にんにくの腐らない保存方法|冷凍?冷蔵は半年?常温は1ヶ月?賞味期限は

夏バテ予防などにも効果的なスタミナ食材「にんにく」。エジプトのピラミッド建設の際にも、労働者に配られていたほどの、健康効果があります。そんなにんにくですが、賞味期限はどれくらいなのかご存知でしょうか?また、どうやって保存するのがいいのかも知っておく必要があります。

今回は、にんにくの保存方法について、以下のようなことを解説していきましょう。

  • にんにくの賞味期限ってどれくらい?
  • にんにくって腐るとどうなるの?
  • にんにくを正しく保存する方法って?

こんな内容になっています。記事をしっかりと読み込んで頂き、にんにくを上手に保存できるようになってしまいましょう。

スポンサードリンク

にんにくの賞味期限

まずは、にんにくの賞味期限について解説いたします。状態によってかなり異なるので、状態別に解説しておきましょう。

生にんにくの場合

まだ皮を剥いていない、生のにんにくの場合は、常温保存で2週間程度、冷蔵保存で1か月程度日持ちします。常温で保存する場合も、ネットに入れ風通しの良いところにつるしておけば1か月程度は日持ちすると言われています。

長期間にんにくを保存したいのであれば、皮は剥かずに生のまま保存しましょう。

カットにんにくの場合

皮を剥いてカットしてしまった物は、冷蔵保存でも1週間程度しか日持ちしません。長期間保存してしまうと、にんにくの成分が全て抜けてしまって美味しくないのでカットした物はすぐに使い切られることをおすすめします。

にんにくの芽の場合

にんにくは「芽」と呼ばれる部分を食べるのも一般的です。正確に言うと「花茎」という部位を食べているのですが、この花茎の部分は3日程度から2週間程度で傷んでしまいます。個体ごとにかなり鮮度にバラツキがあるので、賞味期限の幅も広くなっています。

冷蔵庫で保存しても、すぐに傷んでしまう可能性があるので、早めに調理して食べきってしまうようにしましょう。

調理済みの場合

にんにくは調理してしまうとそこまで日持ちしません。長くても1週間以内に食べきった方がいいでしょう。使っている他の食材が傷んでしまう事もあります。

スポンサードリンク

にんにくが腐るとどうなる?

では、にんにくが腐ってしまうと、どんな状態になるのでしょうか?また、腐ったにんにくで食中毒になることもあるのでしょうか?

腐ったにんにくの見分け方

にんにくが腐ってしまうと、以下のような状態になります。

  • ぐにゃぐにゃに柔らかくなっている
  • にんにくの香り以外の臭いがする
  • カビが生えている
  • スカスカになっている
  • 虫が付いている

こんな状態になってしまったにんにくは、腐っているので捨てられることをおすすめします。もし、食べたとしても風味が良くないのでにんにくのメリットを得られません。

食中毒のリスクは?

にんにくは殺菌作用が強い食材なので、食中毒にはなりにくいです。しかし、腐ったにんにくを食べると食中毒の危険性はあります。例えば、カビが生えていたりすると、カビ菌から「カビ毒」と呼ばれる毒が付着してしまいます。

このカビ毒を摂取すると、食中毒は起きてしまうので、腐っていた場合はすぐに処分されるのがおすすめです。状態をよく確認して、料理に使うようにしてみましょう。

スポンサードリンク

にんにくの正しい保存方法

にんにくはどんな方法で保存すると、長持ちするのでしょうか?保存状態別に、最適な保存方法をご紹介していきます。

常温の場合

にんにくを常温保存したいのであれば、皮が付いているカットしていない状態なのが必須です。カットしたにんにくは常温では保存できないので、冷蔵保存しましょう。皮のついたままの丸のにんにくはネットに入れて、風通しのいい場所に吊るして保管しましょう。

この方法だけで2週間から1か月程度は日持ちさせることが出来ます。

冷蔵の場合

にんにくを冷蔵庫で保存する場合は、キッチンペーパなどでくるんでポリ袋に入れて保存するのがおすすめです。にんにくは乾燥に弱いため、キッチンペーパーなどでくるまないと日持ち期間が短くなってしまうのです。

カットしたにんにくはラップでくるみ、ジップロックなどに入れて保存しましょう。空気に触れない方が長持ちします。

冷凍の場合

1片ずつに分けてしまったにんにくや、カットしたにんにくは冷凍保存するのもおすすめです。1回使う分ごとにラップにくるみジップロックに入れて保存してしまいましょう。1回分ごとに分けておくだけで、出来るだけ劣化せずに保存することが出来ます。

解凍する時は、凍ったまま調理するのがおすすめです。

瓶詰めの方法

にんにくは「清潔な瓶に詰めて保存」するのもおすすめです。皮を剥いたにんにくを清潔な瓶の中に上向きに入れます。そのまま冷蔵保存するだけで2か月以上は日持ちすると言われています。もし、余ったにんにくがあるのであれば、瓶詰めにもチャレンジしてみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は「にんにくを腐らせないように保存する方法」を解説してきました。最後に記事内容をまとめてみたので、ざっくりと振り返ってみましょう。

この記事をまとめると

  • にんにくは皮を剥いていなければ常温でも比較的長持ちする
  • 皮を剥いたにんにくは冷蔵保存や冷凍保存がいい

こんな内容になっていました。もしにんにくを買って、余ってしまった場合は、適切な方法で保存するように心がけてみましょう。

スポンサードリンク