ぬか床でアレルギーが出ることがあるって本当?症状・対処法について |

皆さんはぬか漬けはお好きですか？ぬか漬けは米ぬかに様々な材料を入れたもので、野菜を漬けておくことで乳酸菌によって美味しくなります。そんなぬか漬けですが、実はぬか床やぬか漬けでアレルギーが出てしまう人もいます。

今回の記事では、

ぬか床とは
ぬか床のメリット
ぬか床でアレルギーが出る人
アレルギーが出たときの対処法
下痢や腹痛の原因

これらについて解説していきたいと思います。

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1 ぬか床ってなに？
- 1.1 ぬか床の期限はどれくらい？
- 1.2 ぬか床の手入れ方法
2 ぬか漬けの栄養がすごい
- 2.1 栄養が10倍になる！？
3 米ぬかによるアレルギーがある
- 3.1 米ぬかアレルギーの症状は？
- 3.2 アレルギーかなと思ったら
4 ぬか漬けで下痢や腹痛になった時はアレルギー？
5 まとめ

ぬか床ってなに？

ぬか床は、米糟に水･塩･唐辛子･鰹節などを加えたものです。これに野菜を入れて漬けることで、糠漬けを作ることができます。ぬか床は乳酸菌などの菌類を発酵させており、定期的にかき混ぜることでかなり長期間使うことができます。

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ぬか床の期限はどれくらい？

ぬか床の賞味期限の有無ですが、塩分濃度が高いので長期的に保存することはできます。ぬか床の賞味期限は、ぬかから野菜を取り出したその日と言われることもありますが、上手くお手入れすれば半年ほどは使うことができます。

ぬか床はかき混ぜる必要があるので、手間をかければ長く持つので、賞味期限は手入れ次第とも言えます。

ぬか床の手入れ方法

夏は毎日、冬は2〜3日に1回、ぬか床を混ぜ合わせて新鮮な空気に触れさせるのが理想です。ぬか床の底面のぬかが、表面にでるように、天地をひっくり返す要領で行いましょう。

また野菜から出た水分でぬか床が水っぽくなるため、足しぬかをしたり、キッチンペーパーで水分を拭い取るようにしたりしましょう。水っぽくなると雑菌が繁殖しやすくなり、下痢・腹痛の原因になりかねません。

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ぬか漬けの栄養がすごい

ぬか漬けには乳酸菌はもちろん、ビタミンB群、ビタミンEやγ-オリザノール、イノシトールという成分が含まれています。γ-オリザノールはポリフェノールの一種。血行を良くしたり善玉コレステロールを増やす働きがあります。

栄養が10倍になる！？

一例として挙げたいのがキュウリです。ぬか漬けにはビタミンB1が豊富に含まれています。特にビタミンB1は水溶性なので浸け込んでいるうちに栄養がキュウリに浸み込み、漬ける前と比較すると約10倍になることもあるほどです。

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米ぬかによるアレルギーがある

ぬか床につかう米ぬかに「アレルギー」が出てしまう人がいます。実は私たちの主食である「お米」でアレルギーがでる、米・イネアレルギーを持っているとご飯を食べる時だけでなく、お米のとぎ汁による皮膚炎、米粒や米ぬかによる接触性蕁麻疹、イネ花粉による花粉症などを生じる恐れがあるんです。

また米ぬかは接触する以外にも米ぬかを使用して作られた漬物を食べることでもアレルギーを誘発する可能性があるので、米・イネアレルギーの方は米ぬかを食べる際にも注意しなければなりません。

米ぬかアレルギーの症状は？

アレルギーの症状というのは様々あり、一概にどの症状が出やすいということは言えません。これはなぜかと言うと体中にある免疫が食物を食べることにより反応するため、全身の臓器の機能が落ちるためです。

基本的には食物アレルギーであれば口の中や鼻の症状が多いのですが、ひどい場合だと痺れが出たり、顔がむくんだり、全身が浮腫んだり、咳が出たり、呼吸がしにくくなったりなど様々な症状が出る場合があります。

引用：miraizaidan.or.jp/allergy/anaphylaxis.html

アレルギーかなと思ったら

ぬか床を使用したぬか漬けを食べた後にアレルギーのような症状が出たら、自己判断せずにまずは医療機関に相談するようにしましょう。

またぬか漬けを始めて食べる場合は必ず平日の昼間に食べさせるようにしましょう。平日の昼間であれば緊急で医療機関を受診したとしても対応してもらえることが多いからです。逆に休日であったり夜間の場合だと、主治医がいない場合がありますので対応に時間がかかり、より重篤な症状を引き起こしてしまうこともあるので注意しましょう。

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