根曲りの竹の保存法!冷蔵・冷凍方法は?保存期間・賞味期限は?

通常のたけのこよりもサイズが小さく、細い根曲り竹という食材をご存知ですか?アクが少ないので食べやすいと評判の根曲り竹。しかし、根曲り竹は鮮度がすぐ落ちる食材です。では、どうやって保存すれば良いのでしょうか。

  • 根曲り竹とは・特徴は?
  • 保存の仕方について
  • 保存の期間について

以上のテーマについてご紹介していきます。根曲り竹の保存法から期間まで詳しく知りたい方は、この記事を参考にしてください。

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根曲り竹とは・特徴は?

根曲り竹は。お味噌汁や天ぷら・素焼きなど幅広い料理にも使えますが、そもそもどのような特徴を持った食材でしょうか。

MEMO

山陰地方では、姫竹(ひめたけ)とも呼ばれています。このように、地方によって呼び方も違っていますよ。

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根曲り竹とは

根曲り竹は、イネ科タケ亜科ササ属です。その名の通り弓のように曲がっています。これは、雪の重さに耐えられなくなり根元が曲がってしまうことから名前がつきました。

また、竹と名前がついていますが植物の方ではなくて、実はササの仲間です。旬の時期は、5月〜6月頃です。さらに、東北地方や北海道などの寒さが強い地方で採れます。採れやすいのが雪が降りやすい地方だからこそ、作られる食材ですね。

たけのことの違い

根曲り竹と筍の特徴は、大きさです。筍と比べて見ると、サイズも細くて小さいです。また、えぐみが少なく甘みも感じられるので通常のたけのこと比べて食べやすいですよ。

根曲り竹の特徴

根曲り竹の特徴は、先ほどご紹介した通り根元が曲がっているのが最大の特徴です。た、エグ味やアクが少ないので料理だけでなくそのままかじっても甘みが感じられますよ。しかし、時間が経つにつれてエグ味が強くなり風味が落ちてくるのも早い食材です。

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根曲り竹の保存方法

先ほどご紹介した通り、エグ味やアクが少ないので食べやすい根曲り竹ですが、時間が経過すると風味がすぐに落ちていきます。では、少しでも美味しさを保つためにもそれぞれ正しい保存の仕方を知っておきましょう。

まずは、常温の場合からみていきましょう。

常温の場合

根曲り竹は、鮮度が落ちるのが早い食材です。そのため常温に限らず、購入した当日に下処理を行う必要があります。また、時間の経過によって風味が落ちるため当日に使わない場合は、常温での保管はおすすめできません。

下処理の方法

根曲り竹の下処理の仕方はこちらです。

  1. 根曲り竹を綺麗に洗ったあとに、茎の硬い部分と先端を斜めに切り落とし、皮に切り込みをいれます。
  2. 沸騰したお湯で8〜10分ほどゆでて水にさらします。
  3. 冷めて皮をむいたら完了です。

根曲り竹を当日に食べない時は、必ず下処理を忘れずに行いましょう。

冷蔵保存の場合

冷蔵庫にいれるときは、下処理が終わった根曲り竹を蓋のついた容器もしくは沸騰消毒したビンに入れます。また、この時に浸かるくらいの水を一緒に入れましょう。さらに、ビンに入れた場合は長い間の保管も可能ですよ。

すぐには食べない場合は、瓶詰めにしたやり方が一番おすすめです。瓶詰めにするときは、塩水を作ってから入れましょう。

MEMO

一緒に入れる水は、毎日取り替える必要がありますよ。鮮度をなるべく保つためにも、欠かさずよっておくとよいです。

冷凍保存の場合

冷凍するときは、下処理を終えた根曲り竹をジップロックなどの封がしっかりできる袋に入れて保管しましょう。しかし、冷凍すると長く保管できますが、鮮度も食感も落ちてしまうため瓶詰めのやり方がおすすめです。

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根曲り竹の保存期間

保存・日持ち

正しい保存の仕方の次は置いても問題のない日数について解説します。鮮度が落ちるのが早いので美味しく食べるためにも、なるべくご紹介する日数内に早めに食べ切りましょう。

状態ごとの保存期間

では、それぞれの期間はこちらです。

  • 常温・・・1日
  • 冷蔵・・・3~4日(保存容器に入れた場合)
  • 冷凍・・・2週間

また、ビンに入れて保存するいわゆる「水煮を瓶づめ」にした根曲り竹は、1年ほど保存できる日数も長くなり賞味期限も長いですよ水煮にした時は、食べる2日〜3日ほど真水に入れ替えておきましょう。

時間が経過すると?

先ほどご説明した通り根曲り竹は、時間が経過するとエグ味がでてきて食感も固くなります。購入した時は、当日に必ず下処理を行ってご紹介したやり方を試してみてくださいね。

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まとめ

時間が経過すると風味が落ちエグ味が出てくるので、水煮の瓶づめなどで冷蔵保存するやり方が一番おすすめです。この記事でご紹介したことをまとめますね。

この記事をまとめると

  • 見た目が、弓のように曲がっている根曲り竹は主な生産地が東北や北海道などの雪の多い地域で、5月〜6月ごろが旬の食材
  • 通常のたけのこと違い、見た目が細く小さいがアクやエグ味が少ないので料理に使うだけでなくそのまま食べられる
  • しかし、時間の経過とともに風味などが落ちるため下処理を行ったあとは、水につけて保存容器に入れたあと冷蔵個またはジップロックに入れて冷凍庫に入れると良い
  • 特におすすめは、瓶に塩水と下処理をしてから入れるやり方であれば1年ほど日数が持つ

ぜひ、旬の食材である根曲り竹を手に入れた時は今回解説したやり方を試してみてください。

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