2歳の子供に、デザートとしてみかんを与える家庭も多いのではないでしょうか。ですが、どんな食材も食べ過ぎはよくありません。2歳の子供には、みかんを何個まで食べても良いのでしょうか。この記事では、
- 子供が食べて良いみかんの量
- みかんを食べさせすぎると?
- みかんの効果的な食べさせ方
以上のテーマについて解説します。
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目次
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子供が食べて良いみかんの量
みかんは、何個食べても良いのでしょうか。子供が食べても問題のないみかんの個数ついて調べてみました。
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何歳から食べてよい?
みかんは、何歳から食べて良いのかですが、1歳から食べられるフルーツになります。ですが、食べても問題ない個数もあるため、与える量には気をつける必要があります。
1~2歳まで
1歳〜2歳までのみかんの個数ですが、1個(95g)を目安としましょう。果糖が多く含まれるみかんは、食べ過ぎると太るだけでなく、下痢や消化不良の原因となります。
3歳~
3歳からであれば、2個(190g)までを目安としましょう。消化器官なども2歳児と比べると3歳児は、発達をしているため消化しやすくなります。ですが、2歳と同様に食べ過ぎは下痢だけでなく、糖尿病などの原因に繋がります。
薄皮は食べて大丈夫?
みかんは、品種によって厚さが違います。そのため、1歳〜2歳頃の子供は、薄皮を向いて食べさせた方が良いでしょう。よく噛めるようになったと判断した場合は、薄皮のまま与えてみましょう。
他の果物は?
みかん以外にもデザートで果物を与える場合は、以下を目安としましょう。
- バナナ:50g (1/2本)
- キーウィフルーツ :75g(2/3個)
- ぶどう:75g (1/2房)
- りんご :75g(1/4個)
参考:子供の目安量(果物)
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みかんを食べさせすぎると?
では、2歳の子供にみかんを食べさせすぎると、このような影響が出ます。
- 太る
- 下痢・消化不良
- 柑皮症
太る
みかんを食べさせすぎると、果糖により太ります。果糖は、糖質の摂取に繋がるため中性脂肪がつきやすくなり、肥満の原因になります。カロリーオーバーにもなるため、2歳まではみかんを与える時は一日1個を目安としましょう。
下痢・消化不良の原因に
みかんは、食物繊維が豊富なため食べ過ぎは、下痢や消化不良に繋がります。便秘の解消に効果的な水溶性食物繊維ですが、過剰摂取は反対に水があたえすぎて下痢になります。
柑皮症になる
みかんの食べ過ぎは、柑皮症という手足が黄色くなる原因になります。肌が黄色くなるのは、みかんに含まれるβ-カロテンによるものです。角質に付着しやすい成分のため、黄色くなります。
柑皮症は大丈夫?
手足が黄色くなる柑皮症は、特に健康に害のある症状ではありませんのでご安心ください。
黄疸との違い
柑皮症と黄疸は、どちらも皮膚が黄色くなりますが、黄疸は白目にも現れます。黄疸は、ビリルビンという成分の血中濃度が高くなると、黄色になります。
重度になる場合は、かゆみなども生じるため病院へ行き専門家に相談をしましょう。
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みかんの効果的な食べさせ方
では、2歳の子供にみかんを与える時の効果的な食べさせ方についてご紹介します。
みかんのメリット
みかんには、ビタミンCやβカロチン・クエン酸などが多く含まれています。
メリット
- ガン抑制効果
- 美肌や便秘改善
- コレステロール低下
- 冷え性改善
- ドライアイ予防
- 風邪予防
数多くのメリットがありますが、適量を守って効果を得ましょう。
下ごしらえの方法
2歳児以下にみかんを与える時は、下ごしらえをしてからあたえましょう。みかんの薄皮であるペクチンは、食物繊維が豊富のため腸内環境が綺麗になります。ですが、2歳児以下は噛みきれないので、下処理で薄皮を事前に剥きましょう。
缶詰みかんの場合
続いて、缶詰みかんの場合は、長持ちさせるためにシロップにつけています。2歳児は、消化器官が未発達の状態のため、缶詰みかんをそのまま食べさせるのはやめましょう。
缶詰みかんについてるシロップを取り除くために、ザルに移して水でサッと洗いましょう。
おすすめの離乳食
続いて、みかんを使ったおすすめの離乳食をご紹介します。
- みかんの皮をむき、薄皮に包丁を入れます。
- 薄皮を剥き、食べやすい大きさにカットをしましょう。
- 耐熱容器に薄皮が取れたみかんを入れ、ラップをかけてグツグツなるまで加熱します。
- 冷めるまでそのまま放置し、冷めたら製氷皿に入れて冷凍したら離乳食の完成です。
デザートとして1歳の子供に与える時にも、事前に作り置きしておくと料理の時短に繋がります。
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まとめ
今回の記事内容で解説したことをまとめますね。
この記事をまとめると
- 2歳はみかんをいくつ(何個)食べて良いかですが、1個を目安とする
- みかんを個数を定めずに食べた場合は、食物繊維により下痢や消化不良の原因となるだけでなく、手足が黄色くなる柑皮症になる
- 一方で、ビタミンCなどの栄養素が入っているみかんは、コレステロールの低下やがん予防にも効果的
- 他の果物を与える場合は、バナナは半分・りんごは1/4など量も違ってくる
みかんは、がん予防や便秘改善など数多くのメリットがありますが、食べ過ぎては意味がないため適量を守りましょう。
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