今年に入ってスーパーは値上げの嵐。ひとつひとつは何十円でも、毎日の買い物となるとボディブローのように効いてきたりして、家計を管理する方にとっては頭が痛いですよね。そんなとき大活躍してくれるのがちくわやさつま揚げなどの練り物!お手頃価格で安定していて、カサマシにも使えるお助け食材です。
特売だったから買いすぎちゃって、気づいたら賞味期限切れ!なんてことも。1日、2日だったらいけそうだけど、1週間だったら?そこで今回は、
- 練り物ってどんなもの?
- 練り物の賞味期限はどれくらい?
- 賞味期限が切れちゃった!いつまで食べられる?
- 練り物の保存方法
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目次
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練り物ってどんなもの?
練り物とは、魚のすり身に塩、その他の材料を加えて混ぜ合わせ、成形後加熱した食品の総称です。加熱の工程に、蒸す、焼く、揚げるなどのバリエーションがあり、それによって食感や見た目が変わってきます。
- 蒸した練り物・・・かまぼこなど
- 焼いた練り物・・・ちくわ、伊達巻など
- 揚げた練り物・・・さつま揚げ、天ぷらなど
- 茹でた練り物・・・つみれ、はんぺんなど
ちくわやかまぼこなど、どこのスーパーでも見られるものから、地域の特色を活かしたものまで、日本全国で多種多様の練り物が販売されています。
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練り物の賞味期限はどれくらい?
比較的長く持つ印象がありますが、練り物の賞味期限は売られている状態でも異なります。 直売所などで直接売られている練り物は、水分も多いため、賞味期限が一両日中に設定されているものがほとんど。 ここではスーパーなどで市販されている練り物の賞味期限について、ご紹介します。
未開封のもの
市販の練り物は品質管理が徹底された工場で生産、包装されるため、ものによって多少の差はありますが、冷蔵で5~6日程度の賞味期限が設定されています。具材やパッケージの内容によっても異なりますので、必ず表示を確認するようにしてください。
開封後
1度封を開けてしまったら劣化が始まるので、賞味期限に関係なく早めに食べ切るようにしてください。
かまぼこなどをそのまま食べる場合は一両日中に、さつま揚げなど、加工の過程で揚げてあるものはもう少し長く、2~3日は問題無く食べられるものが多い ようです。
ただし、これはあくまでも目安!見た目やにおいを確認して、心配なら再加熱して食べるようにしましょう。
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賞味期限が切れちゃった!いつまで食べられる?
うっかり賞味期限を切らしてしまった!そんなときもありますよね。まず、この賞味期限、正確には「おいしく食べるための期限」であって、過ぎたからといってすぐに食べられなくなるわけではありません。
香りや味は落ちてしまいますので、早めに食べるに越したことはありませんが、1、2日過ぎても未開封で正しく保管されたものであれば問題なく食べることができます。
1週間切れ
スーパーで売られている練り物は、一概には言えませんが基本的に品質を維持するための保存料が入っているものがほとんどです。そのため、 賞味期限が1週間過ぎた練り物でも、見て分かる異常が無ければ問題無く食べられる 場合が多いようです。
実際に1週間過ぎた練り物を食べても大丈夫だった、という口コミもありますが、練り物の種類や原材料によっても異なりますので、品質のチェックは怠りなく!炒める、煮込むなど加熱調理をしてから食べるようにしましょう。
10日以上
10日以上経過したとなれば、かなりの危険信号! 仮に見た目に異常が無くても、油脂の酸化などの劣化が始まっていますので、食べない方が無難です。
練り物は腐るとどうなる?
実際に、練り物が腐ってしまったら、どんな変化があるのでしょうか。
- 【見た目】
変色している
カビが生えている - 【におい】
酸っぱいような臭いがする
古くなった油のような臭いがする - 【状態】
表面にぬめりが出ている
ねばねばしている
糸をひいている
やわらかくぶよぶよした感じがする
このような変化が出ていたらアウト!速やかに廃棄するようにしましょう。
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練り物の保存方法
特売で買い込んでしまった、という場合以外にも、頂き物やお土産でたくさんもらってしまった、なんてこともありますよね。食べきれないともったいないし、できるだけ長く保存したい!次はそんなときにおすすめの保存方法についてご紹介します。
冷蔵保存
冷蔵庫で保存する場合は、基本的にパッケージのまま保存して大丈夫。ただし 直売所などのお土産で期限表示の無いものなどは、ラップにぴっちり包み、におい移りを防ぐためにジップロックなどの保存袋に入れて冷蔵庫に。なるべくその日のうちに食べ切る ようにしましょう。
冷凍保存
練り物がたくさんあるときや、使う予定が無いときなどは冷凍保存が便利。 ひとつひとつラップに包み、ジップロックなどの保存袋に入れて冷凍します。1~3か月を目安に使い切ってください。
練り物の中でも、かまぼこは冷凍すると食感が変わりやすい食材。本来、冷凍にはむきません。ですが、スライスしたかまぼこを1切れずつラップに包み、金属製のバットに並べて急速冷凍すれば、解凍後もそれほど食味が落ちません。いざというときはお試しください!
解凍方法
1度冷凍した練り物は加熱して食べるのがおすすめ。風味の劣化も気になりません。
おでんなどの煮込み料理に使う時は、冷凍のまま煮込んでしまって大丈夫。保存期間は多少短くなりますが、短冊に切って冷凍しておけば、汁物や炒め物にもそのまま使えて便利です。
さつま揚げなどは、半解凍くらいの状態でトースターで焼き上げると、香ばしさが加わってまるで出来たてのような状態に!生姜醤油で食べればお酒のアテにもぴったりのおいしさです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事をまとめると
- 魚介のすり身に塩などを加えて加熱加工した練り物、定番からご当地商品まで多種多様!
- 練り物の賞味期限は、未開封の状態で大体5日程度!開封後は劣化が始まるので早めに食べ切って!
- 未開封のものであれば賞味期限が切れてもすぐに食べられなくなることはないが、ボーダーラインは1週間!食べる前に見た目やにおいに変化が無いか、しっかりチェックして!
- 長期保存したいときは冷凍がおすすめ!用途に応じてカットしておけば時短にも!
そのまま食べても、料理に使っても、アレンジ豊富でおいしい練り物は値上げラッシュを乗り切る強い味方!上手に保存して、食卓に活用してくださいね。
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