お好み焼きは地域で具材が変わり、少しずつ味わいもことなって楽しいメニューですよね。でも、ある日お好み焼きを食べたらなんだか蕁麻疹が出た…アレルギー?と心配になった経験が有る人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、
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お好み焼きでアレルギーになる原因の具材について
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粉類の保管の仕方でアレルギーの可能性が出る
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ソースでアレルギーになる?
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目次
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お好み焼きの材料や作り方
お好み焼きは地域でも少しずつ具材や作り方が異なります。それぞれの一般的な具材や作り方の特徴についてご紹介しましょう。
材料
一般的に、関東でお好み焼きと呼ばれるのは「関西風お好み焼き」のことです。お好み焼きには大きく分けて「広島風お好み焼き」と「関西風お好み焼き」があり、その中でも地域によって具材や焼き方が少しずつ異なります。
関西風お好み焼きも地域によって具材が多少異なりますが、一般的によく食べられているお好み焼きの具材をご紹介します。
材料
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キャベツ
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豚肉
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薄力粉
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だし汁
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(あれば長芋)
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紅ショウガ
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天かす
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ソース
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マヨネーズ
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青のり
薄力粉と出汁を用意するのが大変だという場合は、スーパーには水で溶くだけでできる便利な「お好み焼き粉」も売っていますよ。お好み焼きは薄力粉だけでもできますが、出汁を入れると風味がよくなります。
広島風お好み焼きは上記の具材の他に麺や卵が入っていることが特徴です。また、使われるソースも、関西風は辛口、広島風は甘口のものが使われることが多いですね。
作り方
お好み焼きの作り方は地域やご家庭によっても多種多様。どれがスタンダードなのかという決まりはないですが、作り方の一例をご紹介しましょう。
- 薄力粉と出汁を合わせる
- キャベツをざく切りにし、長芋をすりおろす
- キャベツ・長芋・天かす等の具材を生地に混ぜる
- サラダ油をしいた鉄板に流す
- 豚肉の薄切りを生地の上に乗せる
- ひっくり返して両面よく焼き、ソース・マヨネーズ・青のりをかける
- 薄力粉と出汁を合わせる
- キャベツをざく切りにし、長芋をすりおろす
- キャベツ・長芋・天かす等の具材を生地に混ぜる
- サラダ油をしいた鉄板に流す
- 豚肉の薄切りを生地の上に乗せる
- 鉄板の開いているところで麺を焼く
- ひっくり返して焼き、鉄板の開いているところに溶き卵を流し、焼く
- 麺の上にお好み焼きを乗せ、その上に卵を乗せてソース・マヨネーズ・青のりなどをかける
焼き方や具材は地域によって異なる
ご紹介した焼き方や具材はほんの一例ですので、他の地域のお好み焼きもご紹介しましょう。
- モダン焼き:麺と卵が入っている。生地の上に麺を乗せて焼くのが広島風との違い
- ネギ焼き:キャベツではなくネギが入っている
- ぼっかけ焼き:牛筋とこんにゃくの煮物である「ぼっかけ」が入っている
- 府中焼き:具材にミンチ肉が使われ、カリカリに焼く
- 庄原焼き:ポン酢で食べる
- 三原焼き:鶏のモツが入っている
- 竹原焼き:日本酒や酒粕が入っている
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アレルギーに注意
お好み焼きを食べたら蕁麻疹になった…と言う人は、お好み焼きに使われている何かしらの具材にアレルギー反応している可能性があります。考えられるアレルゲンに関して解説していきます。
お好み焼き粉
お好み焼きに使われる粉がアレルゲンである可能性は次の二通りです。
- 小麦粉アレルギーの可能性
- パンケーキ症候群の可能性
- 卵が入っている可能性
お好み焼き粉は小麦粉が使われている場合が多いです。また、「パンケーキ症候群」といって、開封した後に粉類に入り込んだダニを食べてしまうことによってアレルギー症状やアナフィラキシーショックを引き起こすことも考えられます。
さらに、お好み焼き粉に卵や卵由来の原料が入っている可能性もありますので、卵アレルギーの人は注意しましょう。
山芋や海鮮
お好み焼きに使われている長芋や海鮮がアレルゲンであることも考えられます。お好み焼きには桜えびを使用する作り方も多いので、甲殻類アレルギーの人は注意しましょう。
ソース
お好み焼きに使用されるソースは、たくさんの野菜や果物を煮詰めて作ります。市販のソースには原料の記載がありますが、お店で食べる時などは何が入っているのかわからないこともありますので注意しましょう。
ソースによるアレルギーが心配な人はポン酢や醤油で食べることをおすすめします。
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安全なお好み焼きを作る
食物アレルギーの人にとって、アレルゲンの摂取は生死にかかわる大変危険な行為ですよね。安全にお好み焼きを食べるために気を付けたいポイントをご紹介します。
粉の保存でダニの混入に注意
粉類はダニが混入しやすい食品です。保管仕方に気を付けましょう。
- 密閉容器に入れる
- 直射日光を避け風通しの良い場所に保管するか、冷蔵庫で保管する
材料を確認する
アレルゲンとなる材料を食べてしまわないように、しっかりチェックすることも大切です。
- お店で食べる時は、店員にアレルギーがあることを伝えておく
- ソースやお好み焼き粉の原料をチェックする
ソースにも注意
お店で食べる場合、ソースに何が入っているのかわからないことがあります。さらに、自分でソースを刷毛で塗るお店の場合は、アレルゲンとなる食品がソースの中に混入している可能性もあるので注意しましょう。
心配な人は、自分が食べられるソースを持参する、醤油やポン酢で食べるメニューを選ぶといいですよ。
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まとめ
お好み焼きは地域によって具材や作り方も異なり、アレルゲンの特定をするのが難しいメニューです。食物アレルギーで深刻な症状を出さないためにも、日ごろから自分で気を付ける必要がありますね。ご家庭で作るときはもちろん、お店で食べる時も、具材やソースの原料をしっかりチェックするようにしましょう。