糠漬け野菜におすすめなのはどんな種類?野菜別の栄養や効果も紹介します!

皆さんはぬか漬けを作ったことはありますか?発酵食品であるぬか漬けには、体に良い乳酸菌が豊富に含まれています。そんなぬか漬けを食べることで乳酸菌が腸内の環境をきれいに整えてくれるんですよ!腸内の環境は健康を保つために非常に重要で、便秘の解消だったり免疫力アップやがんの予防にもつながるといわれています。今回の記事ではぬか漬けに合う野菜とはどんなものがあるのかについて紹介してきます。

スポンサードリンク

きゅうり

ぬか漬けで一番メジャーだと思われるのがきゅうりです。きゅうりはたくさん水分を含んでいるので漬物と相性が良く様々な付け方があります。

きゅうりの栄養・効果

きゅうりにはビタミンCやカリウムが豊富に含まれています。カリウムには体からナトリウムを排泄する際に余分な水分も一緒に排出してくれる作用があるので、むくみが気になる人におすすめです。体温も一緒に排出してくれるので夏の暑い時期などには体を冷やす野菜としてとても効果的です!

カリウムって?
カリウムは、ナトリウムとともに、細胞の浸透圧(水分調節)を維持しているほか、酸素と二酸化炭素のバランスを整えたり、神経伝達の調節を行っています。そのほかにも心臓機能や筋肉の収縮をサポートしたり、腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制して、尿中への排泄を促進して、血圧を下げる働きがあります。尿の排出を促して体温を下げる効果もあるので、夏バテ防止にも一役かってくれる成分なのです。ただし過剰摂取にも注意が必要で、カリウムは大部分が尿中に排泄されますが、腎不全などで腎機能が低下するとカリウムがうまく排泄されなくなり、高カリウム血症になります。高カリウム血症になると、筋収縮が調節できなくなり、四肢のしびれ、心電図異常などの症状が現れ、重篤な場合は心停止を起こすこともあります。

スポンサードリンク

 

大根

大根もきゅうりと同じく漬物と非常に相性がいい野菜といえます。夏はきゅうり冬は大根といった使い分けをすると旬も取り入れられるし、栄養価も高い状態で食べることができますよ!

大根の栄養・効果

大根はカロリーと糖質が低く、食物繊維が豊富に含まれているという特徴を持ちます。食物繊維が豊富に含まれているため便秘の改善効果やダイエット効果などが期待できます。その他にもビタミンCが豊富に含まれているため美肌効果が期待できますよ!

ビタミンCの効果はすごい!
ビタミンCは水溶性のビタミンの一つです。特筆すべき効果は「メラニン色素の生成を抑える効果」「ストレスや抑うつ症状の改善」「免疫力を高める」の3つです。メラニン色素とは黒い色素のことで、肌のシミの原因です。ビタミンCはすでに作られてしまった黒い色素を脱色してくれる「美肌効果」を持ちます。そんなビタミンCですが、ストレス社会で戦う現代人の心のサポートもしてくれるのです。心が弱ると体調も悪くなりますが、さらにビタミンCには免疫力を高める効果があり細菌やウイルスが体内に侵入するのを防いでくれます。また既に侵入してしまった細菌やウイルスを退治する働きももち、症状が長く続くのを抑えてくれます。まさにスーパー栄養素なのです。

スポンサードリンク

 

白菜

ぬか漬けをするなら白菜も外せない野菜の一つです。白菜のぬか漬けにして食べることでシャキシャキとした食感を楽しむことができます。水分が多く含まれる白菜はぬかどこにつける前に塩で下漬けしてから付けるとよりぬか漬けの風味が染み込みます。

白菜の栄養・効果

冬の白菜は甘みが増してとても美味しくなります。さらにビタミンCや食物繊維をを多く含むことが分かっており美肌効果や整腸作用を期待することが出来ます。

かぶ

ぬか漬けといえば、かぶも外せないですよね!硬さのあるかぶは漬物にすることでしんなりとして程よい硬さになってくれるのでとても食べやすいです。かぶは実と葉を漬物にすることができます。

かぶの栄養・効果

かぶにはビタミンC、鉄、葉酸、食物繊維、食物繊維、消化酵素のアミラーゼが豊富に含まれています。胃もたれの改善や生活習慣病の予防、感染症の予防、美肌効果など多岐にわたる効果が期待されています。 

スポンサードリンク

 

にんじん

にんじんは一年中どこでも手に入る、私たちの生活に身近にある野菜ですよね。そんな人間もぬか漬けにはとても相性の良い野菜なのです。コリコリとした食感が特徴的で味に癖もなく非常に食べやすい漬物になります。

にんじんの栄養・効果

にんじんには主にβカロテンやカリウム、食物繊維などが豊富に含まれています。 βカロテンは体内に取り入れるとビタミンAへ経過し、目や皮膚を健康に保つ効果があります。

βカロテンとは?
β-カロテンには、ビタミンAの作用をするという働きのほかに、有害な活性酸素から体を守る抗酸化作用や、免疫を増強する働きがあることがわかってきています。また、β-カロテン自体がどれだけ役立っているかははっきりしないものの、β-カロテンが豊富な野菜や果物を十分に摂取することによって、心疾患やある種のがんのリスクが低減することも示されています。β-カロテン当量が多い食品は、にんじん、ほうれん草、ピーマン、かぼちゃなどの緑黄色野菜や、かんきつ類、スイカなどの果物です。※引用:栄養相談ナビゲーター

なす

引用:JAグループ

なすも漬物にすると味がしっかりしみ込んで美味しいとされています 。他の野菜に比べてくにゃくにゃした食感が特徴的で、他の野菜と組み合わせて食べることで食感の違いを楽しむことができます。

なすの栄養・効果

夏には夏の紫外線によるシミ・シワ・たるみからお肌を守る栄養素の「ナスニン」が豊富に含まれています。またカリウムなども豊富に含まれているため夏バテ対策に効果的です。

スポンサードリンク

 

まとめ

ぬか漬けに使用できる野菜はたくさんあるということがわかりましたね!漬物と言うと若干ハードルが高く感じるかもしれませんが、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

スポンサードリンク