ぬか床は毎日かき混ぜる必要がありますが、一時的に使わない時は手間がかかりますよね。そんな時は、冷凍保存しておくことができます!今回は、
- ぬか床は冷凍保存できる!
- 保存方法 / 腐るとどうなる?
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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ぬか床とはどんなもの?
ぬか床は、米糟に水・塩・唐辛子・鰹節などを加えたものです。これに野菜を入れて漬けることで、糠漬けを作ることができます。
ぬか床は乳酸菌などの菌類を発酵させており、定期的にかき混ぜることでかなり長期間使うことができます。
賞味期限はない?
ぬか床の賞味期限の有無ですが、塩分濃度が高いので長期的に保存することはできます。ぬか床の賞味期限は、ぬかから野菜を取り出したその日と言われることもありますが、 上手くお手入れすれば半年ほどは使うことができます。 ぬか床はかき混ぜる必要があるので、手間をかければ長く持つので、賞味期限は手入れ次第とも言えます。
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ぬか床は冷凍しても復活する!
『ぬか床=かき混ぜるもの』ですが、これは 菌類が増殖して匂いの発生を防ぐため です。ぬか床に含まれる菌類は食べても問題のないものですが、かき混ぜて空気に触れさせることで繁殖を抑え、特有の匂いを抑えることができます。
しかし、使わない時に毎日かき混ぜるのは大変ですよね。そこで!一時的にぬか床を使わない時は、冷凍保存しておくことができます。
“ぬか床は菌が生きてるのに冷凍したら死なないの?”と思うかもしれませんが、 冷凍→解凍してもぬか床はしっかり復活します。
冷凍方法
冷凍保存の方法はいたって簡単で、タッパーなどの容器に入れたらそのまま冷凍するだけなのです。解凍は必ず自然解凍にし、混ぜたら1日様子を見ます。
解凍したてのぬか床は菌たちの活動が鈍いので、完全に解凍した翌日から漬けると良いでしょう。
冷蔵庫に入れておけば混ぜなくても大丈夫?
ぬか床は混ぜるのが手間…!と感じている方が多いかと思います。冷蔵庫に入れておけば、混ぜなくても使える?と思うかもしれませんが、残念ながらそれはNOです。冷蔵保存していても、こまめに混ぜないと発酵が進んで匂いがきつくなります。
なかなか手間をかけられない方には、無印良品から販売されているぬか床がオススメです。無印のぬか床は混ぜる必要がないので、面倒な作業を一切しなくても美味しい糠漬けを食べることができます。
1袋1kg入り890円(税込)とお手軽で、ぬかが減ってきたらつぎ足し用も購入することができます。
常温放置は腐りやすい
ぬか床は涼しい時期であれば常温保存も可能とされていますが、常温だと腐りやすくなるので、いつも冷蔵保存しておく方が安全です。
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ぬか床がアンモニア臭なのはなぜ?
“ぬか床の匂いはアンモニア臭のよう”と表現されることがありますが、これはぬか床に複数の菌が含まれているためです。ぬか床には主に、産膜酵母、乳酸菌、酪酸菌といった菌が含まれています。
この中でもアンモニア臭の原因となるのが、産膜酵母です。ぬか床はかき混ぜる必要がありますが、これを忘れると表面に白い膜が張ります。この膜から、アンモニア臭に似た匂いが発生するのです。ぬか床の匂いは他にも、シンナーの匂いやアルコール臭と表現されることがあります。
ぬか床が腐るとどうなる?
ぬか床は発酵しているので、食べられる発酵なのか傷んで腐っているのかの見分け方が難しいところがあります。食べられない、ぬか床が腐った状態はこのように変化します。
- 黒カビ・赤カビが生える
- 腐敗臭がする
- 酸っぱい匂いがする
- 粘り気が出る
ぬか床が腐った時の主な変化には、カビと腐敗臭があります。白いカビのようなものが付いていることがありますが、これは産膜酵母菌が増えたことが原因であることが多く、食べられる場合がほとんどです。
危険なカビは、黒カビと赤カビです。カビた部分が一部だけであれば、スプーンなどで取り除いてまだ使うことができます。全体にちらほら見られる場合は、残念ですが廃棄しましょう。
また、アンモニア臭やシンナー臭は発酵による匂いですが、腐った時は腐敗臭に変わります。食べる前に匂いを嗅いで、よく見分けるようにしましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- ぬか床は冷凍保存してもしっかり復活する!
- 自然解凍し、翌日から漬けると良い
- かき混ぜて菌の繁殖を抑えることで匂いも抑えることができる
- ぬか床がアンモニア臭なのは、ぬかに含まれる産膜酵母菌が原因
ぬか床は冷凍保存しても解凍後しっかり復活するので、しばらくお休みしたいな…という時には冷凍がオススメです。解凍後は冷凍前と同様ぬか漬けが作れるので、是非一度試してみてくださいね。
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