になりやすい
3つ目は“あめ色になりやすい”ことです。玉ねぎのあめ色とは、透き通った茶色のことを指し、あめ色になるまで炒めることで甘味や旨みが沢山出てきます。生の状態からフライパンで炒めてあめ色にしようとすると、最低でも20分はかかってしまいます。
しかし、一度冷凍した玉ねぎは組織が壊れているため火が通りやすく、生の状態から始めるよりもスピーディーにあめ色に仕上げることができます。
みじん切り玉ねぎの保存方法
玉ねぎを冷凍する時、特に重宝するのがみじん切りです。玉ねぎをみじん切りにしてから冷凍しておくことで、後々の調理時間をぐっと短縮することができます。冷凍するまでの手順は下記になります。
- 玉ねぎをみじん切りにする
※フードプロセッサーを使うと更に時短に! - 密閉袋の中に平らに入れる
- 金属バットの上に置いて冷凍庫へ
金属バットの上に置いて冷凍することで、できるだけ早く凍らせることができます。家庭の冷凍庫に”瞬間冷凍”機能がある場合は、そちらに入れて凍らせましょう。ちなみに、冷凍保存期限は約1ヶ月です。
パラパラにするには
玉ねぎのみじん切りは、凍るまでの時間が長いとパラパラにならずくっついてしまいます。くっつき合った玉ねぎは一部だけ使うことが難しいです。
パラパラにする方法としては、 「冷凍庫に入れて30分後と1時間後に袋をよく振る」 方法があります。完全に凍る前にシャカシャカ振ることで玉ねぎ同士が離れ、パラパラの状態で冷凍することが可能です。
冷凍中に腐ることはある?
玉ねぎが冷凍中に腐るかどうかですが、食材は冷凍下で腐ることはありません!そのため、傷み始めた玉ねぎを冷凍しておくことで長く日持ちさせることができます。使い切れず大量消費した時にもオススメですよ◎
解凍方法
冷凍したみじん切りの玉ねぎは、解凍時間を設ける必要はありません。炒める場合は直接熱したフライパンに入れてOKです。また、スープにする時も凍った状態で入れるので問題ありません。
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冷凍みじん切り玉ねぎのレシピ・使い方
冷凍した玉ねぎのみじん切りは、どんな料理にアレンジできるのでしょうか?冷凍することで切る時間や火を通す時間を短縮できるので、調理時間の節約にもなります。冷凍みじん切り玉ねぎの使い道としてオススメな料理をいくつかご紹介いたします。
ハンバーグ
ハンバーグに玉ねぎのみじん切りは必須アイテムですよね。フライパンでじっくり炒め、あめ色になったものをひき肉と合わせるのが基本で、この作業に結構な時間がかかってしまうものです。
冷凍した玉ねぎには火が通りやすく、あめ色になりやすい特徴があります。また、生の状態から炒めるよりも甘みや旨味も出やすいのでオススメですよ◎
カレー
カレーには細切りにした玉ねぎを入れるのが一般的ですが、みじん切り玉ねぎを入れることでコクや甘みが更にアップします。野菜嫌いのお子様がいる場合にもオススメできる作り方です。冷凍することで細胞が壊れ、玉ねぎの味や旨味も出やすくなっています◎
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まとめ
「冷凍玉ねぎのみじん切り」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 玉ねぎを冷凍するメリットは①調理時間の短縮 ②甘み/旨味アップ ③あめ色になりやすい ④味がしみ込みやすい
- 玉ねぎをみじん切り冷凍する方法は①みじん切りに ②密閉袋に入れて冷凍庫へ
冷凍玉ねぎの日持ちは1ヶ月ほどなので、玉ねぎを大量消費したい時にもぜひお試しください。調理する際の切る時間の短縮になるので、作り置きしておくと非常に便利ですよ!
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