皆さんは寝る前に小腹が空いた時に何を食べますか?夕飯の残りやジャンクフードなどを食べている方はいませんか?
寝る前になると人間は消化能力が弱くなってしまうので、あまり消化に時間がかかるものを食べてしまうと、寝ている間に胃や腸が休まらないと言ったことになってしまいます。かといって空腹のままではなかなか寝付けない、といった状況になっちゃいますよね。
そんなときにおすすめな食材として「茹で卵」があります。今回はゆで卵を寝る前に食べるのがおすすめな理由を紹介していきたいと思います。
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目次
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ゆで卵が夜食に向いている理由
寝る前に食べるとなると、これからエネルギーを消費する必要がない時にエネルギーになる食品を取り入れるということなので、どうしても栄養が余ってしまい蓄えてしまう方向に体が働いてしまいます。そうなるとやはり太りやすくなってしまうのです。
ただ卵に関しては他の食材に比べて「低カロリーで高栄養」であり、さらに睡眠の質を上げてくれる様々な栄養価が含まれているので夜食に向いていると言われています。
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ゆで卵は糖質が少ない!
食べ物にはほとんどの場合糖質が含まれています。なので食事の後は血糖値が上がってしまうのが普通ですが、卵はその中でも血糖値を上げにくい食材の代表として取り扱われるほど血糖値に影響を与えません。
血糖値が高くなるとインスリンという血糖値を下げる成分が体の中から出てくるのですが、血糖値を下げるために出てきたインスリンが体の中に余ってしまうと、脂肪を蓄えてしまうという性質があります。
卵ならそもそも血糖値を上げないのでインスリンを分泌させることはありません。なので夜食として食べても特に罪悪感を感じる必要がないのです!
ゆで卵は脂質が少ない!
ゆで卵に含まれる脂質は一個あたり、約5.4gしか含まれていないと言われています。これは1日の脂質標準摂取量の約9%程度にしかならず、卵ぐらいたくさんの栄養素が含まれているのに、脂質が抑えられている食品は他にはないと言われている程なんですよ!
脂質は体にもちろん必要なのですが、とりすぎると動脈硬化の原因や肥満の原因になってしまいます。卵であれば脂質を摂りすぎる心配はありません。
成長ホルモンが睡眠の質を高くしてくれる!
栄養面以外で卵が優れている点は、卵を食べると寝ている間に分泌される成長ホルモンの量を多くしてくれると言う効果が期待できることです。
卵に含まれるアルギニンという成分が成長ホルモンの分泌をサポートしてくれます。成長ホルモンは睡眠の質を上げるだけでなく、傷ついた細胞の修復や代謝を促す働きがあると言われています。
また睡眠中に成長ホルモンが出ることで疲労回復、美容効果、脂肪の燃焼効果も期待できるといわれています。
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夜食にゆで卵を食べるためのポイント!
では卵が夜食に向いている理由を説明したところで、次はより効率的に卵を食べる方法を紹介していきたいと思います。
消化しやすい形にしよう
卵はゆで卵にするのですがその中でも「半熟卵」や「温泉卵」の形だと消化がしやすいと言われているんです。寝る時はに胃に内容物が入っていると、寝ている間に胃と腸が動かなければいけないので睡眠の質を下げてしまいます。
卵は生に近い方が消化しやすいと言われており、寝る直前に食べても胃と腸に負担をかけないで済みます。少し作り方は難しいですが、食べるなら半熟卵か温泉卵にしてみてください。
また卵は胃から腸に送られるまで約1時間程度かかるといわれていますので茹で卵を食べてから1時間は寝ないでゆっくり休むようにしましょう!
卵は1日1個までって本当?
卵は1日1個までにしないとコレステロールが高いので危険だ!という方も少なくないですよね。ですが実は最近の研究で「卵は1日に10個食べた人でもコレステロールの値はほとんど変わらなかった」ということが分かっています。
そもそも卵はコレステロールの値を変化させないということが分かっており、一日一個までにしないとコレステロールが高くなるという噂は誤った情報だということが分かっています。だからといって1日に何個でも食べて良いかと言えばそうでもありませんが、卵の食べ過ぎはあまり気にしなくても良いと言えるでしょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- ゆで卵は夜食に食べても太ることはない!
- むしろ成長ホルモンの分泌を促進させてくれるので、ダイエット効果が期待できる!
- 卵を食べることで疲労回復や美容効果も期待できる!
- ゆで卵は半熟卵や温泉卵にしたほうが消化しやすくなる!
- ゆで卵は1日1個以上食べても全く問題なし!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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