ちりめんじゃこや釜揚げしらすはスーパーでも気軽に購入することができますが、生しらすは新鮮でないと食べることができないのでとても珍しい食べ方です。もし旅行先で見かけたらぜひ食べて見たいものですが、一体どんな味なのかとても気になりますよね。そこで今回は、
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生しらすはどんな味?
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いつでも食べられるの?
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美味しい生しらすの選び方が知りたい!
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生しらすを美味しく食べる方法は?
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目次
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生しらすの特徴
味
生しらすを食べたことのある人の口コミを調べてみました。
- ほんのり甘みがある
- 味はあまりない
- 魚臭さはほとんどない
- 鮮度が落ちると苦みが出る
生しらすは新鮮なものだとほとんど臭みがなく、味もしないので食感を楽しむもののようです。生しらすは鮮度が落ちると、苦み成分である「アミン」が生成されてしまいます。
たまに回転寿司チェーン店で、生しらすを軍艦巻きにしたものを見かけますが、やはり輸送の過程で鮮度は落ちていき苦みが出るので、生しらすを始めて食べる場合は港の近くで新鮮なものを食べることをおススメします。
口当たり
生しらすは味よりも食感を楽しむ魚です。実際に食べた人の感想は・・・
- ねっとりしている
- つるつるしている
- プルプルしている
生しらすはつるつるとしていて、噛むとろみを感じます。中には「少しコリコリしている」と感じる人もいるようです。噛んだ後のトロッとした食感が苦手でなければ美味しく食べられるかもしれません。
時期
生しらすの旬は産地によって旬の時期に若干のずれはありますが、年2回あります。
- 春:5月~6月ごろ
- 秋:10月~11月ごろ
生しらすはイワシの稚魚で、イワシは通年産卵をしますが、春と秋にかけて産卵のピークを迎えます。稚魚を獲りすぎてしまうと、イワシの数が減ってしまうので、毎年1月~3月は禁漁にしているところがほとんどです。
禁漁の時期も産地によって異なるので、旅先で食べて見ようと思っている場合はしっかり調べてから行くことをおススメします。
白魚って?
白魚(シラウオ)とは、キュウリウオ目シラウオ科の総称で、しばしばしらすと混同されますが、しらすとは別の小魚です。白魚は成長しても全長10cmほどにしかならず、半透明で、死んでしまうと白くなることから白魚と呼ばれています。
白魚もしらすと同様、茹でて食べられている小魚です。
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生しらすは鮮度が命!臭みはどうする?
選び方
せっかく珍しい生しらすを食べるならば、美味しいものを選びたいですよね。ここでは美味しい生しらすの見分け方をご紹介します。
- 鮮度のいいものを選ぶ
- 口コミのいいお店を調べる
- 午前中の早い時間にお店に行く
生しらすを買って自分で調理する人は地元の人が多いでしょうから、ここでは観光客向けな選び方をごせつめいします。まず、お店の口コミをしっかり調べて、美味しいと評判が多いお店を選ぶようにしましょう。
しらすは早朝に獲れることや、人気店はすぐに品切れになることもあるので、午前中の早い時間に行くことをおススメします。
新しいもの
味でもご説明した通り、生しらすは時間が経過して劣化すると、苦み成分が出てしまいます。生しらすを食べる時はできるだけ新鮮なものを選ぶようにしましょう。
古いもの
生しらすは傷みやすく、傷んだ生しらすを食べると高確率でお腹をこわしてしまいます。できるだけその日のうちに食べましょう。生しらすは冷蔵保存でも1日ほどしか持ちませんが、冷凍することができます。冷凍すると若干食感がかわることもありますが、冷蔵庫で保存するよりも安全です。
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おつまみにピッタリなレシピ
わさび醤油
生しらすは淡泊な味わいで、生しらすそのものに味はありません。ですが、醤油やわさびと一緒に食べると生しらすの甘味が引き立って美味しくなります。
お醤油にわさびを溶いて、生しらすの上にかけるだけなので簡単です。お酒のアテとしても美味しいのでぜひ試してみてくださいね。
ごま油
生しらすはごま油とも相性抜群です。暖かいご飯の上に、生しらすと卵黄、ごま油にお醤油を少し垂らして生しらす丼にするとても美味しいですよ。
おじゃこ焼き
生しらすがたくさんあって、生のまま食べられないときは炒めてしまいましょう。本物のちりめんじゃこは天日干しをして作りますが、フライパンがあれば炒るだけで簡単に雑魚風にアレンジができます。
- フライパンでごま油を温める
- 生しらすを一気に強火で炒め、チリチリになる間で水分を飛ばす
- 塩を加えて味と日持ちを良くする
手作りしたじゃこはおにぎりにしたり、トーストの上にチーズと一緒に乗せて食べたりしても美味しいです。
佃煮
生しらすが余ったら、佃煮にするのもおススメです。
- 醤油・酒・砂糖・水あめをフライパンに入れ、ふつふつとに立たせる
- 生しらすを入れ、調味料と絡めるようにして炒める
- 程よく水分が飛んだら、白ごまを振りかける
佃煮にしておくと料理の品数が少ないと感じたときにさっと出せてとても便利です。甘じょっぱくて、焼いて作るじゃことも一味違う美味しさなのでぜひ試してみてくださいね。
ピリ辛漬け
ピリ辛漬けは佃煮の甘くない唐辛子入りのもの、という感じの味わいです
- 醤油・みりん・酒・一味唐辛子をフライパンで煮立たせる
- 煮立ったら火を止め、よく冷ます
- 生しらすをポリ袋に入れ、作った調味液を入れて半日ほど漬け込む
一味唐辛子が無い場合は、七味唐辛子や唐辛子の輪切りを使っても美味しく作れます。食べる時は炊き立てのご飯にのせて、ピリ辛生しらす丼にして食べるととても美味しいですよ。
釜揚げ
せっかくの生しらすですが、食べきれなくて腐らせてしまうくらいなら釜揚げしらすにしてしまうのがおススメです。自宅で作るときは生しらすをよく洗ってから茹でるようにしましょう。
すまし汁やみそ汁の具
生しらすを買ってみたけれど食感が苦手だった・・・という場合は、すり身にしてつみれ汁やみそ汁の具にして食べて見てはいかがでしょうか?しらすの旨味が引き立ってとても美味しいですよ。
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まとめ
いかがでしたか?初めて生しらすを食べるにあたっての参考になりましたでしょうか?今回の内容をまとめると、
この記事をまとめると
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生しらすは鮮度が落ちると苦くなる
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新鮮な生しらすはほんのり甘くて、ほとんど味はしない
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旅先で生しらすを食べるなら、お店の口コミをチェック!
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生しらすはピリ辛漬けや佃煮にしても美味しい
ということをご紹介してきました。この記事を参考にして、生しらすを美味しく食べて見てくださいね!