寝る前にアボカドを食べて大丈夫?太りやすいって本当?ダイエット効果はあるの?

皆さんはアボカドは好きですか?豊富な栄養素や豊富な脂質をもつアボカドは森のバターとも呼ばれています。その素晴らしい効果から、ダイエット業界や美容業界、医療業界などでも大活躍しているアボカドは、私たちの健康をサポートしてくれる素晴らしい食品です。

アボガドはダイエットにもとても効果的といわれていますが、夜寝る前の太りやすい時間帯に食べても大丈夫なのでしょうか?今回の記事では寝る前にアボカドを食べても良いのかについて紹介していきたいと思います。

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アボカドってどんな食材?

アボカドとは?

アボカドはクスノキ科ワニナシ属の果実です。和名は「ワニナシ(鰐梨)」です。中央アメリカ原産のアボカドは低温に弱く、熱帯や亜熱帯に分布します。アボカドのほとんどは輸入品です。

アボカドの実は樹上で柔らかくなることは無く、収穫後追熟させることで軟化し食べごろとなります。熟すると果皮の色が緑色から黒っぽく変化します。また、表皮を軽く押してわずかに柔らかさを感じる頃が食べごろの目安です。

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アボカド1個(200g)の主な栄養成分

栄養

アボカド1個(200g)の栄養成分を以下の表にてまとめました。是非、チェックしてみてくださいね。

塩分 0g
たんぱく質 3.5g
脂質 26.2g
炭水化物 8.7g
食物繊維 7.4g
カリウム 1008㎎
ビタミンE 5㎎
葉酸 118㎎
ビタミンC 21.0㎎

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アボカドの脂質はとても体に良い!

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脂質が多いアボカドですが、アボカドの脂質はオレイン酸・リノール酸・α-リノレン酸といった「不飽和脂肪酸」なので、健康効果が期待できるヘルシーな脂質です。

〇不飽和脂肪酸

不飽和脂肪酸は、分子中に二重結合を多く含む構造を持つ脂質で、植物の種を絞った油や魚に多く含まれています。加えて、常温で液体になるのが特徴で体内では、悪玉コレステロールの数値を下げる、脳機能改善といった役割を持つ脂質です。

〇オレイン酸

オレイン酸は、生活習慣予防の効果が高く、血管内の環境改善効果が高い脂肪酸です。悪玉コレステロールの量を減らし、出来た過酸化脂質の量を減らすことで、血管壁へのプラーク生成を抑制します。結果として、動脈硬化や心疾患の予防に役立つ栄養素です。

〇α-リノレン酸

α-リノレン酸は、人間の体内で合成することが出来ない必須脂肪酸の一つで、必ず食事で摂取する必要がある脂肪酸です。体内の代謝によってDHAやEPAに変換されます。α-リノレン酸自体も、血液中の過剰にある脂質を減らし、血液疾患の予防効果がある脂肪酸です。

〇リノール酸

リノール酸は、コレステロールや中性脂肪を下げる働きがあり、高脂血症を防ぐことで動脈硬化の改善をする働きを持っています。また、リノール酸の代謝によって、リノレン酸の材料になります。血液をサラサラにし、細胞膜の材料にもなる栄養素です。

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アボカドは太りにくい食材!?

アボカドの脂質はダイエット効果を持つ

ここまでアボカドに含まれる様々な栄養素について紹介してきました。アボカドはたくさんの脂質を含む食材なのですが、先ほど説明した不飽和脂肪酸のオレイン酸、αリノレン酸、リノール酸は「太りにくく、痩せやすい体を作る脂質」と言われています。

このような良い脂質を摂取すれば、体に溜まった悪い脂質を排出してくれるのでアボカドの脂質はむしろダイエット効果が高いと言えるでしょう。

食物繊維もダイエットに効果的

アボカドには脂質の他にもたくさんの食物繊維が含まれています。食物繊維には腸内の環境を整える働きがあるというのは、皆さんもご存知ですよね。

さらにそれだけではなく食物繊維には「食欲を抑えてくれる働き」も期待できるのです。食物繊維は体の中に取り込むと水分を吸収して膨らみます。おなかの中で水分を吸収し膨らむことで満腹感を得ることができ、結果的に食欲が抑制されるということです。

アボカドダイエットの内容にも「食前にアボカドを食べる」というのが大事と紹介されており、食物繊維による満腹効果を期待しているのだと思われます。

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アボカドは夜寝る前に食べても良いの?

どんなもの?

私たちの体は夜寝る前になると、BMAL1という「脂肪を蓄えようとするタンパク質」やエネルギー消費量の低下によって太りやすくなるといわれています。様々なダイエット効果があると紹介してきたアボガドは夜食べても大丈夫なのでしょうか。

寝る直前はNG

ダメ

アボカドには食物繊維が豊富に含まれているという説明を行いました。実は食物繊維はとても消化に時間のかかる成分であり、寝る直前にアボカドを食べてしまった胃の中に食物繊維が残った状態で睡眠に入ってしまうことになります。

寝ている間というのは体の臓器が活動を抑制して休息に入るのが一般的なのですが、胃に物が入った状態だと、消化器官が休めなくなってしまうので翌朝の胃もたれや疲労感につながってしまいます。

ですので寝る直前にアボカドを食べるのは控えたほうが良いと言えるでしょう。

寝る2時間前ならOK!

先ほどは寝る直前にアボカドを食べるのはやめた方が良いということを伝えしましたが、アボガドを寝る2時間前に摂取すると、むしろ「睡眠の質が上がる」と言われているのです。

アボカドには糖質が含まれており、寝る前に適量の糖質を体に入れておくことで「寝ている間の成長ホルモンの分泌を促す」と言われているのです。成長ホルモンの分泌が促されると睡眠の質が上がり、基礎代謝や脂肪燃焼効果も期待できると言われているのです。

食べるタイミングを考えるだけで効果が真逆になる」ということを知っておくだけで、大きなメリットが期待できますよ!

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まとめ

 いかがでしたでしょうか?アボカドにはたくさんの栄養素やメリットがあるということがご理解いただけたでしょうか。また寝る前に食事をする時の注意点や、デメリットについても紹介してみました。

アボカドだけでなく他の食品も寝る前に食べてしまうと睡眠の質を下げてしまう可能性がありますので、食品の特性をしっかり調べてから食べるようにしましょうね。

この記事をまとめると

  • アボカドは良質な脂質を豊富に含む食品!
  • アボカドを食べるとダイエット効果が期待できる!
  • 寝る直前にアボカドを食べるのはおすすめしない!
  • アボカドを寝る前に食べるのが寝る2時間前にしよう

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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