ナッツの賞味期限切れは半年間は持つ?食べると危ない?見分け方も

カリカリとした食感と香ばしい風味が美味しいナッツ。おつまみやおやつとして人気の食品ではないでしょうか。

最近はナッツの栄養成分も注目され、健康食品としても話題になっています。しかし、購入したナッツの賞味期限が気づいたら切れていたという経験はありませんか?

この記事では、ナッツについて、

  • ナッツの賞味期限
  • ナッツが腐る理由
  • ナッツが賞味期限切れでも半年持つのか
  • ナッツが腐る場合の見分け方

をテーマに紹介していきます。ナッツの賞味期限について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ナッツの賞味期限

ナッツにも賞味期限はあります。ここではナッツの賞味期限について紹介していきます。

100日前後が基本

ナッツの賞味期限は、商品にもよりますが、大体2~6か月くらいものが多くあります。

賞味期限とは、その期限までは品質が変わらずおいしく食べられるという意味なので、切れたからと言って、すぐに食べられなくなるわけではありません。

賞味期限は、指定された保存方法で未開封のまま保管した場合の期限を指しています。一度開封したら、期限に関係なく早めに食べるようにしましょう。

種類によっては1ヶ月しか持たない

ナッツの中でも殻付きのクルミは賞味期限が短く、約40日です。酸化しやすいオメガ3系脂肪酸を含むことが原因です。

そのほかのナッツの賞味期限の目安は以下の通りです。

  • 生アーモンド・・・130日
  • 素焼きアーモンド・・・100日
  • 素焼きミックスナッツ・・・100日
  • 素焼きマカダミアナッツ・・・100日
  • 素煎りピーナッツ・・・90日
  • 素焼きくるみ・・・70日
  • 生クルミ・・・70日
  • アーモンドプードル・・・60日
  • 殻付きくるみ・・・40日

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ナッツが腐る理由

ナッツは乾燥した食品ですので、腐るというイメージを持つ人はあまりいないのではないでしょうか。

ナッツに含まれる水分量は2~6%とわずかです。ナッツはなぜ腐るのでしょうか。ここでは、ナッツが腐る要因について紹介していきます。

酸化してしまう

ナッツの酸化とは、ナッツの脂質に酸素が結びついて、過酸化脂質という物質が作られることを主に指します。

ナッツには不飽和脂肪酸が豊富に含まれますが、これらの多くは空気に触れると酸化しやすい性質を持っています。

このような物質が作られると、ナッツの風味が落ち、油臭くなることがあります。光や熱が加わると酸化はさらに促進されます。

そのため未開封の密閉状態よりも、開封後の方が酸化しやすくなります。

湿気に弱い

ナッツの大敵は湿気です。せっかくローストしたパリっとした食感のナッツも、多湿環境に置いてしまうと水分を含んでしまい、食感が悪くなります。

ナッツにはよく乾燥材が入っていますが、これは湿気を防ぐためのものです。また、湿気がひどい場合はカビなどの原因となることもあります。

ナッツは一度酸化すると戻せませんが、多少の湿気による食感の変化は戻せます。

湿気てしまったナッツを復活させたい場合は、フライパンで煎り直すか、オーブンで再度ローストしてみましょう。

しかし、食感は戻っても風味は戻らないので注意が必要です。また、砕いて揚げ物の衣にしてしまえば、劣化したナッツでも食べられるでしょう。

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ナッツが賞味期限切れでも半年持つのか

ナッツの賞味期限が切れた場合、どのくらいまで持つのでしょうか。ここではその期間と、口コミを紹介していきます。

味はそこまで変わらない

一般的に、消費期限は賞味期限の約1.3~1.5倍だとされています。そのため、ものによっては賞味期限が切れても1年ほど食べることができるでしょう。

ただし、保存状態が良ければの話ですので、開封後は早めに食べるようにしてください。また、賞味期限切れの商品を食べる際は、必ず自己責任でお願いします。

期限切れを食べた人の口コミ

  • 古い油で蕁麻疹が出るので、食べないようにしている。
  • 問題ない。
  • 気にせず食べるが、必ず自己責任で!

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ナッツが腐る場合の見分け方

賞味期限切れ=食べられなくなるというわけではありません。未開封で賞味期限が切れた場合だと、おいしさは落ちますが食べられる場合が多いです。

では、安全に食べられるナッツをどうやって見分ければいいのでしょうか。ここでは、ナッツが腐ったときの特徴を紹介していきます。

匂い・見た目の変化

  • 触るとベタベタする
  • 酸っぱい臭いがする
  • 古い油の臭いがする

などの状態になった場合は、食べるのはおすすめしません。酸化した油を摂取することになるので、健康にも悪影響となってしまいます。

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味・質の変化

  • 古い脂っぽい味
  • 苦味や酸っぱさがある
  • エグ味を感じる

ナッツは腐ると上記のような味がします。見た目に変化がなかったとしても、違和感を感じたら食べないようにしましょう。

まとめ

ナッツの賞味期限について紹介してきましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • ナッツの賞味期限は、種類によって違いますが、2ヵ月~6か月です。
  • ナッツは湿気と酸化に弱いので、開封後は早めに食べきりましょう。
  • 賞味期限切れのナッツはすぐに食べられない訳ではありませんが、食べる際は自己責任で、きちんと状態を確認してからにしましょう。
  • ナッツが腐ると、味や見た目に変化が起こるため、少しでもおかしいと感じた場合は食べるのは止めましょう。

賞味期限が切れてしまったナッツはしっかり状態を確認してから、食べるようにしてください。美味しいナッツを最後まで安全に楽しみましょう。

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