寝る前に卵を食べると体に悪い?太るって本当?夜食に卵を食べると得られる効果!

皆さんは夜寝る前にお腹が空いてしまうことはありませんか?そうなった場合どのような食べ物を口にしていますか?人によってはカップラーメンなどの高カロリーなものを食べている人も多いはず。ですが寝る前というのは非常に太りやすい時間帯なので、食べるものには気を付けた方が良いのです。

今回紹介するのは、寝る前に小腹が空いた時に「茹で卵」を食べる方法です。

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寝る前に食べると太りやすいって本当なの?

ゆで卵の話をする前に寝る前に食べ物を食べると、なぜ太りやすくなってしまうかについて解説していきます。

脂肪を蓄えやすい時間帯と言われる原因

私たちの体には遺伝子に結合しているBMAL1(ビーマルワン)と呼ばれるタンパク質が存在します。これは脂肪を溜め込むための酵素を増やす働きを持っています。つまり体の中に脂肪を蓄積するように動くタンパク質ということです。

このBMAL1は体内リズムと密接な関係があると言われており、時間帯によって激しく増減します。特に昼間は少なく夜に増えるという特性があります。1日のうちにBMAL1が一番増えるのが22時から午前2時頃です。そして一番少なくなるのは15時頃。ちなみに15時頃のBMAL1量に比べて、22時から午前2時の量は「約15倍」とも言われています。単純計算で昼の15倍ほど夜は太りやすいということなのです。

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食事誘導性熱産生という考え方

食事誘導性熱産生とは、食事の後に暑くなって汗をかくようなあの感じです。これは消化や吸収する時に熱を発生させています。この時に沢山のエネルギーを使うのですが、食事誘導性熱産生は午前中が最も多く、夜中が最も少ないと言われています。

食事誘導性熱産生が少ないとなると、消化や吸収のスピードが遅くなってしまい、体の中に脂肪として蓄えられやすくなってしまうと言われています。これも夜に食事をすると太りやすくなってしまう原因の一つです。

副交感神経が優位だと脂肪に変わりやすい

私たちの体の中には自律神経という、体の調子を整える神経が張り巡らされています。自律神経は交感神経と副交感神経に分けられ、交感神経は活動を誘発し副交感神経はリラックスを誘発します。

午前中は交感神経が優位になるので活動的になりエネルギーをたくさん消費することができます、一方で夜になると睡眠をとるために副交感神経が優位になりエネルギーを温存しようとします。副交感神経が優位の時に食事をしてしまうと、体がエネルギーを貯め込もうとするので脂肪に変えてしまうのです。

就寝前が最も副交感神経が優位になる時間帯でありその時間に食事をすることは、肥満につながるということになります。

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太りやすい時間帯にオススメなのがゆで卵

ここまでは夜寝る前が一番太りやすいと言う情報を紹介してきました。ですがお腹が空いている状態で眠るというのは結構大変ですよね。なのでそんな時にお勧めな食材のゆで卵の素晴らしい点について紹介していきます。

カロリーが控えめ

ゆで卵は非常に低カロリーな食材です。大きさにもよりますが、だいたい80~90キロカロリーくらいしかありません。また卵は消化されにくい成分である食物繊維を含まない食材なので、消化する時間の短い夜食や寝る前に食べるのに向いています。

疲労回復効果を持つ

卵に含まれるアミノ酸というのは、バランスが非常に優秀です。アミノ酸は私たちの疲労を回復してくれる効果を持つのですが、ゆで卵はそのアミノ酸のバランスが完璧に整った食品と言われています。

卵に含まれる必須アミノ酸が筋肉や脳の疲労を回復し、さらに傷ついた筋肉の再生や神経の再生を促進してくれる効果があります。

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基礎代謝が上がる

ゆで卵にはタンパク質が豊富に含まれています。タンパク質は私たちの体を作るためになくてはならない栄養素です。タンパク質が少なくなると基礎代謝量が落ち、太りやすい体になってしまいます。

ゆで卵には1個当たり約7.5gものタンパク質が含まれていますので、寝る前に食べることで不足していたタンパク質を補うことができるでしょう。

老化防止や美容効果も期待できる

卵にはアミノ酸やタンパク質だけでなくビタミンも豊富に含まれています。卵に含まれるビタミンは私たちの体を傷つける「活性酸素」という酸素の働きを無力化する作用をもちます。

活性酸素が体中に増えてしまうと老化の原因になったり、シミやシワの原因になったり、ガンの原因になるとも言われています。卵を食べることで老化の原因となる物質を防ぐことができるので、結果的にアンチエイジング効果も期待できるということです。

ゆで卵はどれくらい食べても良いの?

ここまでゆで卵が夜食に向いているという説明を行ってきました。では実際に夜食としてゆで卵を食べるならどれくらい食べても良いかについて紹介していきます。

多くても2~3個まで

以前は卵はコレステロールが高いから1日に食べていいのは一個まで、と言われていた時代がありました。ですが最近では一日一個ということにこだわることはないと言われています。これはコレステロールが食事から摂取される場合よりも、体内で合成される割合の方が多かったことが分かったからです。

ですがゆで卵をいくらでも食べていいということではありません。ゆで卵もしっかりカロリーをもっていますし、寝る直前というのは消化能力が落ちていますのであまり量を食べ過ぎるのは良くないのです。食べても「2~3個」までにしておきましょう。

食べてすぐ寝るのはやめよう!

ゆで卵は消化に良い食品と言いましても、胃から腸まで到達する間で「約1時間」程度の時間がかかります。この間に床についてしまうと消化不良のまま寝ることになるので、睡眠の質を下げてしまう原因になる可能性があります。

ゆで卵を食べたら1時間くらい休憩してから寝るようにしましょうね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?夜お腹すいた時はゆで卵を食べるようにすれば、過剰なカロリーを摂ることもありませんし、むしろ体によい効果を期待することが出来ます!是非今度からはゆで卵を食べるようにしてみてください。

この記事をまとめると

  • 22時から午前2時まではとても太りやすい時間帯!
  • ゆで卵は低カロリーで高栄養な夜食向きな食品!
  • 夜食としてゆで卵を食べるなら2~3個までにしよう

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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