煮干しは長期保存が可能で、豊富な栄養を含んでいることから、健康や美容にとても良い食品として知られています。しかし一方で、高カロリーのため食べ過ぎてしまうと太ってしまうのでは?といった声もあります。
煮干しの栄養素や、体への影響、食べ過ぎると太ってしまうのかといったことについて詳しく見ていきましょう。今回紹介していくテーマは、
- 煮干しは太る?
- 煮干しの食べ過ぎによってかかる病気
- 煮干しのダイエット効果は?
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
スポンサードリンク
目次
|
|
煮干しは太る?
煮干しは乾燥させてあるため、少量でも高い栄養素を摂取できると言われています。しかし一方で、カロリーや糖質量も高いのではないのか?といった不安の声もあります。
煮干しを食べるうえで注意することや、1日の適性摂取量などについて解説していきます。
塩分とプリン体
煮干しは健康を維持するためにはとてもおススメの食材と言えますが、食べる際には塩分量とプリン体の過剰摂取に注意が必要です。まず塩分についてですが、市販の煮干しには調味するために塩分が多く使用されている場合が多いです。
お酒のつまみなどで煮干しを食べられている方は、塩分の過剰摂取により食欲が増進し、食べ過ぎ飲み過ぎに繋がったり、体のむくみなどに繋がります。
次にプリン体についてですが、煮干しには100ℊあたり約750mℊものプリン体が含まれています。もともと魚の干物は乾燥させてあることにより成分が凝縮しているため、プリン体は多い傾向にあります。
食べ過ぎてしまえば痛風を患う可能性もあります。
一日の適量は?
煮干し100ℊあたりのカロリーは約330kcal、糖質量は0.2ℊで、高カロリー低糖質な食品と言えます。
カロリーが高いのであればあまり食べない方がよいのでは?と思う方も多いと思いますが、煮干しを100ℊ食べるためには約50尾程度食べる必要があります。
1日でそれほどの量の煮干しを食べることは中々ありませんよね。健康を維持するために煮干しを食べるのであれば、1日30ℊ程度を目安に食べると良いでしょう。
スポンサードリンク
煮干しの食べ過ぎによってかかる病気
様々な食品に共通することは、「食べ過ぎると体の害になる」ということです。バランスよく栄養成分を取り入れていれば問題はありませんが、ある特定の栄養素を多量に摂取することで体に様々な影響が出てきます。
煮干しを食べ過ぎることによって、体にどのような影響がみられる脳になるのでしょうか?
痛風
煮干しには100ℊあたり約750mℊものプリン体が含まれています。もともと魚の干物は乾燥させてあることにより成分が凝縮しているため、プリン体は多い傾向にあります。
プリン体の過剰摂取と言えば、成人男性ではよく知られている痛風という病があります。いわゆる「贅沢病」とも呼ばれ、アルコールや魚介類、お菓子などの食べ過ぎによりかかる病です。
プリン体の過剰摂取により尿酸値が高まり、結晶化した尿酸が体内に溜まり、体の様々な箇所に影響を及ぼす病です。名前の通り「風が吹いても痛い」と言われるように、強い激痛を伴います。
高血圧
市販の煮干しには調味するために塩分が多く使用されている場合が多いです。煮干し100ℊ辺りには約4.3ℊの塩分が含まれていると言われており、それだけで食べる場合は塩分の摂り過ぎに注意が必要です。
お酒のつまみなどで煮干しを食べられている方は、塩分の過剰摂取により食欲が増進し、食べ過ぎ飲み過ぎに繋がったり、体のむくみなどに繋がります。
スポンサードリンク
煮干しのダイエット効果は?
ここまで煮干しの食べ過ぎや、食べ過ぎたことによるデメリットなどについて紹介していきました、正しく食べれば体に様々なメリットのある食材でもあります。
煮干しを食べることによって得られるメリットや、具体的な栄養成分などについて詳しく紹介していきます。
タンパク質
煮干しには100ℊあたり64.5ℊものタンパク質が含まれていると言われています。
タンパク質は3大栄養素の中の一つで、とても重要な役割を担っている栄養素の一つです。主に体の筋肉に影響のある成分で、筋肉を作る為のサポートをしてくれる役割があります。
筋肉が増えることで体の基礎代謝が上がり、自然とカロリーが消費されるためダイエット効果も得られます。筋肉が衰えてしまうと基礎代謝が下がり、いわゆる「太りやすい体」になってしまいます。
活力のある健康な体を維持するために、タンパク質は非常に大切な栄養素なのです。
カルシウム
煮干しには100ℊあたり2200mℊものカルシウムが含まれていると言われており、煮干しを5尾食べるだけで、牛乳200mlのカルシウム含有量に匹敵すると言われています。
カルシウムは、体の骨や歯を構成するためにとても重要な役割を担っている栄養素です。カルシウムが不足してしまうと、骨粗しょう症のリスクが高まったり、子どもの発達障害などの原因となります。
特に高齢者や発達期の子供、妊娠・授乳中の女性は積極的に摂取した方がよいと言われています。
また、カルシウムは骨に負荷がかかると細胞が活発になり、強い骨が作られると言われています。カルシウムの摂取と共に運動も取り入れることが大切です。
おやつに煮干しはおすすめ
おやつはついつい甘いお菓子を食べたくなるものです。しかしその際に小魚アーモンドなどの、煮干しが使われたお菓子などを食べると健康にとても良いです。子どものおやつにも最適ですよ。
まとめ
今回は、煮干しの栄養素や効能、食べ過ぎによるデメリットなどについて紹介していきました。
この記事をまとめると
- 煮干しの食べ過ぎで注意するべき点は塩分とプリン体
- 1日30ℊ程度を目安に食生活に取り入れると良い
いかがでしたか?煮干しはそのまま食べる以外にも、様々な料理に使える食材です。健康の為に、是非食卓に登場させてみてくださいね。
スポンサードリンク