にんにく酒は家庭で手軽に作れるものですが、どれくらい日持ちするのでしょうか?また、健康効果がすごいと言われますが、どんな効能が期待できるのでしょう?今回は、
- にんにく酒の賞味期限
- 栄養成分と効果効能
- にんにく酒は腐る?保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
スポンサードリンク
目次
|
|
にんにく酒とは?
“にんにく酒”は、名前の通りにんにくをお酒に漬けたものです。イメージとしては梅酒と同じで、にんにくをホワイトリカーに漬けることで作ることができます。
ホワイトリカーに抽出させたにんにくエキスが混ざることで、にんにく風味の独特な味のお酒に仕上がります。氷砂糖など砂糖を加えるレシピもありますが、マイルドにしなくても良い場合は砂糖なしもオススメです。
残ったにんにくはどうする?
にんにく酒は、お酒として飲むものです。もちろん料理に加えてもOKですが、残ったにんにくも料理の調味料として使うことができます。お酒が染み込んでいるので子供の食事には向きませんが、しっかり加熱してアルコールを飛ばすことも可能です。
スポンサードリンク
にんにく酒に含まれる栄養成分・効果
栄養素
にんにく酒には、辛み成分のアリシンと結びついて有効に働くビタミンB1も多く含まれます。
- ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
- アリシン:アリシンは、にんにくや玉ねぎと言った独特の辛味の香り成分で、加熱する前のアリインが変化してできる成分です。抗菌作用を持つため、細菌やウイルスを殺す抗菌作用が協力で、食中毒、風邪予防の他、抗がん作用、加えて、疲労回復効果もあります。
- たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
効果効能
にんにく酒に期待できる効果や効能についてまとめてみました。病気予防や美容効果もありいいこと尽くしなのです。
- 滋養強壮・疲労回復
- 血行改善
- 冷えの改善
- 整腸作用
- がん予防
- 美容効果・老化抑制
- 抗菌・解毒作用
- コレステロールの上昇抑制
にんにく酒の日持ちはどのくらい?
にんにく酒の日持ち日数の目安は、どのくらいなのでしょうか?
にんにく酒に賞味期限はほぼない…!
お酒に消費期限や賞味期限はない
実は、「お酒に消費期限や賞味期限はありません」!なぜならばアルコールだからです。アルコールが入っていると、「腐る」ことがなかなかないものです。
その例として、ワインは何十年も前のものが価値があるものとして出回っていますよね。ワインと同じで、アルコールなので賞味期限などがなく何年経っても美味しく飲めるのです。お酒類に賞味期限はありませんが、その代わりに「製造年月日」が記載されていることが多いです。
しかし、作る時に雑菌が混ざってしまうと一部にカビが生えたり、にんにくそのものが腐ってしまうこともあるので注意しましょう。
スポンサードリンク
にんにく酒は劣化するとどうなる?
にんにく酒は劣化するとどうなるのでしょうか?アルコール度数が高いので、にんにく酒は腐ることはありませんが、時間が経過することで劣化はします。劣化したにんにく酒の特徴を確認してみましょう。
- 黄色っぽく変色する
- 味や風味が落ちてしまう
- にんにくが変色する
劣化したにんにく酒は透明色から黄色っぽく変色したり、味が風味が落ちることがあります。にんにくが元々傷んでいると、変色したりカビが生えることもありますが、その場合はにんにくを取り除けば飲むことができます。
にんにく酒を長持ちさせる保存方法
にんにく酒を美味しく長持ちさせる保存のコツを、いくつか見てみましょう!
- 光が当たらない暗い場所で保存する
- 涼しい場所で保存する
- 容器をよく煮沸消毒する
にんにく酒は光に当たっていたり温度が高い場所での保存はよくありません。品質が変化する可能性があるので、暗く涼しい場所で保存します。
また、自家製で作る際は容器をしっかり煮沸消毒しましょう。容器に雑菌がついていると腐る原因となるので、下準備が大切です。
スポンサードリンク
まとめ
この記事をまとめると
- にんにく酒に日持ち・賞味期限はない!
- 賞味期限がない理由は、アルコールだから
- にんにくが傷んでいたり、容器が汚れているとカビや腐る原因となるので注意
にんにく酒に賞味期限はありませんが、開色や味が変化することがあるので保存場所や作り方に注意しましょう!
スポンサードリンク