インスタントラーメンやカップラーメンは、食べるものがない!という時にサッと作れて食べれるためとても便利ですよね。しかしカップラーメンなどは健康被害が懸念されていて、「体に悪い」というイメージがあります。
しかし最近では、インスタントラーメンやカップ麺などのパッケージに、「ノンフライ麺」と表記されている商品が増えてきましたよね。通常の面と比較するとどのような違いがあるのでしょうか?そこで今回は、
- ノンフライ麺とは?
- ノンフライ麺の特徴
- ノンフライ麺は体に悪い?
これらのテーマでノンフライめんについて紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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ノンフライ麺とは?
そもそもノンフライ麺とはどのようなものなのでしょうか?一般的なインスタント麺との違いや、作られるまでの工程などについて解説していきます。
熱風で乾燥させて作る
ノンフライ麺は、揚げ油を使用せずに熱風を当てて乾燥させる製法で作られます。温度や湿度などを調整した熱風を長時間当てることで、しっとりとしたモチモチの麺に仕上がるという特徴があります。
また、ノンフライ麺は油で揚げないためカロリーが低くなるという特徴があり、健康需要に合った商品となっているのです。
一般的なインスタント麺は油で揚げる
ノンフライ麺とは違い、フライ麺は油で揚げることにより麺の水分を取り除きます。一般的には140℃~150℃程度の温度で麺を揚げ、生めんの状態では30~40%あった水分を3~6%程度にまで下げます。
水分が蒸発した際にできた穴にお湯が染み込むことで麺が戻り、インスタントラーメンのモチモチとした麺になります。
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ノンフライ麺の特徴
ノンフライ麺の特徴はどのようなものがあるのでしょうか?メリットについてまとめていきます。
生めんに近い触感になる
ノンフライ麺とフライ麺の大きな違いは食感でしょう。ノンフライ麵は揚げ油を使用せずに熱風を当てて乾燥させる製法で作られます。
温度や湿度などを調整した熱風を長時間当てることで、しっとりとしたモチモチの麺に仕上がるという特徴があります。
低カロリーである
ノンフライ麺は油で揚げないため、フライ麺に比べてカロリーが低くヘルシーであるという特徴があります。カロリーを意識している方はノンフライ麺を選ぶと良いかもしれませんね。
麺の味がさっぱりするのでスープとよくあう
ノンフライ麺は油で揚げないため、ラーメンの味わいがさっぱりとした出来栄えになります。スープの風味といった特徴を活かしやすくなります。
それと比べてフライ麺は、麺に含まれる揚げ油のおかげで濃く深い味わいとなります。カロリーは増えますが、フライ麺の方がおいしいという方が多いのはこういった理由からでしょう。
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ノンフライ麺は体に悪い?
カップラーメンやインスタントラーメンは体に悪いというイメージが強いですよね。フライ麺からノンフライ麺になったことにより、健康にはどのような影響を与えるようになったのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
油で揚げるものよりは体に悪くない
まずはノンフライ麺の一番の特徴とも言える「カロリー」の低さについて紹介していきます。ノンフライ麺とフライ麺のカロリーや脂質を比較すると、ノンフライ麺のカロリーは従来のフライ麺と比べて約25%オフ、脂質は約67%オフとなります。
ノンフライ麺は温風乾燥させるだけですから、特に体に悪影響のある添加物を使用しているというわけでもありません。フライ麺と比較すると、ノンフライ麺の方が体には優しいと言えるでしょう。
塩分が高くなりがち
「ノンフライ麺だから」というわけではありませんが、インスタントラーメンやカップラーメンは総じて塩分量が非常に多くなっています。一般的にカップめんなどに含まれる塩分量は5~6ℊ程度の場合が多いです。
厚生労働省の基準によると、1日の塩分摂取目安量は成人男性は7.5ℊ未満、成人女性は6.5ℊ未満となっています。汁まで残さず食べた場合は、1日の塩分摂取量の70%以上を摂取することになります。
カップ麺の塩分量がいかに多いかがわかりますよね。1日1~2食をカップ麺やインスタント麺で済ませていた場合、確実に高血圧などの生活習慣病リスクは高まると言えるでしょう。
栄養が偏る可能性がある
カップ麺は体に悪いというイメージがありますが、実はビタミンやミネラル、食物繊維なども含まれており、塩分の過剰摂取を除けばそれほど栄養価が低いというわけではありません。
しかしカップ麺やインスタント麺の場合、それだけで済ませてしまう方も多いですよね?毎日同じものしか食べない生活を送っていると、どうしても栄養が偏るということは避けられません。
安い・簡単・楽など、現代人の希望をすべて叶えるようなカップ麺やインスタント麺は、依存性が高く「毎食ラーメンでもいいや」という思考を生み出しかねません。
昼食をカップ麺しか食べないという方は、カップ麺と一緒にカットサラダを一緒に食べたり、夕食はインスタント麺ばかりという方は、一緒に野菜を茹でて乗せるなどの工夫をすることで、栄養バランスを整えましょう。
まとめ
今回は、ノンフライ麺が体に及ぼす影響や、カップめんやインスタント麺を食べることによるデメリットなどについて紹介していきました。
この記事をまとめると
- ノンフライ麺は温風乾燥させて作られるためカロリーが低くモチモチとした食感になる
- カップ麺やインスタント麺は塩分摂取量に注意が必要
- 食事はカップ麺やインスタント麺だけで済まさない!
いかがでしたか?ノンフライ麺やカップ麺について少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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