【生しらすの臭み取り】生臭いけど下処理が必要？腐るとどうなる？ |

あなたは「生しらす」を食べられたことがあるでしょうか？静岡県や神奈川県の海沿いの街では、採れたての生しらすをそのまま食べる習慣もあります。そんな生しらすは、うまく調理しないと「生臭い」という欠点もあるのです。生臭い生しらすはどうやって調理するといいのでしょうか？

今回は、生しらすについて以下のようなことを解説していきます。

生しらすはどうして臭いのか？
生しらすの臭みをとる方法とは？
生しらすが腐ってしまうとどうなるのか？

こんな内容になっています。記事をしっかりと読み込んで頂き、生しらすを美味しく食べる方法を学んでしまいましょう。

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1 生しらすが臭い原因は？
- 1.1 臭う原因
- 1.2 対処法は？
2 生しらすの臭み取り
- 2.1 冷水で洗う
- 2.2 生姜を混ぜる
3 生しらすが腐るとどうなる？
4 まとめ

生しらすが臭い原因は？

まずは、生しらすはどうして生臭くなりやすいのか？ということを解説していきます。

臭う原因

生しらすが生臭くなりやすい原因として考えられるのは、以下のポイントです。

鮮度が落ちている
しらす特有の臭み
たんぱく質成分が臭い

まず、しらすと言うと「カタクチイワシの稚魚」のことです。カタクチイワシと言うと、鮮度が落ちてしまうと独特の臭みを放つ魚として有名です。そのせいもあり、生しらすは鮮度が落ちてしまうと臭みが強くなります。傷みやすい魚なので、採れたてをその場で食べることが必須ですね。

また、しらす自体にも「臭み」があるので、この成分で臭みを感じてしまう事もあります。さらには、しらすがエサとして摂取するたんぱく質が原因で臭さを発生している場合もあるので、それも原因の一つでしょう。

対処法は？

では、生しらすを出来るだけ美味しく食べるには、どうすればいいのでしょうか？最も確実なのは、、

市場で採れたての生しらすを食べること

こちらです。鮮度が出来るだけ高い生しらすを食べると、臭みはかなり少なくなるでしょう。スーパーなどで販売されている生しらすは、どんなに鮮度が良くても、臭みが強くなっています。

その他、採れたての生しらすを真空パックして全国に配送しているサービスもあるので、そういった通販を活用すれば、美味しい生しらすを食べることはできるでしょう。

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生しらすの臭み取り

とはいえ、中々市場で採れたての生しらすを手にいれることは困難です。もし、手に入ったとしても自宅に持って帰っている間に、劣化が進んでしまう可能性もあるでしょう。そういった時には、どうやって対処すると美味しく食べられるのでしょうか？いくつかの方法をご紹介しておきます。

冷水で洗う

生しらすが臭かった時は、とりあえず「冷水で洗い流して」みましょう。しらすの表面に付いた臭み成分をいくらか落とすことが出来るでしょう。スーパーで販売されている物や、真空パックで販売されているしらすは既に洗われていますが、もう一度洗ってみてもいいでしょう。

長時間洗いすぎると逆にしらすが傷んでしまうので、サッと冷水に浸す程度にしておいてください。

生姜を混ぜる

生しらすが臭かった場合は、「ショウガを混ぜる」とある程度緩和されます。ショウガは魚の生臭さを感じにくくする効果があります。なので、ショウガを少量薬味として混ぜ、醤油をつけて食べてみると、意外としらす特有の臭みを抑えられるでしょう。

また、ショウガを混ぜ、ご飯を「酢飯にして」生しらすのお寿司にしても美味しくなります。酢飯にも魚の生臭さを緩和させる効果はあるので、ショウガとダブルで臭み退治に効果を発揮してくれるはずです。

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生しらすが腐るとどうなる？

ただでさえ劣化の速い生しらすですが、完全に腐ってしまうと、どんな状態になるのでしょうか？いくつか考えられることを、詳しくまとめてみました。

感触

生しらすが腐ってしまうと、感触はこんな感じになります。

ぬめりが異常に強くなる
水っ気がある

もともと、生しらすは特有のぬめりがありますが、そのぬめりがさらに強くなっているようであれば、かなり劣化が進んで腐りかけていると言えるでしょう。また、しらすから臭いのある水のような物が出ている時も、劣化がかなり進んでいる状態です。

食べても美味しくないばかりか、食中毒になることもあるので、気を付けましょう。