子供にも人気の卵料理の代表であるオムライス。しかし、卵を使う上で気になるのは食中毒ですよね。サルモネラ菌などの食中毒を卵は、起こしやすいと聞きますがオムライスでも食中毒になるのでしょうか。
また、どのような菌が食中毒を起こすのか調べてみました。この記事では、
- オムライスの保存期間や方法
- オムライスで食中毒に?
- 食中毒にならないために
以上のテーマの内容で、ご紹介していきます。オムライスは、食中毒になるのか知りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
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目次
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オムライスの保存期間や方法
ケチャップライスをオムレツで包み込んだ、子供にも人気の料理であるオムライス。しかし、量を多く作ってしまい、食べきれずに余ってしまうことがありますよね。
では、オムライスはどうやって保存するのでしょうか。それでは、オムライスの保存期間や方法についてご紹介していきます。
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市販のもの
市販のオムライスは、常温で保存するのではなく冷蔵庫に入れましょう。冷蔵庫であれば、翌日までは保存可能です。ですが、翌日でも食べきれない場合は冷凍をしましょう。
冷凍方法は、簡単でオムライスの卵部分を先にラップにのせたあとに、ケチャップライスをのせます。その後、ラップで包むように丸めて冷凍庫に入れましょう。
もしくは、卵とケチャップライスをそれぞれ分けて、ラップに包むのもおすすめです。冷凍であれば、1週間ほど日持ちします。
手作りのもの
手作りしたオムライスの保存期間は、約1日です。そのため、作った次の日には食べ切るようにしましょう。また、保存する時は市販のものと同様に常温ではなく冷蔵庫に入れます。同様にオムライスは、冷凍が可能なのでラップに包んで入れましょう。
卵の焼き加減や材料によっても異なる
ですが、オムライスの保存方法は卵の焼き加減や材料によって異なる部分があります。卵は、半熟の方が好みであるなど人によって違いますよね。
しかし、オムライスを保存するときは、半熟のままであれば菌が繁殖する可能性があります。そのため、半熟オムライスを手作りした時は当日には必ず食べきりましょう。
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オムライスで食中毒に?
オムライスで食中毒を引き起こす可能性はあります。では、何が原因で起きるのでしょうか。
セレウス菌による食中毒
オムライスで食中毒を起こす原因は、セレウス菌によるものです。土壌細菌の一つであるセレウス菌は、自然だけでなく農作物などにも付着している場合があります。
また、セレウス菌は、主に嘔吐型と下痢型の2種類に分けられます。 (発症する症状は、後ほどご紹介していきます。)
セレウス菌は食品中に存在し熱に強い
食中毒の原因となる菌は、加熱すれば死滅することが多いですが、セレウス菌は違います。セレウス菌は、食品中に存在していますが、90度で60分熱を加えても死滅しません。
では、セレウス菌が付着した食品を食べるとどのような症状を起きるのでしょうか。
主な症状
セレウス菌の主な症状は、こちらです。
- 嘔吐
- 下痢
- 腹痛
- 吐き気
セレウス菌の潜伏期間は、約30分から5時間です。オムライスを食べて嘔吐や下痢などの症状が、起きた時は安静にするか、時間経過しても治まらない時は病院へ行きましょう。
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食中毒にならないために
食中毒にならないためには、このようなことに気をつけましょう。
- 一度に作りすぎない
- 小分けにして適切な保存方法をとる
オムライスに限らず、他の料理でも時期や保存の仕方によっては、食中毒を起こす可能性はあります。今後とも美味しくご飯を食べるためにも、今からご紹介する内容には注意をしましょう。
一度に作りすぎない
オムライスで食中毒を起こさないためには、一度に作り過ぎないようにしましょう。作り過ぎてしまっては、食べきれずに余ってしまい食中毒菌を繁殖させる原因になります。
オムライスを作るときは、余るくらいに量をたくさんせずに、自分が食べる量で調節をしましょう。
小分けして適切な保存を
ですが、量を調節したとしても余ってしまった時は、小分けにして保存をしましょう。小分けにして冷凍保存をしておけば、再冷凍せずに一度に使いたい分だけ使用することができます。
また、冷凍する時は、ジップロックなどの保存袋に入れて平らにして入れましょう。
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まとめ
オムライスを食べて食中毒が起きる時は、セレウス菌が原因です。 今回の記事内容で説明したことをまとめますね。
この記事をまとめると
- オムライスを保存する時は、市販や手作りに限らず常温ではなく、冷蔵︎︎︎︎もしくは冷凍庫に入れる
- 冷蔵庫であれば、翌日まで持つ一方で冷凍の場合は、1週間程度日持ちするが卵の焼き具合などによっても違う
- オムライスは、食中毒を引き起こす可能性があるが、原因はセレウス菌によるものである
- 食品の中に存在するセレウス菌は、食べると下痢や嘔吐などの症状を引き起こし、潜伏期間は約30分~5時間にも及ぶ
- 食中毒を起こさないためにも、オムライスを保存する時は小分けにして容器に入れる
万が一、オムライスを食べて下痢などの症状が起きた時は、体をゆっくり休めることが大切です。ですが、時間が経っても治らない時は、無理をせずに病院へ行きましょう。
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