おでんの大根は冷凍すると味がしみやすくなる?冷凍方法や使い方は?

おでんの大根といえば味がしみしみで本当に美味しい食材ですよね!おでんに入れることで栄養価の高い大根を丸ごと食べることができます。そんな大根ですが実はおでんに入れる時に最初に入れておかないと味が全然読み込まなくて美味しい味しみ大根になってくれないって知っていましたか?

意外と味が全然染み込んでくれないので、出来上がったおでんで味が染み込んでいない大根にガッカリしてしまった人も少なくないはず。

今回の記事では、

  • 大根は冷凍した方がいいの?
  • 味が染みやすくなる理由は?
  • 冷凍方法
  • 大根の栄養は?
  • おでんに向いている大根の部位

これらについて解説していきたいと思います。

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おでんに入れる大根は冷凍した方がいいって本当!?

おでんに入れる大根は「冷凍」しておくことであっという間に味がしみしみの美味しい大根になるんですよ!ではなぜ大根を冷凍することで味が染みやすくなるのかについて解説していきます。

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冷凍するとなぜ味がしみる?

大根は冷凍することで大根の持つ細胞の細胞膜が壊れ、水分浸透率が高くなります。それだけでなく大根の内部に含まれている水分が冷凍されることで外側に出てくるので、スポンジのような状態になってくれます。

スポンジのような状態になった大根は味がしみやすいというのは皆さんも予想がつくと思います。冷凍することによって時短にもなりますので、おでんを作る前の大根は是非冷凍してみてください!

おでん用の大根冷凍方法

ではおでん用に大根を冷凍する方法を紹介していきます。

作り方レシピ
      1. 大根を5センチの厚さの輪切りにする

      2. 厚めに皮を剥いておく(皮はきんぴらなどに使えるので取っておく)

      3. さらに横半分に切る 

      4. ジッパー付きの袋に生のままいれて冷凍する(平らにいれることで素早く冷凍できます)

      5. 使用するときは凍ったまま煮汁の中に入れてOK!

このような手順で行えば簡単に大根を冷凍することができます。おでんに使うときは凍ったまま煮汁の中に入れてください。

大根を切った際に出てくる皮の部分は大根の皮のきんぴらにするととっても美味しく食べられますし、大根の皮はとても栄養価に優れているので優れているので捨てずに是非食べてくださいね!

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大根の栄養について

次は大根にはどんな栄養が含まれているのかについて紹介していきます。生の大根にはとても優秀な栄養素が含まれています。

生の大根に含まれる栄養素

ビタミンC

アミラーゼ(消化酵素)

イソチオシアネート

大根の葉っぱを捨ててしまう人も甥かと思いますが、実は大根の葉は栄養が豊富なんです!

大根の葉に含まれる栄養素

ビタミンA

ビタミン C

ビタミンK

葉酸

カルシウム

食物繊維

と、根の部分よりも栄養が豊富です。もしも大根の葉が付いた状態で購入することができたら、葉は捨てずに食べるようにしましょう。大根の葉はお味噌汁や炒め物にしたり、雑魚と一緒に炒めてふりかけにして食べてもおいしいです。

大根の健康効果

大根に含まれる「イソチオシアネート」という成分は、大根独特の辛味成分です。このイソチオシアネートは大根を切ったりすりおろしたりすると細胞が破壊されて生成される成分で、抗菌作用や血栓の予防効果、更にはガンの予防にも効果があるとされています。

ちなみに、大根の根の先端に行くほどイソチオシアネートは多く含まれます。先端の方が辛い、といわれるのはこのためなのです。

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おでんに使うとよい大根の部位は?

だいこんは加熱してしまうとどうしても栄養価は落ちてしまうのですが、水溶性のビタミンや消化酵素以外は栄養を残したまま調理することができます。ではおでんにつかう大根はどんな部位を使えば良いのかについて解説していきますね!

おでんに向いているのは大根の上の部分!

おでんに向いているのは大根の上の部分(葉に近い方)です。だいこんは下(根の部分)に近いほど繊維質で硬くなってしまうので食べにくくなってしまいます。

特に一番下の根っこの部分は煮物にしたとしてもかなり硬さが強く、おでんなどには雰囲気になっています。おでんの大根がすごく苦くて固くておいしくなかった!と言う声があるのはこの大根の下の部分を使ってしまっているのが原因です。

大根の下の部分はさらに煮込んでしまうと苦味に変わってしまうと言う特徴もあります。これをしっかり知っておかないとおでんがなんとなくイマイチなものになってしまいますので覚えておきましょう。 

下の部分の使い方

ではおでんに向かないと言われる下の部分はどのように使えば良いのでしょうか。おでんのようなだし汁の風味や香りを楽しむ料理では、苦味が引き立ってしまうと言われています。 

苦味の強い大根の下の部分を使うのであれば煮物は避けて炒め物などの濃い味をつけられる調理方法がおすすめです。大根おろしとして辛みを楽しむという方法にも向いていますので、うまく活用してみてくださいね! 

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • 大根は冷凍することで味が染みやすくなる
  • 冷凍する時は大根を適度な大きさにカットしてフリーザーバッグに入れるだけ
  • おでんに入れる時は冷凍のまま入れること
  • 大根は上の部分がおでんに向いている
  • 大根の下の部分は固いので大根おろしに向いている

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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