おから200gは食べ過ぎ?体に悪い?生理不順・便秘・下痢になる?

皆さんもご存知のローカロリーフードのおからは、非常に使い勝手の良い食材でありながらも健康に良いとして有名ですよね。生のおからだけでなく、おからを乾燥させたおからパウダーをダイエットに取り入れる人も多く見かけるようになりました。

今回の記事ではおからってどのような食材なのか、おからに含まれる栄養素、食べ過ぎは体に悪いのか、おからの1日の摂取量について解説していきたいと思います。

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おからってどんな食材?

おからとは、豆腐や豆乳を作るときに残った大豆の絞りかすです。他の大豆製品と比較しても栄養満点であることで知られています。それでは、おからの栄養や効果・効能、カロリー量について解説します。

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おからの栄養

おからは女性に嬉しい栄養が豊富に詰まっている食材です。というのも、食物繊維やオリゴ糖、イソフラボンがたくさん含まれているためです。特に食物繊維の量は多く、ゴボウの約2倍も含まれています。

食物繊維やオリゴ糖は腸内環境を整えてくれ、イソフラボンにはアンチエイジング効果も。豊富な栄養素を手軽にたくさん摂れるおからは積極的に食事に取り入れたい食品と言えます。

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おからのもつ健康効果とは?

おからには「便秘改善」や「アンチエイジング効果」があります。これは、先述した通り、おからには食物繊維やオリゴ糖、イソフラボンが含まれているためです。

おからの食物繊維

おからに含まれる食物繊維は不溶性食物繊維で、便をかさ増しし、腸のぜん動運動を促してくれます。さらに、オリゴ糖は腸内で善玉菌を増やしてくれるので整腸作用も期待できるでしょう。

おからの大豆イソフラボン

イソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きをするので、肌のキメを細かくしてくれます。また、抗酸化作用もあり、老化を防げます。おからには肌をきれいにし、すっきりとした体を手に入れられる効果・効能があります。

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おからのカロリー量について

おからに含まれるカロリーは「生おから100gで111kcal、乾燥おから100gで421kcal」となっています。乾燥おからのほうがカロリーが高いのは、水分が抜けているためです。

同じ大豆製品である豆腐よりカロリーは高いですが、他の食品と比べると比較的低カロリーと言えます。

たとえば通常のハンバーグにおからを混ぜたおからハンバーグはひき肉だけのハンバーグに比べてかなりのカロリーカットにもなります。低カロリーで食物繊維も多いおからは、ダイエットにもぴったりの食品と言えます。

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おからの食べ過ぎは体に悪い?

ここまではおからの健康効果について解説してきました。次はおからを食べ過ぎてしまうと体にどのような影響があるのかについて解説していきたいと思います。非常に健康効果の高いおからですがじつは食べ過ぎると逆に体に悪い影響を与える可能性もあります。ひとつずつ確認していきましょう。

腹痛を引き起こす場合がある

おからを食べ過ぎると腹痛を引き起こす可能性があると言われています。おからには食物繊維が非常に多く含まれているので、摂りすぎてしまうと腸の動きが活発になりすぎて下痢になることがあるからです。

非常に塩梅が難しいのですが食物繊維は摂りすぎてしまうい腸に負担をかけてしまうのです。

便秘の引き金にも

おからを食べ過ぎると下痢になることもあれば便秘になってしまうこともあります。おからには不溶性食物繊維が豊富に含まれていますが、不溶性食物繊維は便のカサを増し、腸の動きを良くしてくれます。ただ腸の動きが良くなったとしても便のかさが増えすぎると腸内で便の動きが悪くなってしまい、便秘になってしまうのです。

こちらも適量であれば全く問題ありませんので、おからを食べて便秘がちになるようでしたら量を調節してみましょう。

女性ホルモンのバランスが崩れる

おからに含まれるイソフラボンの過剰摂取は女性ホルモンのバランスを崩してしまうということが分かっています。なぜならおからに含まれるイソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンの構造に似ているため、体が女性ホルモンと勘違いすることでバランスが崩れてしまいます。

ちなみにこちらも適量のおからであれば、むしろ女性ホルモンの効果をしっかりと発揮できるようになり肌がツルツルになったり生理痛を軽減したりなど素晴らしい効果もあります。

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一日の量はどれくらいまで?200gは摂りすぎ?

おからを1日に食べるなら「50g」までにしましょう。 このぐらいの量であれば体に大きな影響を与える可能性は低いと考えられています。ただし人によって感受性というのは異なりますので、50gでも便秘や下痢になってしまうこともあります。

おからを食べた後はしっかりと身体の変化を観察し、体の調子が悪くなっていないか、良くなっているかなどを見るようにしましょう。

ちなみにおから200gを1日で食べるという人もいますが、その場合おからの量が過剰摂取気味なのでできればその半分以下、やはり50g以下に抑えるようにしましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • おからとは豆腐や豆乳を作るときに残った大豆の絞りかすのことで非常に多くの栄養を持つ
  • 特に食物繊維と大豆イソフラボンが体によいと言われている
  • 身体に良い二つの成分は過剰摂取すると体に悪影響を与える可能性もある
  • おからは1日50gまでにしよう

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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