オムライスから卵かけご飯など幅広い料理にも使える卵。普段作る料理の中でも、卵はよく使われますよね。そんな卵ですが妊娠中は、毎日食べても良いのでしょうか。
- 妊娠中でも毎日卵を食べてもいい?
- 妊娠中に生卵を食べない方が良い理由
- 卵に含まれる栄養成分と妊婦への効果
以上についてご紹介していきます。妊娠中に卵を食べても良いのか、個数から卵による妊婦への効果まで詳しく知りたい方は、この記事を参考にしてください。
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目次
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妊娠中でも毎日卵を食べてもいい?
妊娠中は、食べる量を制限すれば毎日食べても問題ありません。ですが、卵を食べる際に気をつけた方が良いポイントもいくつかあります。しかし、妊娠中に卵を食べて赤ちゃんに影響はあるのでしょうか?
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赤ちゃんがアトピーになる?
卵アレルギーの疑いのある赤ちゃんは、アトピーにかかる可能性があります。アトピーとは、アレルギーを起こしやすい人やバリア機能が弱い人にみられる、湿疹とかゆみを伴う炎症です。
特に赤ちゃんのアトピーは、生後2ヶ月から発症する場合もあり頭や顔に湿疹ができるところから始まり、手足にまで広がっていきやすいです。
また、耳切れも起こすので、症状の疑いがある場合は病院へいきましょう。ですが、いずれにせよ主治医にみてもらい判断を仰ぐと良いでしょう。
もし、赤ちゃんに卵アレルギーの疑いがあれば、生後半年から少しの量を与えてなれていく方法もあります。しかし、いずれにせよ主治医にみてもらい判断を仰ぐと良いでしょう。
1日何個までなら大丈夫?
毎日を卵を食べる時は、1日2個までに抑えるとよいでしょう。卵は、栄養満点な食材です。しかし、どんなに体に良い食材でも食べ過ぎると反対に体に悪いので毎日食べるにせよ、卵以外にも栄養バランスが考えられた食事を取りましょう。
生卵・卵かけご飯には注意
栄養満点の卵は、妊娠中でも食べても問題ない食材ですが、生卵には注意をしましょう。生卵には、サルモネラ菌が潜んでいる可能性があります。
サルモネラ菌は、食中毒を引き起こすウイルスのため、妊娠中に食中毒になった場合は赤ちゃんに影響を与えます。そのため、生卵を使った卵かけご飯にも注意をしましょう。
食中毒で起こされる下痢によって子宮が収縮されることにより、早産のリスクだけでなく流産の恐れもあるので、生卵を使った料理を食べるのは控えましょう。
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妊娠中に生卵を食べない方が良い理由
先ほどご紹介した通り、妊娠中は生卵を食べない方が良いです。生卵を食べない方が良い理由はこちらです。
サルモネラ菌
生卵には、サルモネラ菌が付着している可能性があります。サルモネラ菌は、鶏や豚・牛の腸内に生息する他に下水道などの自然界にもいるウイルスです。
このサルモネラ菌が付着した食品を食べると、12時間〜48時間以内に腹痛や下痢・発熱などの症状を引き起こします。では、妊娠中にサルモネラ菌によって食中毒を起こした場合はどのような危険性があるのでしょうか。
妊婦への影響・危険性
妊娠中にサルモネラ菌が付着した生卵を食べると、食中毒を引き起こします。食中毒は、妊娠中にかかると子宮の収縮などにより赤ちゃんに影響を与えます。最悪の場合、流産にも繋がる危険性があるため、妊娠中は加熱した卵を食べるようにしましょう。
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卵に含まれる栄養成分と妊婦への効果
生卵の危険性について解説していきましたが卵は本来、妊娠中に必要な栄養成分を含んでいます。卵に含まれる栄養成分はこちらです。
- たんぱく質
- ビタミンE
- ビタミンB群
- カルシウム
妊娠中の毎日の食事の中で、必要な成分は多くあります。不足すると赤ちゃんにも影響を及ぼす場合もあるため、バランスの良い毎日の食事を心がけましょう。
たんぱく質
一つ目は、タンパク質です。妊娠中に特に重要な栄養成分の内の1つに入るたんぱく質は、妊婦さんだけでなく赤ちゃんの血液や筋肉を作るのにも大切な成分です。
また、体の中で作れない成分でもあるため、卵やお肉などバランス良く摂ると良いでしょう。
ビタミンE
二つ目は、ビタミンEです。ビタミンEは抗酸化物質の働きがあります。
また、妊娠中にビタミンEが不足したままであれば高血圧腎症を引き起こすリスクも高くなり、赤ちゃんにも影響を及ぼします。妊娠中は、ビタミンEも意識してとると良いでしょう。
ビタミンB群
三つ目は、ビタミンB群です。ビタミンB群は、赤ちゃんの発育を正常に促す大切な成分です。また、母乳を作るのにもビタミンB群は必要な栄養なので、積極的に摂取しましょう。
カルシウム
四つ目は、カルシウムです。カルシウムは、赤ちゃんの骨や歯を作る働きだけでなく腸内環境を改善させる効果もあります。
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まとめ
妊娠中は、毎日卵を食べても問題ないですが、生卵を避けたり1日2個までと個数を決めた上で食べましょう。
この記事をまとめると
- 栄養満点な卵を妊娠中に食べる時は、個数を制限して他の不足する成分とバランス良く食べることによって、赤ちゃんの発達にも必要な栄養を摂取できる
- また、食中毒の原因になるサルモネラ菌が付着可能性のある生卵は避ける
- 食中毒になると、下痢や腹痛の症状が発症した際に子宮が収縮して早産や流産の危険もある
- 卵には、骨や歯を形成するカルシウムの他に母乳を作るビタミンB群など必要な成分も多い
妊娠中に卵を毎日食べる場合は、必ず加熱した上で食べましょう。
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