妊娠中(妊婦)でもマウスウォッシュは使える?アルコール分は危険?

妊娠中の食事には食べても良いもの・控えた方が良いものがありますが、“マウスウォッシュ”は妊婦さんが使っても大丈夫なのでしょうか?アルコール分を含むものもありますが、妊娠中は控えた方が良いのでしょうか?今回は、

  • マウスウォッシュは妊娠中でも使える?
  • 妊婦が使う危険性はない?
  • マウスウォッシュの2つの効果

これらのテーマについて紹介いたします。

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マウスウォッシュってどんなもの?

“マウスウォッシュ”は、虫歯予や口臭予防を目的とした洗口液です。有名な商品には、ライオン株式会社から販売されている『NONIO』や、サンスターから販売されている『gum』、アース製薬の『モンダミン』などがあります。

マウスウォッシュという名前以外にも、“デンタルリンス”“口内洗浄液”とも言われています。歯磨き後に使用するのが一般的です。

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マウスウォッシュは妊娠中でも使える?

 マウスウォッシュは、妊娠中でも使うことができるオーラルケアアイテムです◎  口の中を綺麗にする効果があり、妊娠中の虫歯予防にも効果的です。マウスウォッシュには様々な種類がありますが、どんな商品でも妊娠中に使うことができるので安心しましょう◎

アルコール分は大丈夫?危険?

中には、マウスウォッシュに含まれるアルコール分が心配な方もいるかと思います。口の中をすすぐためのアイテムですが、口に残ったマウスウォッシュ液の量ではママの体や赤ちゃんに影響が出るものではないので安心しましょう。

商品によってはアルコール分を含まないノンアルコールタイプのマウスウォッシュもあるので、気になる方はノンアルコール商品を使用してみましょう◎

マウスウォッシュの効果

マウスウォッシュの効果には、どのようなものがあるのでしょうか?使用することで期待できる効果を2つ確認してみましょう。

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虫歯

1つ目の効果は 「虫歯予防」 です。虫歯対策には歯磨きが一番ですが、歯ブラシだけでは届かない歯周ポケットを洗浄したり、口内の粘膜や舌に付着している雑菌を洗い流すことによって口内の雑菌が減り、結果として虫歯になりにくい口内環境に整えることができます。

妊娠中は特に虫歯になりやすい傾向にあります。その原因としては、つわりでしっかり歯磨きができないことや、甘いものを食べたくなったりと食の嗜好が偏ることが挙げられます。

注意

マウスウォッシュだけでは完全な虫歯予防にならないので、歯磨きした上で使用しましょう

口臭予防

2つ目の効果は 「口臭予防」 です。nonioマウスウォッシュは、「口臭科学から生まれたNONIO」と言っているほど口臭対策に力を入れています。

口臭は口内に付着している雑菌が増えることによって発生します。マウスウォッシュで洗浄することで雑菌が減り、菌が繁殖するのを防ぐことで口臭予防に繋がるのです。

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妊娠中に食べたい食材・控えたい食材・食べてはいけない食材60選まとめ

妊娠中にどの食材を食べればよいのか?どの食材を控えれば良いのか?というのは非常に気になるところです。代表的な60食材でまとめました。

妊娠中に積極的に摂りたい食材

妊娠中に積極的に摂りたい食材には、どんなものがあるのでしょうか?その食材が含む、妊娠中に摂りたい栄養素とあわせてチェックしてみましょう!

  • 豚肉 …たんぱく質+ビタミンB群
  • 鶏肉 …たんぱく質
  • 牛肉 …たんぱく質+鉄+亜鉛
  • 青魚 …DHA・EPA
  • 鮭       …たんぱく質+ビタミンB6+ビタミンD
  • ぶり …
  • かつお…
  • 白身魚…たんぱく質
  • 貝類 …鉄+亜鉛
  • 桜エビ…カルシウム
  • 卵  …たんぱく質
  • ブロッコリー…葉酸+カリウム
  • 青菜 …葉酸+鉄+カリウム+カルシウム
  • ヨーグルト …たんぱく質+カルシウム
  • 納豆  …葉酸+ビタミンE
  • 大豆(大豆製品) …たんぱく質+鉄+ビタミンE+カルシウム
  • いちご …葉酸
  • アボカド …ビタミンE+カリウム
  • トウモロコシ …葉酸+ビタミンE
  • グリーンアスパラガス …葉酸
  • 枝豆 …葉酸
  • そら豆 …葉酸
  • トマト …カリウム
  • もずく …ミネラル+食物繊維
  • きのこ …食物繊維+ビタミンD
  • 切り干し大根 …食物繊維
  • もち麦 …食物繊維

妊娠前から必要と言われている葉酸やビタミン類、妊娠中に不足しがちな食物繊維やカルシウムなどのミネラル類を補える食材には、上記のようなものがあります。
これらの食材を妊娠中の食事にバランス良く加えることで、ママの体や胎児の発育に良い効果をもたらします。妊娠中は食べ物の嗜好が変化することもありますが、できる範囲で色々な食材を食べるようにしましょう!

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妊娠中に少量に控えたい食材

妊娠中の食事は栄養素のバランスが大切ですが、中には控えておくべき食べ物がいくつかあります。食中毒リスクや、食べると胎盤を通じて胎児に届き、成長に悪影響を及ぼすものなど様々です。妊娠中に控えたい食材について、確認していきましょう。

食中毒や感染症のリスクのあるもの

  • お刺身
  • 生卵
  • ローストビーフ
  • 生ハム
  • ナチュラルチーズ
  • 肉・魚のパテ

メチル水銀を含むもの

  • 金目鯛:1回80gを週に1度まで
  • メカジキ :1回80gを週に1度まで
  • メバチマグロ:1回80gを週に1度まで
  • 本マグロ:1回80gを週に1度まで
  • エッチュウバイ貝:1回80gを週に1度まで
  • くじら:1回80gを週に1度まで
  • きだい:1回80gを週に2度まで
  • インドマグロ:1回80gを週に2度まで
  • マカジキ:1回80gを週に2度まで
  • くろむつ:1回80gを週に2度まで

ヨウ素・ヒ素を含む食べ物

  • 昆布 :1日1回少量
  • ひじき:小鉢2杯程度を週に2度まで

カフェインを含む飲み物

カフェインを含む主な飲み物と、100mlあたりのカフェイン量は下記となります。

  • コーヒー …約60mg
  • 紅茶        …約30mg
  • 緑茶        …約20mg
  • ほうじ茶 …約20mg
  • ウーロン茶 …約20mg
  • ココア    …約10mg

糖分を多く含むお菓子やジュース

糖分を多く含むお菓子や、甘いジュースなども妊娠中には控えたい食べ物です。甘いものを過剰摂取することで、妊娠前は糖尿病を持っていなくても妊娠期間中に糖尿病を発症することがあり、『妊娠糖尿病』と呼ばれています。
より多くの栄養を胎児に与えようとする体の自然な働きと考えられていますが、妊娠糖尿病になると胎児に合併症が出る危険性があります。

ビタミンAを多く含む食べ物(妊娠初期)

“動物性ビタミンA”を妊娠初期に摂取し過ぎると、胎児の形成異常の原因となると言われています。ビタミンAを多く含む食べ物には、下記のようなものがあります。

  • レバー
  • うなぎ
  • あなご

塩分を多く含む食べ物

妊娠中に塩分を過剰摂取すると、『妊娠高血圧症候群』という病気になることもあります。この病気を発症する確率は、妊婦さん20人に対し1人と言われており、妊娠中の食生活が原因で引き起こされます。
妊娠34週(妊娠9ヶ月)未満で引き起こした場合は重症化リスクが高く、胎児発育不全(赤ちゃんが育たない)・常位胎盤早期剥離(赤ちゃんに酸素が届かない)・胎児機能不全(赤ちゃんの状態悪化)となる可能性があります。酷い場合は胎児の命に関わることもあるので、食事には注意が必要なのです。

妊娠中に食べてはいけない食べもの

  • 生肉(ローストビーフ・ユッケ・馬刺し・お刺身・パテなど)
  • アルコール

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まとめ

この記事をまとめると

  • マウスウォッシュは妊娠中に使っても大丈夫!
  • マウスウォッシュに含まれる程度のアルコール分で影響が出ることはない◎
  • アルコール分が気になる際は、ノンアルコールタイプがオススメ◎

妊娠中は特に虫歯になりやすいと言われています。妊娠後期になるとお腹が重くなり、なかなか歯医者へ行くことも難しくなります。妊娠中にできるだけ虫歯をつくらないことが大切なので、是非歯磨き後のケアに取り入れてみてください。

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