皆さんは豆乳というとどんなイメージを持たれますか?美容や健康にいい?良質なタンパク質を持っているから筋肉の栄養になる?、実はそれはどれも大正解です。
豆乳には様々な健康効果があり、上手く生活に取り入れることができれば私たちの健康をしっかりサポートしてくれる素晴らしい食品なのです。今回の記事では寝る前に豆乳を飲むとどんなメリットがあるのか、寝る前に飲むときの注意点、オススメの飲み方について紹介していきます。
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目次
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豆乳の効果
まずは豆乳を飲むことで期待できる効果について紹介していきますね。
ダイエット効果
まず豆乳を飲むメリットの代表格なものとして、ダイエット効果が言えるでしょう。私たちの体には褐色脂肪細胞と白色脂肪細胞の二種類があります。褐色脂肪細胞の作用として「脂肪を蓄える白色脂肪細胞の燃焼を促進する」という物があります。豆乳には褐色脂肪細胞を増やし、この働きを活性化させる働きがあるので、脂肪をどんどん燃焼させてくれるのです。
さらに豆乳に含まれる良質なたんぱく質が筋肉量の増加をサポートしてくれるので、それに伴い基礎代謝があがり、痩せやすく太りにくい体を作ってくれます。
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腸内環境を整える
豆乳はダイエット効果だけでなく、腸内環境を整えてくれる作用もあります。豆乳に含まれる大豆オリゴ糖には、腸内細菌の中の善玉菌を増やす働きがあります。腸内の善玉菌が増えると腸の活動が活性化され、便秘の解消や免疫力の向上、ストレス耐性の向上など様々な体に嬉しい効果があるのです。
これらの菌は互いに密接な関係を持ち、複雑にバランスをとっています。体の健康には、腸内にビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が占める割合を増やすことが重要です。善玉菌を増やすオリゴ糖や食物繊維を十分にとって、同居人である腸内細菌と協同して健康を作ることが大切です。
美肌効果
豆乳に含まれる「イソフラボン」は体内に入ると女性ホルモンと似たような働きをするといわれています。イソフラボンには肌の新陳代謝を促進させる働きがあるほかにも、コラーゲンという皮膚の潤いをつくる成分を生み出してくれます。そうするとシミやシワ、くすみなどをしっかり防いでくれるのです。
美肌効果以外にも、女性ホルモンは抜け毛の予防作用やニキビや皮脂の過剰分泌を抑制する効果もあるなど女性だけではなく男性にもとてもうれしい効果があるんです。
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寝る前に飲む豆乳の飲み方・選び方
豆乳には様々な種類があります。寝る前に飲む豆乳はどんなものがあるのか、豆乳をどんなふうに飲むのが最適なのかについて紹介していきますね。
可能なら無調整豆乳を選ぼう!
豆乳は無調整豆乳、調整豆乳、豆乳飲料の3種類に分けられています。
- 無調整豆乳:水と大豆だけを原料として使用したもの、大豆成分が最も多く栄養価が高い
- 調整豆乳:無調整豆乳に砂糖や香料を加えて飲みやすくしたもの
- 豆乳飲料:調整豆乳よりもさらにバリエーションのあるフレーバーを加えて飲みやすくしたもの
この中で調整豆乳・豆乳飲料には砂糖や塩が添加されているため、無調整豆乳に比べて若干カロリーが高くなる傾向にあります。なのでダイエット効果を得たいなら無調整豆乳を選ぶようにしましょう。
ただ無調整豆乳の場合は豆の独特な臭みがつよいので、苦手な人にとってはかなり飲みにくいです。そういった方は無理せず調整豆乳を選ぶか、無調整豆乳にはちみつを加えたものを飲むと良いでしょう。
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寝る前の豆乳は温めて飲む
豆乳の原料である大豆には実は「体を冷やす作用」があります。なので冷たいままの豆乳を飲むと体が冷えてしまって、寝つきが悪くなってしまう可能性があるのです。
ですので寝る前の豆乳はしっかり温めてから飲むことをオススメします。あたためることで、トッピングとしてシナモンや生姜、はちみつなどを加えられるようになることもメリットの一つです。
ゆっくり、焦らず飲みましょう
寝る前の豆乳は、「ゆっくり焦らずに飲む」ということを意識してください。これはなぜかというと、一気に飲んでしまうと体がびっくりしてしまい、せっかくリラックスに入るところだった脳が飛び起きてしまうからです。
興奮した状態からリラックスモードに移るまでには時間がかかるので、体に負担がかからないようにゆっくり飲むようにしましょうね。ゆっくり飲むことで満腹中枢を刺激してくれ、夜中にお腹が減るのを抑えてくれる効果もありますよ!
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豆乳を飲む際に注意するべきこと!
豆乳は非常に優れた飲み物だということが分かっていただけたと思います!ですが、そんな素晴らしい豆乳でも飲むときに注意するべきことがいくつかあるんです。次はそれを紹介していきますね。
生理中の人は注意
豆乳には女性ホルモンと同じような働きをする、イソフラボンが含まれているというお話をしました。イソフラボンにはそれだけでなく、女性ホルモンのエストロゲンを増やす働きもあるんです。
生理中に豆乳を飲むとエストロゲンが過剰に分泌されてしまい、生理周期に影響を及ぼす可能性があるといわれています。なので生理中の女性の方は豆乳を飲むのは控えた方がよさそうです。
飲みすぎ注意
豆乳の理想的な摂取量は「1日200㎖」といわれています。豆乳は意外と脂肪分が高く、飲みすぎは肥満の原因になってしまう恐れがあるのです。夜寝る前にはコップ一杯程度の豆乳にするようにしましょうね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか!いくつか気を付けるべき点がありますが、豆乳は私たちの健康をしっかりサポートしてくれる素晴らしい効果があることが分かりましたね!上手く生活習慣に取り入れて、毎日をもっと素敵に過ごせるようにしましょう!
この記事をまとめると
- 豆乳はダイエット効果や整腸効果、美肌効果が期待できる飲み物!
- 寝る前に飲むなら温めて、ゆっくり焦らず飲もう!
- 無調整豆乳が一番おすすめだけど、飲みづらいなら調整豆乳でもOK
- 飲みすぎや生理中に飲むのは控えよう!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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