にがうりとゴーヤの違い|ツルレイシとは?由来は?種類は果物?食べ方は

あなたはゴーヤーがお好きでしょうか?栄養も満点なので、夏バテ予防にも効果を発揮してくれる食べ物の一つです。そんなゴーヤーと似たもので「にがうり」があります。一体、ゴーヤーとにがうりはどう違うのでしょうか?また、ゴーヤーにはどんな栄養が含まれているのでしょうか?

今回は、にがうりとゴーヤーについて以下のような事を解説していきます。

  • にがうりとゴーヤーは何が違うのか?
  • ゴーヤーにはどんな栄養が含まれているのか?
  • ゴーヤーを美味しく食べる方法とは?

こんな内容になっています。記事を最後まで読んで、にがうりやゴーヤーについて徹底的に理解してしまいましょう。

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にがうりとゴーヤの違い

まずはにがうりとゴーヤーの違いを見ていきましょう。一体どんな違いがあるのでしょうか?

同じもの?

結論から書いてしまうと、にがうりとゴーヤーは全く同じものです。ゴーヤーとは、にがうりを沖縄の言葉で言ったもの。つまり、沖縄でも別の言葉で「にがうり」と呼んでいたのです。世の中では、にがうりとゴーヤーという言葉が使われていますが、どちらも同じ意味だと思っておきましょう。

呼び方の由来

どうしてにがうりと呼ばれるのか?というと、中国から日本に伝わってきた段階で既に「苦瓜」と書かれていたためです。苦瓜は東南アジアから中国を経由して日本に伝わったとされていますが、中国でもにがうりは「苦瓜」と呼ばれていたのです。

それが、沖縄に伝わり、沖縄の方言で「ゴーヤー」と呼ばれるようになりました。ちなみに、ゴーヤと、音を伸ばさない表記もありますが、正しいのは「ゴーヤー」という音を伸ばす方ですので、お気を付けください。

ツルレイシとは?

にがうりやゴーヤーと一般的に誰もが呼んでいますが、実はにがうりは「ツルレイシ」という呼び名が正しい呼び名です。ツルレイシのいぼいぼが付いた実をとって人間が食べているのです。そのため「ツルレイシ」という名前を聞いた際にも「ゴーヤーの事だな」と理解しておきましょう。

にがうりもゴーヤーも、ツルレイシも全て同じ物だったのですね。

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にがうり(ゴーヤ)の特徴

にがうりとはどんな野菜なのか?特徴などを詳しく解説していきます。

ゴーヤの起源

ゴーヤーの起源は、東南アジアから中国です。東南アジア諸国で食べられていたゴーヤーが中国を経由して日本に伝わりました。前述した通り中国でも「苦瓜」と表記されます。

栄養素・カロリー

ゴーヤー1本には約「43kcal」のカロリーが含まれています。1本食べてもほとんどカロリーが無いので、とてもヘルシーな野菜なのです。その他、ゴーヤーにはこんな感じの栄養素が含まれています。

  • ビタミンC
  • 葉酸
  • ビタミンK
  • カリウム
  • 不溶性食物繊維
  • モモルデシン

こんな感じで、豊富なビタミンCや食物繊維を効率的に摂取することが出来ます。その他「モモルデシン」という苦みの元の栄養成分で、胃の働きを活発化してくれるので、食欲増進の効果が期待できます。

旬の時期は?

ゴーヤーが旬を迎える時期は、6月から8月ごろです。暑い夏の時期になると、美味しいゴーヤーが食べられるようになるでしょう。夏バテ予防にゴーヤーを積極的に食べましょう。

ゴーヤの種類

ゴーヤーには様々な品種があります。代表的な品種をいくつか挙げておきます。

  • あばしゴーヤ
  • 長レイシ
  • タイゴーヤ
  • むるぶし
  • しおかぜ
  • しまかぜ
  • 夏盛り

こんな感じで、一口にゴーヤーと言っても様々な品種があるので知っておきましょう。一般的には、色が濃くていぼいぼが多いゴーヤーの方が、苦みが強いとされています。

健康効果

ゴーヤーを食べると、以下のような健康効果が期待できます。

  • 免疫力強化
  • アンチエイジング効果
  • 貧血の改善
  • 食欲増進
  • 便秘解消
  • 高血圧予防

こんな感じで、様々な健康効果を得やすいのです。食欲増進効果があるので、夏バテしそうな夏にたっぷり食べて、元気な体を維持していきましょう。

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にがうり(ゴーヤ)の保存方法・食べ方

では、にがうりの保存方法やおすすめの食べ方などをご紹介していきます。

保存方法

ゴーヤーを保存するベストな方法は、カットせずにまるのまま冷蔵庫で保存する方法です。カットした後は、冷凍保存なども出来るので、長期間保存したい時は冷凍しましょう。

下処理の方法

ゴーヤーは下処理の段階で「ワタ」を取り除くのが一般的です。ワタの部分から傷みが始まったりするので、長持ちさせたいのであれば、ワタは取り除きましょう。ただ、ワタは別の料理に使ったりも出来ます。

ゴーヤチャンプルー

ゴーヤーを最もたくさん食べる方法の1つが「ゴーヤーチャンプルー」です。豚肉と卵がたっぷり入っているので、ゴーヤーの苦みをあまり感じることなく食べられます。

サラダ・和えものに

ゴーヤーの苦みが得意な方であれば、さっと下茹でしてサラダなどにしても美味しいはずです。ゴーヤ特有の苦みは癖になるので、好きな人は是非ともチャレンジしてみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はゴーヤーとにがうりの違いや、特徴などについて解説してきました。最後に記事内容を振り返っておきましょう。

この記事をまとめると

  • ゴーヤーとにがうりは同じ物
  • ゴーヤーやにがうりを食べると夏バテ予防にピッタリ

こんな内容になっていました。早速スーパーの野菜コーナーに行って、ゴーヤーを購入してみてはいかがでしょうか?

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