海苔の佃煮の保存方法|手作りは?日持ちは?常温保存できる?腐る?開封後は

ごはんのお供の定番と言えば海苔の佃煮です。これさえあればごはんが何杯でも食べられてしまいますよね。でも、食べかけの海苔の佃煮があったことを忘れていて、しばらく経ってから冷蔵庫の奥の方で見つけてしまったという経験はありませんか?海苔の佃煮は黒くて、もともと粘りがあるので、腐っているのかどうかが見極めづらい食材です。また、開封後や手作りの海苔の佃煮は賞味期限がどれくらいあるのかも気になりますよね。今回は、

  •  海苔の佃煮の賞味期限
  •  海苔の佃煮の保存方法
  •  海苔の佃煮の解凍方法
についてご紹介いたします。

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海苔の佃煮の賞味期限

海苔の佃煮は昔からある食べ物ですが、どうやって作られているのか知らないという人も多いでしょう。瓶詰めや真空パックになっている商品を購入する人が多いと思いますが、海苔の佃煮は手作りすることも可能です。手作りすることで塩加減や甘みを好みで調節できるので、より自分好みのごはんのお供になります。

また、食べかけの海苔の佃煮が冷蔵庫の奥に隠れていたというのはアルアルで、 賞味期限が切れているけど食べられるかな? と不安に思いますよね。そもそも賞味期限はおいしく食べられる期限のことなので、賞味期限が過ぎているからと言って腐っているわけではありません。保存状態や海苔の佃煮の状態で食べられるかどうか判断できることが大切です。

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海苔の佃煮とは?

佃煮は江戸時代から食べられている日本の伝統的な食べ物です。佃島の漁民が船内や家庭で食べるために小魚や海藻類、貝類を塩や醤油で煮詰めて保存食にしたのが始まりと言われています。やがて雑魚がたくさん取れると佃煮にして売り出すようになり、その保存性の高さから参勤交代の武士が土産物として持ち帰ったことで全国に広がったそうです。

現在一般的に市販されている海苔の佃煮は生海苔や岩海苔を砂糖と醤油などの調味料で甘辛く煮付けたもので、ごはんのお供としてのおいしさや手軽さだけでなく栄養価の高さでも注目されています。

真空パック・瓶詰めの場合

海苔の佃煮は真空パックや瓶詰めで売られています。賞味期限を調べてみました。海苔の佃煮で全国的に購入できるものでは『桃屋のごはんですよ』が有名です。桃屋のごはんですよには瓶詰めとミニパックのものがありました。それぞれの賞味期限は以下の通りです。

  未開封 開封後
瓶詰め 24か月 2週間
ミニパック(個包装) 18か月 1度で使い切り

未開封であれば瓶詰めなら2年、ミニパックで1年半も賞味期限がありますが、開封してしまうと瓶詰めで2週間しか日持ちしないようです。

ただし、桃屋のサイトでも賞味期限を過ぎた商品を食べることはおすすめしていませんが、賞味期限が過ぎたからと言ってすぐに食べられなくなるというわけではないとありました。保存状況や空気の状況など環境によって傷みやすくなったり、食べることができたりするようです。

引用:株式会社桃屋

手作りの場合

手作りの海苔の佃煮には保存料が入っていないため、冷蔵庫で保存しても1週間〜10日程度が保存できる目安です。

腐るとどうなる?

海苔の佃煮は色が黒くもともと粘りがあるので、傷んでいるかどうかがわかりづらいですが、海苔の佃煮は腐ると異臭やカビが発生するため購入時と比べて異変が感じられたときには食べないようにしましょう。

  • 見た目:カビが生えている。変色している。糸を引くような粘りがある
  • におい:腐敗臭、カビ臭い、シンナーのようなにおい
  • 味:酸味、苦味

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海苔の佃煮の保存方法

海苔の佃煮をおいしく食べるための保存方法や冷凍が可能かどうかについてまとめました。

真空パック・瓶詰めの保存方法

真空パックや瓶詰めは未開封なら常温で保存可能です。直射日光が当たらず、高温多湿の場所を避けて保存しましょう。開封後は冷蔵庫で保存します。また口を付けたスプーンや箸で瓶から取らないようにしましょう。スプーンや箸に付いた菌が瓶の中で繁殖し傷みやすくなってしまいます。

手作りの佃煮を長持ちさせるコツ

手作りの佃煮を長持ちさせるためには保存容器を煮沸消毒するなどして清潔なものを使ったり、砂糖や塩を多めにすることで菌の繁殖を防ぎ長持ちさせられます。

手作り佃煮の保存方法

手作りの佃煮は清潔な瓶に入れて冷蔵庫で保存します。手作りの佃煮は1週間〜10日しか日持ちしないので、大量に作ったときや食べきれないときには小分けにしてラップに包み、冷凍するのがおすすめです。

冷凍できる?

佃煮は冷凍可能です。ただ、瓶詰めのものはそのまま冷凍すると瓶にヒビが入ったり、割れたりしてしまうことがあるので、ラップに小分けにして包み、保存袋に入れて冷凍します。冷凍すると1か月は保存できます。

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海苔の佃煮の解凍方法・アレンジ

海苔の佃煮は開封してしまうと冷蔵庫でも2週間程度しか日持ちしません。ごはんのお供にピッタリですが、味が濃く1食でたくさん食べるものではないため、1瓶を2週間で食べきるのは難しいかもしれません。冷凍したり、アレンジをして無理なく食べ切れるようにしたいですね。

解凍方法

冷凍した海苔の佃煮は冷蔵庫に移して自然解凍させます。室温で回答するとベチャベチャになったり、温度が高くなるため菌が繁殖しやすくなります。早く解凍したいときには電子レンジの200wで温めます。いっぺんに加熱するのではなく、1分加熱して様子を見て少しずつ秒数を足していくようにしてください。

アレンジの一覧

海苔の佃煮はごはんに乗せてそのままたべるだけでなく、風味が豊かなので調味料として料理に使うことができます。

  • 海苔の佃煮トースト:海苔の佃煮をパンに塗ってチーズを乗せて焼けば和風トーストができます。
  • 海苔ドレッシング:海苔の佃煮にごま油とめんつゆ、酢を加えてまぜると海苔ドレッシングになります。
  • 海苔の佃煮入りだし巻き玉子:溶き卵に海苔の佃煮を入れるとそれだけで、海苔の風味がするだし巻き卵になります。

まとめ

『海苔の佃煮の保存方法や日持ち』についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

この記事をまとめると

  • 保存期間は瓶詰めの場合未開封で2年、開封後2週間
  • 手作りの海苔の佃煮の保存期間は冷蔵庫で1週間〜10日
  • 海苔の佃煮は冷凍保存が可能
  • ごはんのお供だけではなく調味料としてアレンジ

海苔の佃煮は開封後は2週間しか日持ちしないのは以外でした。毎食食べる方でも1瓶を食べきるのは難しいのではないでしょうか。開封するときに、半分くらい1食分ずつに分けて冷凍しておくと焦って食べなくて良いですよ。海苔のドレッシングは簡単にできておいしいのでぜひ試してみてくださいね。

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