オーツミルクの開封後はどう保存すればいいの?腐るとどうなる?

今流行りのオーツミルク。大きなパックで売られていることがほとんどなので、「試しに買ってみたのはいいものの、意外と量が多くてなかなか飲み切れない・・・」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか?そこで今回は、

  • オーツミルクの開封後の賞味期限

  • オーツミルクの未開封・開封後の保存方法

  • オーツミルクが腐るとどんなふうになる?

という疑問を解決していきます。

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オーツミルクってどんな飲み物?

オーツ麦から作られたミルクの事

オーツミルクはオーツ麦(オートミール)から作られたミルクのことです。オーツ麦を挽いたものを水に浸したものをミキサーにかけ、濾して作ります。オーツミルクは豆乳やアーモンドミルクと同じ植物性のミルクで「第3のミルク」と言われています。

牛乳よりも食物繊維が多い

オーツミルクは牛乳と比べて食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維を取るメリットとして次のような効果が期待できます。

  • 腸内環境を整える
  • 便秘解消
  • 血中コレステロールを減らす、生活習慣病予防効果

オーツ麦に含まれる不溶性食物繊維は、保水性が高く、体内で水を吸収すると膨らむので腸を刺激して排便を促します。また、オーツ麦に含まれる水溶性食物繊維は、善玉菌のエサとなるので腸内環境を整える効果が期待できます。

さらに食物繊維にはコレステロールの吸収を阻害する作用がありますので、血中コレステロールを抑えることができます。牛乳よりも食物繊維が豊富なオーツミルクは生活習慣病の予防にも効果的な食材といえますね。

脂肪が少なく、ヘルシー

オーツミルクは植物性なので、牛乳と比べると低脂肪低カロリーなのも嬉しいポイントです。下の表にコップ一杯(200ml)の牛乳とオーツミルクのカロリーと脂質を比較してみました。

  カロリー 脂質
牛乳(200ml) 137kcal 7.8g
オーツミルク(200ml) 72Kcal 2.6g

比べてみるとオーツミルクはカロリー・脂質共に牛乳よりずっとヘルシーなことが分かりますね。さらに、オーツミルクは、カルシウムの吸収を助けるビタミンDも豊富な点も健康志向の人にはおススメです

オーツミルクには牛乳と同等のカルシウムが添加されている製品もあるので、効率よくカルシウムが摂れますよ。カルシウム入りのオーツミルクを食事に取り入れることで、ダイエット中に不足しがちなカルシウムを効率よく摂取できるのでとてもおススメです。

乳糖不耐症や乳アレルギーの人でも飲める

乳糖は牛乳などの哺乳類の乳に含まれる成分で、人間の体内に取り込まれるとラクターゼという酵素が分解して消化吸収します。「乳糖不耐症」の人は、このラクターゼという酵素の働きが鈍いために、乳糖を分解できず下痢やお腹を壊してしまうのです。

そこで、「牛乳を飲むとお腹を壊してしまう・・・」という人には、オーツミルクはとてもおススメです。なぜなら、オーツミルクは植物性なので乳糖は含まれないため、乳糖不耐症の人でも安心して飲むことができるからです。

さらに、乳アレルギーがある人もオーツミルクであれば飲めますので、カフェオレや料理などで、牛乳の代わりに飲むことができます。オーツミルクは豆乳よりもクセが無く、ほんのりと甘みがあってクリーミーなので、豆乳よりも牛乳に近い味わいです。ぜひ試してみてくださいね!

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オーツミルクの賞味期限は?

保存・日持ち

保存期間

オーツミルクの賞味期限はメーカーによって異なります。できれば購入前に飲み切れるかチェックしてから購入するようにしましょう。オーツミルクをオートミールから手作りした場合の賞味期限は、保存料が入っていないので2日以内に使い切る方が安心です。少し手間ではありますが、都度使う分だけ作るようにしましょう。

未開封時の保存方法

オーツミルクは常温保存で売られている場合が多いです。パックに書いてある保存方法に従うのが一番ですが、特に記載がない場合や、未開封で常温保存できる製品であっても、開封したら必ず冷蔵庫へ入れるようにしましょう。

開封後の保存方法

パックや瓶入りのオーツミルクは開封した瞬間に空気に触れるため、雑菌が繁殖しやすくなります。未開封の状態で常温保存ができる製品であっても、開封した場合は必ず冷蔵保存するようにしましょう。また、開封した場合には記載されている賞味期限に関係なく、3日ほどで使い切るようにした方が安心です。

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オーツミルクが腐るとどうなるの?

腐ると・・・

  • オーツミルクが腐ると次のような状態になります。
  • 変なにおいがする
  • 変な味がする
  • ドロドロになっている

このような状態になってしまった場合は、腐っている可能性が高いので飲まない方が安全です。オーツミルクは水分が多いので雑菌が繁殖しやすい環境ですので、開封後は必ず冷蔵庫で保管して、市販のものであれば2~3日、手作りでも作った日の翌日には飲み切るようにしましょう。

飲むのは危険?

見た目やにおいではオーツミルクが腐っていることに気が付かずに飲んでしまって、味が変だな、と感じる場合もあるかもしれません。酸っぱい味がしたり、変な味がする場合は飲むのをやめて、体調に変化がないか様子を観ましょう。

もしも下痢になった場合は、下痢止めは飲まないほうがいいです。体内から排出しきってしまった方が早く回復することがあるからです。しかし、ひどい腹痛や下痢が続くようでしたら、内科を受診しましょう。

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まとめ

いかがでしたか?健康にいいと今流行りのオーツミルクをダイエットなどの目的で買ったものの、意外と飲み切れそうにない・・・という人もいるかもしれませんね。ですが、開封してから何日もかけて飲むのは食中毒の恐れがあって危険です。今回の記事では、

この記事をまとめると

  • オーツミルクは2~3日で飲み切るほうがいい

  • 手作りの場合は翌日で使い切る量を作る

  • 開封後のオーツミルクは冷蔵保存する

ということをご紹介していきました。オーツミルクは豆乳やアーモンドミルクよりも牛乳に近いミルク感があり、クセも少ないので、そのままで飲み切る自信がない場合は牛乳の代わりにするといいかもしれませんね。カフェオレにしたり、クリームシチューにするのもおススメです。ぜひ試してみてくださいね!