おからで便秘・おなら・腹痛に!お通じがよくなる食品も食べ過ぎには気を付けて!

おからは食物繊維が豊富に含まれています。そのため、お通じを良くしようと食べている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?今回は、

  • おからの食物繊維の種類
  • おからを食べるメリット・デメリット
  • おからの効果

これらのテーマについて紹介いたします。

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おからで便秘になる?

おからで便秘が改善すると言われるのを知っていますか?それは、食物繊維が豊富だからです。ただ、食物繊維には、不溶性食物繊維水溶性食物繊維の2種類があります。

  • 不溶性食物繊維は、消化されずに腸を掃除してくれます。
  • 水溶性食物繊維は、善玉菌の働きを助け、腸内環境を整えてくれます。
 おからに含まれる食物繊維は、不溶性食物繊維 になります。便秘改善の効果は期待できますが、大量に摂取することによってお腹に便が溜まりやすくなります。その結果、便が出づらくなる可能性があります。

おならや腹痛の原因にも?

不溶性食物繊維は、摂りすぎてしまうとおならや腹痛の原因になることがあります。不溶性食物繊維は、ガスを発生するため、お腹の中で膨張してしまいます。それがおならや腹痛に繋がってしまいます。

食べ過ぎに注意

便秘のため、食物繊維を意識して摂っているのに、お腹が張るという方は不溶性食物繊維の食べすぎが原因の可能性があります。

食物繊維を意識して摂るときは、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維なのかを意識して摂っていくことが重要です。

  • 【水溶性食物繊維】:イモ類、果物類、海藻類
  • 【不溶性食物繊維】:野菜類、雑穀、豆類、キノコ類、イモ類

食物繊維を摂っているのに、便が出づらいと感じる方は水溶性食物繊維を多くとるようにしていきましょう。

おからパウダーでも便秘になる?

おからパウダーでも不溶性食物繊維に変わりはないので便秘になります。個人差があるので様子を見ながら量を減らしたり増やしたりすることがおすすめです。

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おからは便通に良いんじゃないの?

おからの栄養は?

おからは大豆から豆腐を製造する過程で、豆乳を絞った際に残るカスのことです。そのため、たんぱく質や食物繊維、マグネシウム、カルシウム、ビタミンB2などの栄養素が多く含まれます。

三大栄養素であるたんぱく質、脂質、炭水化物がまんべんなく含まれており、バランスの良い食材といえます。

便通に効果は?

食物繊維が豊富に含まれている為、便通効果は期待できます。ただ摂りすぎてしまうと腹痛や便秘の悪化などの原因にもなります。

おからヨーグルトがおすすめ

ダイエットにおからヨーグルトがおすすめです。おからヨーグルトは、おからパウダーをヨーグルトに混ぜたものです。

おからヨーグルトは血流をよくしてくれ、代謝を上げてくれます。また、痩せ菌や痩せホルモンと言われる「アディポネクチン」を増やしてくれます。ヨーグルトの短鎖脂肪酸と、おからの食物繊維の相性が良いので最強コンビです。

おからパウダーと大豆粉ときな粉の違いは?

おからパウダーは、豆腐を作る過程で出るカスを乾燥させたものです。一方で大豆粉は大豆を粉末にしたもの、きな粉は大豆を焙煎して精製したものになります。

おからパウダーときな粉は精製過程で加熱しているため、そのまま食べられますが、大豆粉は加熱が必要です。おからと大豆粉、きな粉の栄養成分の違いについては、大豆粉のたんぱく質と糖質が最も多く、次にきな粉で、最も少ないのがおからパウダーとなっています。

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おからの食べ過ぎは他にどんな弊害が?

生理への影響は?

おからには、大豆イソフラボンが含まれています。それは女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きをするため、生理痛の緩和が期待できます。

しかし摂りすぎには注意が必要です。なぜなら、 大豆イソフラボンの過剰摂取は子宮内膜症や乳がんなどの発症と再発リスクを高める ことがわかってきています。

大豆イソフラボンに注意が必要な食品は?

大豆イソフラボンは、豆腐や納豆、おから、みそなど大豆製品に含まれています。日本の伝統的な大豆食品についてはバランスよく摂っていきたいところです。また、大豆イソフラボンを関与成分とする特定保健用食品の過剰摂取による大豆イソフラボンの摂りすぎには注意が必要です。

カロリーが高いけど大丈夫?

おからは、たんぱく質が多く含まれています。ご飯と比較するとカロリーは低くなりますが、カロリーは高いです。

しかし、栄養価が高く、食物繊維が豊富に含まれているため、腹持ちが良く、脂肪になりづらい食材です。健康を気にしている方や体重が気になる方におすすめになります。

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まとめ

この記事をまとめると

  • おからは栄養価が高く、食物繊維が豊富
  • 摂りすぎるとガスを発生し、腹痛や便秘になる可能性がある

食物繊維を摂っているのに便秘が改善しないという方は、水溶性食物繊維を意識して摂っていきましょう。

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