オリーブは、そのまま食べたりオイルに加工されている体に良いものとして知られていますが、食べ過ぎると良くないものなのでしょうか?
体への効果と、食べ過ぎた時に起こり得る症状について着目しました。今回は、
- オリーブの効果
- 食べ過ぎは体に悪い?
- 1日の摂取目安量は?
こちらのテーマについて紹介いたします。
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オリーブの主な4つの栄養素と効果
オリーブオイルには脂質、ビタミンE、ビタミンK、オレイン酸、ポリフェノールなどの栄養成分を含んでいます。
もちろん100%オイルなのでカロリーとしては高いですが、一般的なサラダ油と違ってオレイン酸が悪玉コレステロールを減らし、生活習慣病予防になるので積極的に使いたいオイルです。
- 脂質:脂質は、1gあたり9kcalのエネルギーを生み出す三大栄養素の中での一番のエネルギー源です。人間の体内では、取り入れた糖質をグリコーゲンとして保存するだけではなくて脂質にすることで、生体維持に必要なエネルギーが無く
- ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
- ビタミンK:ビタミンKは、骨の形成に関わり、ビタミンDとともにカルシウムを取り込むことを助けます。加えて、体内の傷を治すプロトロンビンの働きを助けるため、血小板が傷を塞ぐ働きを助けるビタミンです。不足すると、傷の治りが遅くなります。
- オレイン酸:オレイン酸は、生活習慣予防の効果が高く、血管内の環境改善効果が高い脂肪酸です。悪玉コレステロールの量を減らし、出来た過酸化脂質の量を減らすことで、血管壁へのプラーク生成を抑制します。結果として、動脈硬化や心疾患の予防に役立つ栄養素です。
妊娠中にもおすすめ!
オリーブは、妊娠中にもオススメの食材です!その理由は、オリーブオイルに含まれる“ビタミンE”や、“βカロテン“、“鉄分“があります。
詳しくはこの記事をチェック!
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オリーブの食べ過ぎは体に悪い?
オリーブは体に良い様々な効果があることはわかりましたが、毎日食べたり、食べ過ぎると他にどんな影響があるのでしょうか?
- むくみ
- 肥満
- 高血圧
- 下痢・腹痛
オリーブは、商品によっては味付けのための塩分が多く含まれています。塩分の摂り過ぎは高血圧の原因となり、高血圧状態が続くことで動脈硬化や脳梗塞といった生活習慣病を引き起こします。
また、塩分を過剰に摂取すると、肝臓や腎臓に大きな負担がかかります。食べ過ぎると消化不良を起こして下痢や腹痛を引き起こすこともあります。
塩分過多が心配な方は、「無塩タイプ」のオリーブを選ぶようにしましょう。選び方に注意することで、体に負担なく食べることができますよ。
詳しくはこの記事をチェック!
1日の摂取量は?
オリーブを毎日食べる場合は、1日に10個までが目安となります。オリーブオイルとして摂取する場合は、大さじ約4杯が目安です。
サラダにかけたり、加熱料理など、オリーブオイルの用途は様々なので色々なバリエーションを楽しんでみましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- オリーブには良質な脂質が含まれているので体にいい!
- 食べ過ぎは肥満、塩分の摂り過ぎ、腹痛になることも
- 1日あたりの摂取量は10個 / オイルは大さじ4杯ほど
オリーブには体に良い成分が沢山入っていますが、食べ過ぎると塩分の摂りすぎや、オイルであれば脂質の摂りすぎとなります。
適量であれば体に悪いことはないので、1日あたりの目安量程度に食事に取り入れるようにしましょう!
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