にんにくのホイル焼きで匂わないコツは?丸ごとは?食べ過ぎるとどうなる?

にんにく料理って、疲れたときや元気がほしいときなど、無性に食べたくなるときってありませんか?

にんにく料理は、美味しいし元気が湧いてくる気がしてたまに食べたくなる瞬間がありますよね。

特に、ガツンと食べたいときには、にんにくのホイル焼きなど最高に美味しく感じるのではないでしょうか?

ただ、気になるのは匂いですよね。

にんにくをガツンと食べたい!と思っても、次の日のことが気になり食べるのを避けてしまう方も多いようです。そこで今回は、

  • にんにくについて
  • どうして匂うのか?
  • にんにくのホイル焼きで匂わないようにするコツ
  • 食べ過ぎるとどうなる?

についてご紹介いたします。

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にんにくについて

健康食品としても名高いにんにくですが、にんにくにはどのような成分が含まれているのでしょうか。

まずは、にんにくについてご紹介いたします。

にんにくの主成分

にんにくは健康食品として取り入れる人も多いですよね。

疲労回復や殺菌・解毒作用、がん予防、美肌効果、冷え性改善、アンチエイジングなど、たくさんの効果が期待されています。

ところで、そんなにんにくの主成分はどんなものがあるかご存じですか?

にんにくの主成分は下記の通りです。

  • アリシン
  • アリイン
  • アリナーゼ
  • アホエン
  • スコルジニン
  • アミノ酸類
  • ビタミン類
  • ミネラル類

これだけたくさんの成分からできているからこそ健康食品として名高いのかもしれませんね!

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どうして匂うのか?

では、どうしてにんにくは匂うのでしょうか?

それは、先程申し上げた成分の「アリシン」が主に関係しているのです。

にんにくがどうして匂うのか、その仕組みを解説いたします。

匂いの原因は「アリシン」

にんにくがどうして匂うのか。それは「アリシン」という成分が生成されるから。

つまり、このアリシンがにんにくの独特な匂いの原因なのです。

MEMO
ただ、このアリシン、実はもともとにんにくに含まれている成分ではありません。

では、このアリシンはどうして生成されるのでしょうか?

アリシンは細胞が破壊されることによって生成される

アリシンは、もともとにんにくに含まれている成分ではありません。

にんにくを切ったりすりおろしたり、細胞が破壊されることによって生成されるのです。

というのも、もともとにんにくには、「アリイン」という成分と「アリナーゼ」という酵素が含まれています。

ポイント
この「アリイン」は、にんにくを切ったりすりおろしたりなどして、細胞破壊されることによって反応し、「アリナーゼ」という酵素と結びつきます。



その結果、「アリシン」という成分が生成されるのです。

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にんにくのホイル焼きで匂わないようにするコツ

にんにくがどうして匂うのかについて解説いたしましたが、お分かりいただけましたでしょうか?

にんにくの独特な匂いの原因は「アリシン」ということでしたね。

では、どうすれば匂いを抑えることができるのでしょうか。

アリシンを生成させない!

匂いの原因が「アリシン」なのであれば、その「アリシン」をなるべく生成させないようにすることで、匂いを抑えることができるのです。

ところで、にんにくの匂いの原因、「アリシン」は細胞破壊されることによって生成されるんでしたよね。

つまり、細胞破壊させないように、切ったりすりおろしたりする工程をなるべくしないようにすることで匂いをある程度抑えることができるのです。

MEMO
あなたは、餃子を食べたときと、にんにくをまるごと1片食べたとき、意外と次の日に匂いが気にならないのは、にんにくをまるごと食べたときだった、という経験はありませんか?

これは、調理の工程で、切ったりすりおろしたりしているかいないかの差かもしれません。

にんにくのホイル焼きのときは?

では、にんにくのホイル焼きのときはどうでしょう?

にんにくのホイル焼きの場合、切ったりする工程がなくまるごとのにんにくなので、ある程度匂いは抑えられるかもしれません。

ですが、ホイル焼きは美味しいので、パクパクとたくさん食べてしまいやすいのではないでしょうか?

たくさん食べてしまうと、やはり匂いは気になりますよね。

そこで、より!匂わないようにするポイントがあるのでご紹介いたします。

アリナーゼは熱に弱い

先程申し上げたように、アリシンが生成されるのは、「アリイン」と「アリナーゼ」という酵素が結びつくからでしたよね。

つまり、この2つの成分が結びつかないようにしたらいいのですが、そこでポイントなのは「アリナーゼ」の特徴です。

このアリナーゼ、実は熱に弱いのです。

ポイント
ですので、加熱調理することによって、匂いにくくすることができます。

切ったりすりおろしたりする前に加熱し、アリナーゼの働きを阻止することで匂いの原因であるアリシンが生成されにくくなるのです。

また、にんにくのホイル焼きの場合、ホイル焼きにする前に、電子レンジなどで一度加熱しておくと、にんにく全体に均一に火が通り、匂いを抑える効果があるといわれています。

あなたも次の日の匂いが気になる場合は、ぜひ試してみてくださいね!

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食べ過ぎるとどうなる?

にんにくは食べ過ぎると危険だと言われています。

特に、にんにくのホイル焼きはパクパクと食べられるので、ついついたくさんの量のにんにくを食べてしまいやすいですよね。

ですが、にんにくは殺菌作用が強いため、適量だと身体に良いのですが、食べ過ぎると胃や腸を荒らしてしまいます。

MEMO
1日の摂取量は、生の場合1~2片、加熱調理した場合3~4片だといわれています。

この量を超えると、腹痛や胃痛などを引き起こす可能性があるので、食べ過ぎには注意しましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

にんにくはどうして匂うのか、また匂わないようにするためのコツについてご紹介いたしました。

この記事をまとめると

  • にんにくの独特な匂いの原因は「アリシン」
  • アリシンを生成させないためには、なるべく切ったりすりおろしたりはしないこと!
  • 切ったりすりおろしたりする前に加熱することも効果的!

疲れているときなど、無性に食べたくなるにんにく。

匂いを気にせず食べられるといいですよね!

あなたもにんにくを食べるときにはぜひ試してみてくださいね!

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