「おから蒸しパン」ってどんな食べ物か知っていますか?ダイエット中の方なら一度は耳にしたことがあるかもしれません。
「おから蒸しパン」はその名の通り「おから」を使って作る蒸しパンのことです。
「おから」は豆腐を作るときに大豆から豆乳を絞った「残りカス」の部分なのですが、元が大豆なので食物繊維やタンパク質が豊富なのでダイエット食品として注目されています。
「ダイエットに向いている食材なのに太るってどういうこと?」
「おから蒸しパンを食べているのに痩せない・太ってしまった!」
という声もあがっているようですが、何が原因なのでしょうか。この記事では
- おから蒸しパンとはどんな食べ物?
- おから蒸しパンは毎日食べると太る?
- おから蒸しパンの食べ過ぎは体に悪い?
という内容について解説していきます。おから蒸しパンでダイエットを成功させたい方は必見です!
スポンサードリンク
目次
|
|
おから蒸しパンとはどんな食べ物?
おから蒸しパンは、おからに砂糖やベーキングパウダー、卵などを加えて作る蒸しパンです。小麦粉で作る蒸しパンに比べると
- 糖質が低い
- 食物繊維・タンパク質が豊富
- お腹に溜まりやすい
どんな味?まずい?美味しい?
おから蒸しパンの味ですが、おからや豆腐が大の苦手という方でなければ、至って普通の蒸しパンの味です。
筆者もダイエット中に作ってみたことがあるのですが、普通の蒸しパンに比べるとパサつく感じがあります。まずいと思った方はアレンジ方法も色々と紹介されているので試してみるのをおすすめします!
ここでは、簡単におから蒸しパンのアレンジ法を紹介します。
- ココアパウダーを入れてチョコ蒸しパン風
- 紅茶のティーバックを使って紅茶シフォン風
- チーズを入れてチーズ蒸しパン風
栄養成分
おから蒸しパンに使われているおからにはさまざまな栄養素が含まれています。
- レシチン:脳細胞の構成物質。精神を安定化させ、集中力や記憶力を高める効果があると期待されている栄養素です。
- サポニン:コレステロールを下げたり、脂肪を除去するはたらきがあります。免疫力の強化にも関わる栄養素の1つといわれています。
- イソフラボン:女性ホルモンに似たはたらきがあるといわれ、肌の弾力や細胞の新陳代謝を高めるなど女性からの支持が厚い栄養素です。
かといって摂りすぎは良くありません。必要以上に栄養素を摂りすぎると吐き気や腹痛・ホルモンバランスの異常などを引き起こすこともあります。
体に異変を感じたら、すぐに食べるのをやめ医療機関に受診してください。
スポンサードリンク
おから蒸しパンは毎日食べると太る?
ここまでおから蒸しパンについてダイエットに向いた食品だと紹介してきました。ここからは、おから蒸しパンが太るといわれている原因について解説していきたいと思います。
カロリー・糖質量
おから蒸しカロリーや糖質量がこちらです。糖質0の甘味料を使ったとすると
タンパク質:3.7g
脂質:5.5g
炭水化物:4.5g(糖質:1.2g 食物繊維:3.3g)
食塩:0.1g
となっています。
糖質が少なく、タンパク質が豊富なことがよく分かりますね。
ただ、どんなにカロリーが低い食べ物も食べ過ぎれば太ります。
体重が増える原因は、摂取カロリー>消費カロリーだからです。運動してもいないのに、おから蒸しパンを食べすぎてしまうとカロリーオーバーになります。
おすすめの食べ方として、
- 主食(白米やパン)の代わりにおから蒸しパンい置き換える
- おやつの代わりにおから蒸しパンにする
- 小麦粉の代わりにおからパウダーを使う
ダイエット効果は?
普段の主食をおから蒸しパンに置き換えることで、自然と糖質が制限されダイエット効果が期待できます。
また、糖質が多い食べ物に比べて、おからはタンパク質が豊富なため、腹持ちも良いので、間食を減らす効果もあるといえるでしょう。
おからは水分をよく吸収します。そのため、おから蒸しパンを食べるときは多めに水分を摂ると、お腹で膨らみ満腹感が得られやすくなります。
食べるのは朝・夜どっちがいい?
おから蒸しパンを食べるのに朝か夜かどっちがいいかはありません。ただ、寝る2〜3時間前に食事をすると寝ている間に脂肪として蓄えられしまう可能性があります。
睡眠中は体の疲れを回復する時間なので、消化にエネルギーを取られてしまうのも良くありません。夜中に間食がどうしても食べたいときにおから蒸しパンを食べるのは良いと思いますが、あまり勧められません。
スポンサードリンク
おから蒸しパンの食べ過ぎは体に悪い?
おから蒸しパンを食べすぎてしまうと、体に悪いのでしょうか。
腹痛
おからには食物繊維が多く含まれていますが、その中でも不溶性食物繊維は水を含むと膨張する性質があります。しかも、消化にとても時間がかかるため、一度に大量に摂りすぎると胃や腸が圧迫され腹痛を起こします。
おからパウダーを使ったケーキを食べすぎて胃に穴が空いてしまったという事件もあるので、食べ過ぎには注意が必要です。
下痢
おからの食物繊維やタンパク質は消化に時間がかかります。適量なら問題ありませんが、食べすぎると腸に負担がかかり下痢を起こすことがあります。
便秘
おからに多く含まれる不溶性食物繊維ですが、水分をよく吸う性質のため腸内の水分を吸ってしまって便が硬くなってしまう可能性があります。
十分な水分を摂っていれば、こういった心配はありませんが
- 元々便秘体質の方
- 水分を普段あまり摂らない方
気持ち悪い
おから蒸しパンを食べすぎると気持ち悪くなることもあります。それは膨らんだ食物繊維によって胃や腸が圧迫されるためです。食物繊維やタンパク質は消化が遅いため、食べ過ぎは胃もたれなど不快な症状を引き起こすこともあります。
1日の摂取量目安
食物繊維の摂取量目安は男性で20g以上、女性で18g以上とされています。おからには、100gあたり約43gの食物繊維が含まれるので1日の摂取量目安は30〜40gとなります。
まとめ
ここまでおから蒸しパンについて解説してきましたがいかがだったでしょうか。
この記事をまとめると
- おから蒸しパンとはおからを使った蒸しパン
- おから蒸しパンは低糖質で食物繊維やタンパク質が豊富
- おから蒸しパンは主食との置き換えでダイエット効果あり
- おから蒸しパンの食べ過ぎは腹痛・下痢便秘などの原因となるので注意する
- おからの1日の摂取量目安は30〜40g
おから蒸しパンダイエットは成功者も多いダイエット方法です。正しい知識を持ってダイエットに取り組んでいきましょう!
スポンサードリンク