おでんの牛すじは関西のおでんでは定番の具材ですよね。そんな牛すじですがおでんに入れてもなんだか硬くて柔らかく煮込むことができなくてがっかりしてしまうことが多くあります。
じっくりかけてゆっくり煮込めば柔らかくなる牛すじですが、おでんに牛すじを入れるタイミングがとても大切です。
今回の記事では、
- 牛すじが柔らかくないのはなぜ?
- 牛すじを入れるタイミングは?
- おすすめの柔らかくする方法!
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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おでんの牛すじが柔らかくならないのはなぜ?
牛すじが柔らかくならないのは入れるタイミングが間違っていることが多いです。おでんには様々な具材を入れると思いますが中には火が通りにくく味が染み込みにくい具材があります。
牛すじはとても味が染み込みやすくとろとろとしているので火が通りやすいと思われるかもしれませんが、実は全く真逆で味が染み込みにくく火が通りにくい食材なんですよ。
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牛すじは最初に入れる!
このことから考えると牛すじは最初に煮込み始めることが大切です。時間をかけてゆっくり煮込むによってグッと柔らかくなり味もしっかりと染み込んでくれるので理想的な牛すじになります。
おでんは一度煮汁を沸騰させる必要がありますが、それだけではなく沸騰させてから20分から30分以上は弱火でコトコト煮詰める必要があります。
牛すじは20分から30分程度では柔らかくなりませんので、牛すじなどのお肉を入れる場合は長めの3時間程度ゆっくりと弱火でコトコト煮込む必要があります。最初から入れておき、全ての時間をつかってゆっくりと加熱していくようにしましょう。
ちなみに牛すじと同じタイミングで入れると良い具材は大根やこんにゃくです。大根もこんにゃくも味が染み込みにくい具材になりますので、最初から入れてあげるようにしてください。
牛すじは下茹でする!
おでんに入れる牛すじは下茹でしておくことが大切です。下茹でする意味は大量に出るアクと脂を取り除くことだけではなく、牛すじの周りについているコラーゲンをしっかりとほぐし柔らかいゼラチン質に変化させるためになくてはならない工程です。
ちなみに牛すじを最初から塩分の多いだし汁で煮込んでしまうと牛すじの中から水分が奪われてしまう為固くなってしまうことがあります。
牛すじを下茹でする場合は通常のお湯で2回程度下茹ですることが大切です。具体的な方法としては1度目はアク抜きのために強火で15分程度茹でます。その後しっかりと流水で汚れを落とし2度目は弱火で1時間程度にゆでます。
牛すじだけ圧力鍋で加熱するのもOK!
下茹でしても牛すじがどうしても柔らかくならない場合は、圧力鍋にかけてみるのがおすすめです。
圧力をかけて加熱することによって中までしっかりと火が通りますので、とろとろの牛すじになりますよ!若干手間はかかりますが美味しい牛すじおでんを食べるにはもってこいの方法です!
- 圧力鍋の規定の水にお酒をプラスして30分程度加熱する
- 圧が下がったら蓋を開けて牛すじと煮汁に分ける
- 煮汁はしばらくすると上層部は灰汁と油、下層部にはゼラチンの層になるのでゼラチンだけ使う
- 牛すじをしっかりと流水で洗いおでん鍋に移す
- ゼラチンも一緒におでん鍋に入れる
この方法でとろとろの牛すじが完成しますよー!
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果物と一緒に漬け込んでおくのもアリ!
圧力が鍋がなかったり下茹でするのが面倒だという方は、果物の酵素を使って牛すじを柔らかくする方法があります。果物以外にもヨーグルトや薄切りにした玉ねぎでも代用することができますよ。
おすすめの果物はキウイフルーツかパイナップルです。ではどのように行うのかについて紹介していきますね。
- キウイフルーツかパイナップル、ヨーグルト、玉ねぎのいずれかを用意する
- 果物か野菜をざく切りにして厚手の袋に入れる、ヨーグルトを使うならこのタイミングに入れる
- 牛すじも一緒に入れてよく揉み込んで冷蔵庫で一晩置いておく
- 牛すじを取り出して軽く洗い、一度下茹でをしてアクを取り除いて流水で洗う
- おでん鍋に移す
この方法であれば圧力鍋を使わずとも簡単に柔らかい牛すじを作ることができますよ!玉ねぎやヨーグルトであればそこまで値段も高くはありませんので、どんなご家庭でも試すことができると思います!やってみてくださいね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 牛すじはおでんに入れるタイミングを間違えると硬いままになってしまう
- 下茹でしたり圧力鍋にかけると柔らかくなる
- キウイフルーツやパイナップル、ヨーグルトや玉ねぎなどを使う方法もある
- 手間はかかるが下処理することでよりおいしい牛スジになるので覚えておこう!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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