おからの1日の摂取量はどれくらい?食べ過ぎ腹痛・下痢・便秘に!

おからはサラダや和え物にして食べられる食品ですが、ダイエット効果があるものとしても注目されています。食べ過ぎるとお腹のトラブルの原因にもなりますが、1日にどれくらいが目安量なのでしょうか?今回は、

  • おからに含まれる栄養と効果
  • 1日の摂取量はどれくらいがいい?
  • 食べ過ぎで下痢・便秘・腹痛に?

これらのテーマについて紹介いたします。

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おからとはどんな食べ物?

“おから”は、大豆から豆腐を製造する過程で豆乳を絞った際に残る「かす」のことです。食物繊維を豊富に含みます。大豆から豆乳を搾った後に残るガラのため、値段はごく安価で庶民的な食品です。

日持ちしないため豆腐屋が無料で分け与えたり、捨てたりすることが多いそうです。「おから」は絞りかすの意味で茶殻の「がら」などと同義語「から」の丁寧語の「御」をつけた女房言葉の一つです。

食べ方

おからは、そのまま食べてもあまり美味しいものではありません。代表的な食べ方には、和え物やサラダ・煮物があります。また、蒸しパンやクッキーなどスイーツにアレンジすることもできます。

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おからの栄養成分と効果

栄養

おからは、食物繊維タンパク質・カルシウム・ビタミンB2など栄養成分がバランスよく含まれています。その栄養価の高さから「スーパーフード」と言われることもあります。

  • たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
  • ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
  • カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。

効果・効能

おからに含まれる豊富な食物繊維は、腸内環境をよくして便秘を解消する効果があります。

効果効能
  • 便秘解消
  • 美肌効果
  • エネルギー源となる

おからの1日の摂取量はどれくらいがいい?

おからによる効果を効率的に得るには、継続的に食べる必要があります。1日あたりの摂取量目安ですが、 生おからの状態で50gが適量 と言われています。

食べ過ぎても効果が増えるわけではなく、副作用が起こる可能性があります。では、一体どんな影響が出ることがあるのでしょうか? 

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おからの食べ過ぎで腹痛・下痢に?

おからには食物繊維が豊富に含まれているため、食べ過ぎると腹痛や下痢の原因となることがあります。

おからの副作用
  • 腹痛・胃痛
  • 下痢
  • お腹が張る
  • 苦しい
  • 便利

おからを摂りすぎると消化不良を起こして、お腹が張ったり胃痛となったりすることがあります。また、お腹の中で食物繊維が水分を吸収するため、膨らんで苦しいと感じることもあります。 おからそのものには副作用となる成分は含まれていないので、食べ過ぎなければOK です。

また、食物繊維は摂り過ぎると便秘になることもあります。1日50g程度の適量であれば副作用は出にくくなるので、摂取量は守るようにしましょう。

ダイエット効果は?

“おからはダイエットに効果的かどうか”ですが、「おからの置き換えダイエット」は存在します。おからには食物繊維が豊富に含まれているため、腹持ちが良いのがメリットの1つです。腹持ちが良いと食べ過ぎを防止できたり、食物繊維による便秘解消でお腹スッキリ効果も期待できます。

おからをダイエットに活かすには、サラダや煮物などヘルシーな食べ方がオススメです。おからクッキーなどお菓子にアレンジしたものには砂糖も含まれているため、ダイエット中に食べると糖分の摂りすぎになるので要注意です。

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まとめ

この記事をまとめると

  • おからの1日の摂取量は生おからの状態で50gが目安
  • 毎日食べる効果には、整腸作用・美肌効果などがある
  • 食べ過ぎは下痢・便秘・腹痛の原因となるので注意
  • おからは腹持ちが良いのでダイエットに効果的!

おからは体に良い食品ですが、食べ過ぎると腹痛や下痢といったトラブルの原因になり得ます。1日あたり50gが適量なので、摂取量を目安に継続してとってみましょう。

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