冬の寒い時期にぴったりのおでんは、体を温めるのにも定番の料理です。しかし、多くの食材を使用するため一回の食事で食べ切れずに余ってしまうことはありませんか。では、おでんはどのくらい日持ちする料理なのでしょうか。この記事では、
- おでんの日持ちはどれくらい?
- おでんの正しい保存方法
- おでんが余った時のアレンジレシピ
以上のテーマについて詳しく解説していきます。おでんを作るけれど、日持ちがするのか気になる方はぜひこの記事を最後まで読んでくださいね。
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目次
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おでんの日持ちはどれくらい?
はんぺんやちくわ・こんにゃくや大根など、多くの具材を長時間煮込んで作られる日本料理の一つであるおでん。具材を多く使う反面、食べ切れずに余ってしまったことがありませんか。では、おでんはどのくらい日持ちするのでしょうか。
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おでんの日持ち目安
おでんの日持ちの目安は、保存方法によって違います。冷蔵庫であれば、3日から1週間程度・冷凍庫であれば2週間を目安にしましょう。
しかし、おでんは様々な具材が使用されています。具材によっては、冷凍に向いていないものもあるので保存する時に注意が必要です。
おでんは腐りやすい?
また、おでんは腐りやすいです。鍋に一気に具材を入れて作られますが、一方で菌が繁殖しやすい環境も整っており常温のまま置いていると腐る可能性が高いです。
- 汁に小さい泡が浮いている
- 汁にとろみがある
- 白い色の膜がはっている
- 具材にカビが生えている
腐らせないためにも、食べ切れなかったおでんは冷蔵もしくは冷凍庫に入れましょう。
食中毒にも注意?
おでんは、食中毒にも注意する必要があります。特におでんは、ウェルシュ菌という食中毒の原因となる細菌が発生しやすいです。ウェルシュ菌は、熱に強いので加熱しても死滅せずにそのまま生存しています。
夏場は放置してはいけない
また、おでんに限らずですが夏場は、作った料理を常温のまま放置しないようにしましょう。先ほど説明した通りおでんは、腐りやすい料理です。夏場に放置したおでんは、腐るだけでなく食中毒になりやすいので、翌日に食べる時は必ず保存をしましょう。
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おでんの正しい保存方法
おでんを腐らせないためにも正しい保存方法についてご紹介します。
冷蔵保存
おでんを作る時は、基本的に冷蔵保存がおすすめです。冷蔵庫に入れた場合は、2日〜3日程度は日持ちします。また、汁のまま保存しても問題なく具材の食感が変わらずに美味しく食べられます。
冷凍できる?
また、おでんは冷凍可能な料理ですが使用している食材によって違います。冷凍に向かない定番のおでんの具材はこちらです。
- 大根
- こんにゃく
- 卵
以上の具材は、定番で使われやすいですが冷凍した場合は食感が代わり美味しくありません。冷凍した場合は、2週間程度は日持ちしますが保存に向かない具材を抜いてから冷凍庫へ入れましょう。
常温放置は絶対に駄目!
おでんを作る時は、常温で放置するのは絶対にやめましょう。鍋のまま常温放置した場合は、日持ちしないだけでなく細菌も繁殖しやすいので体に悪いです。
おでん以外の料理でも、鍋を使った料理であるロールキャベツなどは同様に常温放置が向いていません。自分の健康のためにも、余った時は常温保存はせずに冷蔵庫に入れましょう。
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おでんが余った時のアレンジレシピ
しかし、保存をした場合でも同じ味で飽きてしまうことがありますよね。そんな時は、思い切って別の料理にアレンジをしましょう!おでんが余った時のおすすめのアレンジレシピは、こちらです。
炊き込みご飯
一つ目は、炊き込みご飯です。おでんには、多くの具材が使用されているのでぴったりですよ。また、煮込んで作られるのでそれぞれの食材の旨味が汁になり美味しさが増します。
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おでんの残った具を食べやすい大きさに切ります。
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洗ったお米・おでんの残り汁を注ぎ、ご飯をたきます。
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炊き上がったご飯の上に残りの具材を上にのせて軽く混ぜたら完成です。
おでんの茶碗蒸し
二つ目は茶碗蒸しです。炊き込みご飯と同様に、味が染み込んでいるので調味料で味付けをしなくても美味しく出来上がります。
材料
- おでんの残り物(大根・ちくわなど):1個
- 残り物の煮汁:150ml
- 卵 :1個
- 小ねぎ :適量
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残り物のおでんの大根やちくわなどを小さめに切ります。
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ボウルに卵、おでんの煮汁を入れ、よく混ぜ合わせます。
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容器に切った具材を入れて、煮汁を入れて溶いた卵を茶漉しで漉しながら注ぎ、ラップをかけて固まるまで電子レンジに入れて5分程加熱します。
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その後、小ねぎをのせて完成です。
参考:cokpad おでんリメイク 旨味たっぷり茶碗蒸し
おでんカレー
三つ目は、おでんカレーです。カレーとおでんの組み合わせは、意外に感じますが実は相性が良い料理です。
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鍋に水とおでんのだし汁を1:1の比率で加えます。
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具材は一口大に切ったあと、鍋に加えて煮込み、ルーを入れて溶かしていきます。
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ルーが溶けたら、とろみがつくまで混ぜたら完成です。
参考:cookpad 残ったおでんをリメイク✤おでんカレー
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まとめ
この記事をまとめると
- おでんは、保存方法によって日持ちが変わってくる
- 冷蔵庫であれば3日程度・冷凍であれば2週間程度は日持ち可能
- しかし、常温で放置した場合は腐る可能性が高くなり食中毒菌も増殖しやすい
- おでんを保存する時は容器に移してから冷蔵庫もしくは冷凍に入れるが、具材によっては凍らせるのが向かないものもある
おでんは、長期間日持ちしない料理なので余ってしまい食べられない時は、別の料理にアレンジをして食べ切るようにしてくださいね。
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