寝る前のホットヨーグルトは太るって本当?効果的な食べ方のポイントを紹介

皆さんは寝る前にホットヨーグルトを食べると体によいということを聞いたことはありませんか?様々な場所で調べてみると、寝る前にホットヨーグルトを食べると睡眠の質をあげてくれたり、ダイエットに効果的という意見もあれば、逆に太ってしまう、睡眠の質を下げるなどの悪い情報もありました。

食品についての情報は良い面もあれば悪い面もあるということが一般的です。そこで実際にホットヨーグルトにはどのような効果が期待出来て、どのような注意点があるのかを調べてみましたので紹介していきます。

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寝る前のホットヨーグルトが体によいといわれている理由とは

ではまずは寝る前にホットヨーグルトを食べると体によいといわれている理由について紹介していきます。

ホットヨーグルトは血流を良くする

ホットヨーグルトは温かい食べ物ですので、摂取すると胃や腸を温めてくれます。なので血流が良くなったり代謝アップが期待できるということです。冷たいヨーグルトを食べるよりも温かいヨーグルトを食べた方が消化にもよく、寝る前に食べるものとしては非常に優秀であると言えるでしょう。

さらに寝ている間にカルシウムが不足すると、私たちにの体には脂肪を蓄積させようとするホルモンが分泌されてしまう体の構造を持っています。ホットヨーグルトにはカルシウムが豊富に含まれていますので、脂肪蓄積させようとするホルモンの分泌を抑制することができるためダイエットにも効果的と言われているのです。

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腸内環境を整え便秘を改善する

ホットヨーグルトには乳酸菌がたくさん含まれています。程よく温まった状態の乳酸菌は活動性が高く、冷たいままの状態よりもより腸内に届きやすいと言われています。

ただし加熱しすぎる(45℃以上になる)と乳酸菌が死滅してしまうので注意しましょう。

乳酸菌とは?
乳酸菌とは、炭水化物などの糖を消費して乳酸をつくる細菌たちの総称のことです。腸内にすんでいる細菌のバランスを整えてくれる効果があり様々な場所で利用されています。乳酸菌の種類はとても多く、腸内を酸性側に傾け腸内の腐敗を抑えたり、腸のぜん動運動を助けて便秘を改善する効果が確認されています。

 

また、最近の研究によって、免疫能力の向上や、血中コレステロール、中性脂肪などを低下させる作用もあることがわかっています。腸内の環境が良いと、メンタルヘルスにもかかりにくくなるという研究があり、精神科の治療にも用いられたり、腸内の環境を整える治療が開発されています。

 

このようなことから、近年では乳酸菌はプロバイオティクス(腸内細菌のバランスを改善することによってたくさんの健康効果を与えてくれる微生物)として注目されているのです。

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ホットヨーグルトが太ると言われる理由は?

では次は反対意見の、ホットヨーグルトが太ると言われている理由を紹介します。

ヨーグルトは甘くして食べてしまうため

生暖かいホットヨーグルトは、そのままでは味がないため砂糖を入れたりフルーツをたくさん入れて甘みを追加するのが一般的です。この砂糖を追加してしまうと血糖値を急激に上げてしまい、結果的に太りやすい食品になってしまう可能性が高くなります。 

寝る前に糖分を取るというのは太りやすくなるだけではなく「睡眠の質を下げる」要因になると言われています。ある研究で血糖値が高い状態で睡眠を取った場合と、安定した血糖値の状態で睡眠をとった場合を比べて睡眠の深さを研究があり、血糖値が高ければ高いほど深い睡眠の時間が短かったという報告がされています。 

今までの食事に追加して食べてしまっているから

ホットヨーグルトを使ったダイエット方法で痩せようとしている方の中に、今までの食事にホットヨーグルトを追加しただけでダイエットしようとしている人がいます。これではむしろ摂取カロリーが増えてしまうことになり、ダイエットの意味がなくなってしまいます。

ホットヨーグルトを使ったダイエットを行う場合は、普段の食事にしっかり気をつけながらホットヨーグルトを摂取するようにしないといけないのです。

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これまでの情報をまとめてみると

ここまでホットヨーグルトが健康に良いという意見と、ホットヨーグルトを食べると悪影響を及ぼすと言う意見の両方を述べてみました。両方の情報を見て私が思ったのは「適切な使い方と量を気をつければ、ホットヨーグルトはとても身体に良い食品」であると感じました。

ではホットヨーグルトを摂取する上で気をつけるべき点は何があるのかについてまとめてみました。 

甘味料に注意しよう

夜のホットヨーグルト摂取で注意しなければならないのは、糖質過多にならないことです。ホットヨーグルトは甘さが足りないのでどうしても甘いものを追加してしまいがちですが、必要以上の甘味料は睡眠の質を下げてしまいます。

おすすめ食べ方としては「ハチミツを加えて食べる」方法と、「エリスリトールなどの血糖値を上げない自然の甘味料」を加えて甘くして食べることです。

この二つの方法を行えば血糖値を急激に上げることはなく、ホットヨーグルトのメリットだけを受け取ることができます。

ヨーグルトを食べるなら夕食は控えめに

ダイエット目的で食事を行うなら、消化機能が落ちる夕食の量を抑えめにするというのがポイントです。今まで食べていた量を少し減らし、ホットヨーグルトに置き換えるというようにすれば必要以上のカロリーを取ることがないので減量に効果的でしょう。

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まとめ

ホットヨーグルトに限らず食品には良い面と注意しなければいけない面が必ずあります。知らないうちに体に負担をかけてしまうような食べ方をしていないかどうか、もう1度自分の食習慣を振り返ることが大切です。

この記事をまとめると

  • ホットヨーグルトは使い方さえ注意すれば体によい食品である!
  • 糖質が高くなると睡眠の質を下げたり肥満の原因になる可能性がある
  • ヨーグルトを食べるなら夕食は少し控えめにしよう

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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