近年、健康食品として注目をされている「おから」を使ってお好み焼きを作れるのをご存知でしたか?おからパウダーを使うことで、小麦粉を使うよりもヘルシーに作れる。ということもあって、人気が高まっています。
しかし、おからパウダーを使ってお好み焼きを作る際に、誰もが直面する問題があります。それは「パサパサになって美味しくない」というとこです。おからパウダーは大豆から作られているので、どうしてもパサパサになりがちなんですよね。
でも実は!おからパウダーのお好み焼きふわふわに作る方法があるんです!そこで今回の記事では、おからパウダーのお好み焼きを始めて作る方でも、ふわふわに仕上げる方法をご紹介します。
- おからパウダーで作るお好み焼きとは
- おからパウダーのお好み焼きはパサパサしやすい
- おからパウダーで作るふわふわお好み焼きの作り方
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目次
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おからパウダーで作るお好み焼きとは
「そもそも、おからパウダーとは何?」そんな方に向けて、簡単におからパウダーについてご紹介します。
おからパウダーとは、豆腐や豆乳を作る際に残った大豆の絞りかすである「おから」を乾燥させたものです。おからは栄養価が非常に高く、特に食物繊維やタンパク質が豊富で健康食品として注目されています。
このおからパウダーを使って、お好み焼きを作ることで小麦粉を使うよりも、ヘルシーなお好み焼きを作ることができます。
粉類をおからパウダーに変えるだけ
おからパウダーのお好み焼きと一般的なお好み焼きの大きな違いは「使われる粉」です。名前の通りですが、おからパウダーのお好み焼きは、小麦粉の代わりにおからパウダーをメインにして作られます。
グルテンが気になる人でも食べられる
おからパウダーのメリットは「グルテンフリー」であるということです。
グルテンとは?
小麦粉に含まれている「グルテニン」と「グリアジン」という2種類のタンパク質をこねることで絡み合って「グルテン」に変化する。
グルテンは美味しさのもとであるのに対し、健康に対して悪影響をもたらす可能性もたくさんあります。しかし、 おからパウダーはグルテンフリーなので、グルテンが気になる方でも安心して食べることができるのです!
糖質が抑えられる
おからパウダーはダイエット食品としても人気です。なぜなら、おからパウダーには糖質が少なく食物繊維が多いため、太りにくいからです。
参考までに100gあたりの小麦粉とおからパウダーの糖質量を比較してみました。
食品名 | 糖質量(100g) |
おからパウダー | 8.7g |
小麦粉 | 80g |
ご覧の通り、おからパウダーは小麦粉に比べて低糖質であるということがお分かりいただけるかと思います。そのため、おからパウダーのお好み焼きは、ダイエット中でも食べれるお好み焼きとして注目されているんですね。
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おからパウダーのお好み焼きはパサパサしやすい
おからパウダーは、小麦粉に比べてパサパサしやすい。というデメリットがあります。それもそのはず、おからパウダーは大豆が原材料のため、どうしてもパサつきやすい傾向にあるのです。
しかし、ある工夫を加えることで、ふわふわのお好み焼きに仕上げることができるんですよ。ここでは、おからパウダーのお好み焼きがパサパサになる原因とその解決方法についてご紹介します。
おからパウダーには粘りがない
おからパウダーは、小麦粉に比べると粘り気がありません。そのため、生地が上手く固まらずにパサパサになってしまうのです。
つなぎをしっかりいれること
おからパウダーに粘り気を出すためには「つなぎをしっかりといれる」という作業が重要です。つなぎとして使える食材としてあげられるのが「卵・長芋」があります。それらの食材を使うことで、粘り気のある生地を作れますよ。
卵と長芋を多めに入れる
卵と長芋を多めに入れることで、よりフワフワ感を強めることができます。また、卵を溶く時に空気を入れながらしっかりと溶くことで、よりフワッとしたお好み焼きに仕上げれますよ。
蓋をしてしっかりと蒸し焼きにするとふわふわに
おからパウダーを焼く際に、蓋をして蒸し焼きにすることで、しっとりとした食感のお好み焼きに仕上げることができます。
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おからパウダーで作るふわふわお好み焼の作り方
おからパウダーで作るフワフワのお好み焼きの作り方についてご紹介します。誰でも簡単に作れるので、ぜひ挑戦してみて下さい!
材料
おからパウダーのお好み焼きに必要な材料は下記の通りです。
・おからパウダー
・豚薄切り肉
・長芋
・キャベツ
・塩胡椒
・卵
・水
作り方手順
作り方の手順は下記の通りです。
①おからパウダー、卵、水、入れてよくかき混ぜる
②(①)にすりおろした長芋、キャベツ、塩胡椒を入れてよくかき混ぜる
③フライパンに油をしいて中火になるまで温める
④温めたフライパンの上に、豚薄切り肉を2~3枚敷く
⑤豚肉に火が通ったらその上に②の生地を入れる
⑥蓋をして両面がこんがり焼けたら完成
ポイント
おからパウダーのお好み焼きを美味しく作るポイントは3つあります。
・おからパウダーは卵と水を混ぜたあとに入れたほうが混ざりやすい
・豚肉はこんがりとなるまで焼く
・蓋をして蒸し焼きにすることで、しっとりとした仕上がりに
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まとめ
今回の記事では「おからパウダーのお好み焼きはパサパサになりやすい?」について解説をしました。
最後にもう一度、本記事の要点を振り返っておきましょう。
この記事をまとめると
- おからパウダーは低糖質でダイエット食品としても使える
- 長芋や卵を多めに入れることで、パサパサ感を防げる
- 焼く際に蓋をして蒸し焼きにすることで、しっとりとした仕上がりに
いかがでしたでしょうか?おからパウダーのお好み焼きは、パサパサになりがちですが、本記事でご紹介した方法で作ることでフワフワの仕上がりに作ることができますよ!ぜひ挑戦してみて下さい。