ナスは5本〜6本入りの袋が販売されていることが多いですが、使い切れず古くなってしまうことはありませんか?買ってから時間が経ったナスは、種が黒くなることがあります。また、切ったら茶色く変色していることも。これらの状態のナスは食べることができるのでしょうか?今回は、
- 茄子の種が黒い原因
- 離乳食には与えていい?
- 腐った茄子の見分け方
- 茄子の保存方法 / 傷んだ茄子の消費レシピ
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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茄子の種が黒い・茶色い !食べられる?
ナスを切ってみたら、種が見事に黒や茶色に変色していることがあります。筆者も経験があるのですが、購入してから1週間近く経った時に見られたナスの状態です。
ナスの種が黒く変色することがありますが、このような場合でも食べることができます!腐っているのかな?と思ってしまいますが、実は種が黒いナスは腐っているわけではありません。では、なぜ種が黒くなるのでしょうか?
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茄子の種が黒い原因
ナスの種が黒く変色する原因は、“低温障害”と“水分が抜けたこと”によるものです。ナスは時間が経つにつれ徐々に水分が抜けていき、萎んだりハリがなくなったりしますが、その状態の一つに「種が黒く変色する」ことが挙げられます。
また、冷蔵庫や野菜室のような涼しい場所で保存していると低温障害を起こし、種が変色してしまうのです。
種が黒い茄子は離乳食OK?
種が黒く変色したナスは腐っているわけではないので、離乳食に使っても問題ありません◎しかし、水分が抜けたことによる変色の場合はナスが傷んでいる証拠なので、新鮮な食材を与えたい場合は控えた方が良いでしょう。
腐った茄子の見分け方
では、腐ったナスとはどんな特徴なのでしょうか?いくつかの状態を見ていきましょう!
中身がスカスカのナス
中身がスカスカのナスは、かなりの時間が経って水分が抜けきっている状態です。カビが生えたり異臭がしていなければ食べることはできますが、水分が抜けてしまっているので美味しさはないかもしれません。
種だらけのナス
種だらけのナスは、単に種が多くできただけなので食べても全く問題ありません◎
種が赤いナス
種が黒や茶色いナスについて解説してきましたが、種は赤くなることもあります。これも水分が抜けたことや低温障害によるもので、腐っているわけではありません。水分が抜けた場合は鮮度が落ちている証拠なので、できるだけ早く消費しましょう。
ぶよぶよのナス
ナスは水分が抜けることでぶよぶよした感触になります。味や風味・鮮度は落ちてしまっているので、美味しくありません。
異臭がしたり、カビが生えたり、溶けて水分が出ている場合は腐っているので食べることができません!
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茄子の正しい保存方法
ナスは水分が飛びやすい野菜なので、あまり温度の低いところでもすぐに水分が飛んでシオシオになってしまうのです。そこでオススメなのが10℃前後と水分の蒸発を防ぐ密閉です。それでは冷蔵、冷凍、常温、干した際の保存方法と保存期間をまとめました。
【保存方法別】保存期間の目安
- 常温: 4〜5日
- 冷蔵: 約10日
- 冷凍: 約1ヶ月
常温保存
ナスは夏が旬の野菜ですので、夏場に買ってきたナスをそのまま常温で放置してしまうと暑さで早くダメになってしまいます。そのため冷蔵庫で保管するのが理想ですが、常温でも保存はできます。なすを新聞紙にくるんで冷暗所で保管します。
冷蔵保存
冷蔵保存では10日ほど日持ちが可能です。
冷凍保存
冷凍保存では約1ヶ月日持ちします。米ナスを調理の時に使いやすい大きさと形にカットし、冷凍用の保存袋に入れ冷凍庫に保管します。ちなみに調理する際は凍ったまま加熱調理をすることができます。
傷んだナス・古いナス の消費レシピ
傷んだナスや古くなったナスを消費できるレシピをいくつかご紹介します。ナスは火を通すことトロトロ食感になるのが魅力です。
味噌田楽
引用:Coopad
形が崩れにくい米ナスにおすすめなのが味噌田楽です。肉厚なので食べ応えもあり、濃いめの味噌味がよく絡んで美味しいですよ◎
グラタン
引用:楽天レシピ
煮崩れしにくい米ナスはチーズとの相性が抜群です。こちらもおすすめのレシピです。チーズが乗っているのでお子様でも食べやすいです◎
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まとめ
「ナスの種が黒いのは腐ってる?」というテーマについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- ナスの種が黒いのは腐っていない!水分が抜けたことや低温障害によるもの
- ナスは温度が低すぎると水分が抜けてしまうので、10度前後で紙袋などに包むと良い
ナスは傷みやすい野菜でもあるので、正しい保存方法が大切になります。できるだけ長く保存できるよう工夫してみてくださいね。
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