生パスタは冷凍保存できる?美味しさキープする保存方法は?日持ちは?

乾燥パスタよりも生パスタの方がなんとなく美味しそうなイメージを持ちますよね。普段いかない少し高級な商品を扱うスーパーで、生パスタとソースを買うとちょっといい気分になりますよね。でも、いざ食べようと思うと「2食分入っていて1食残したいときに生パスタは日持ちしなくて困る…」という経験はありませんか?そこで今回は、

  • 生パスタを日持ちはどのくらい?

  • 生パスタを長期保存できる方法はある?

  • 冷凍はできるの?

  • 生パスタの賞味期限が切れるとどうなる?

という内容をご紹介していきます。

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生パスタの保存方法は?

生パスタとは、その名の通り乾燥させていない「生ものの状態のパスタ」です。注意していただきたいのは、生のまま食べられるものではなく、茹でる必要があるということ。

では、そんな生パスタの日持ちは常温、冷蔵、冷凍のどの保存方法が適しているのでしょうか?詳しく解説していきます。

常温保存は禁物

生パスタは生ものですので、常温保存はできません。スーパーでも冷蔵コーナーで売られていますので、購入したら必ず冷蔵庫で保存しましょう。

生パスタの最大のメリットは、乾燥パスタと比べて水分量が多く、茹で時間が短くて済むことですが、その分腐りやすい食品であるということを覚えておきましょう。

冷凍保存方法

生パスタは冷凍保存することができます。特に、手作りの生パスタなどは無添加ですので冷蔵保存だと風味が落ちるので、冷凍保存がおススメです。風味を損なわず美味しく冷凍するポイントは、

  • 一食分ずつ空気が入らないようにピッタリとラップをする
  • ジップロックなどの密閉できる容器や袋に入れる
  • 金属製のバットに平らに置き、できるだけ急速冷凍させる

急速冷凍機能付き冷蔵庫が無くても、バットに乗せると急速冷凍することができます。生パスタ以外の食材も同様に急速冷凍することができるので、ぜひ試してみてくださいね。金属性のバットは、100円ショップでも購入可能です。

冷蔵保存方法

生パスタの冷蔵保存も、空気に触れないようにさせることが大切です。

  • ラップでしっかり包む
  • 密閉できる容器や袋に保存する

冷蔵庫の中は温度が低い分気圧も低く、「減圧乾燥」している環境になります。生パスタをそのまま冷蔵庫の中に置いてしまうと、乾燥してかピカピの状態になってしまうので、必ず密閉できる容器や袋に移して保存するようにしましょう。

解凍方法

冷凍した生パスタを美味しく食べる解凍方法をご紹介していきます。

  • 冷凍パスタを室温に戻し、よくほぐしてから沸騰したお湯でゆでる
  • 茹でるお湯にオリーブオイルを小さじ1入れる

冷凍した生パスタは、凍ったまま茹でることもできますが、凍ったまま熱湯に入れると、お湯の温度が下がってしまい、茹で時間が長くかかってしまいます。

更に、なべ底にくっついてしまうこともあるので、時間に余裕があるときは冷凍庫から取り出して、麺がほぐれるくらいに解凍された状態でゆでることをおススメします。

茹でるお湯にオリーブオイルを入れておくと、ゆであがったパスタがくっつくのを防いでくれます。

生パスタシートは?

生パスタシートは、ラザニアなどを作るときにとても便利です。スパゲティ用の生パスタと同様、パスタシートも冷凍ができます。冷凍の状態で売られているものもありますよ。生パスタシートを冷凍するコツは、

  • 使いやすいサイズに切って冷凍する
  • 1枚ずつピッタリとラップをして、ジップロックに入れて冷凍する
  • 金属パットで急速冷凍する

茹でるときは、生パスタと同様に室温に戻し、オリーブオイルをお湯に入れて茹でると、美味しさをキープしたまま、パスタがくっつくのを防いでくれますよ。

再度冷凍は厳禁!

一度解凍したけれど、やっぱり量が多くて食べきれない…と言う場合、再冷凍するのはNGです。再冷凍するデメリットとして、

  • 味や風味が落ちる
  • 一度解凍した段階で菌が繁殖しやすくなり、食中毒の危険性がある
  • 解凍した水分が付着して凍る

特に怖いのが、食中毒のリスクが高まるということです。生パスタに限らず、一度解凍した食品は再冷凍できないと覚えておきましょう。

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パスタの消費期限・賞味期限

生パスタ

  • 常温保存:できない
  • 冷蔵保存:2~3日くらい
  • 冷凍保存:1か月くらい

生パスタはメーカーにもよりますが、冷蔵保存で2~3日くらいの賞味期限が記載されているものが多いです。

冷凍すると1か月くらい日持ちはしますが、手作りの場合は劣化が進むのが早いので、冷凍しても1週間以内で食べるようにしましょう。

賞味期限切れの生パスタの特徴

賞味期限は「美味しく食べられる期間」ですので、多少過ぎても問題ないことがほとんどですが、消費期限は「安全に食べられる期間」なので、過ぎてしまった場合は食べない方が無難です。生パスタが腐ると、

  • 酸っぱい臭いがする
  • 雑巾のようなにおいがする
  • 糸を引いている
  • カビが生えている

といような状態になります。生パスタは水分を多く含むのでカビやすい食品です。もしも腐っている場合は、食中毒になる可能性が高いので絶対に食べないようにしましょう。

乾燥パスタ

乾燥パスタの賞味期限は10カ月くらい日持ちするものが多く、常温保存が可能です。

しかし、乾燥パスタも絶対に腐らないという分けではなく、開封して長期間放置しているとカビが発生したり、ダニが付いていることがあります。乾燥パスタを保存する時もしっかり密閉して、できるだけ早めに食べるようにしましょう。

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まとめ

いかがでしたか?ちょっと高級な生パスタ。食べきれないときも冷凍できると捨てずに済むので嬉しいですよね。今回の内容をまとめると、

この記事をまとめると

  • 生パスタは冷凍保存できる

  • 生パスタは腐りやすいので常温保存はNG

  • 生パスタの再冷凍は危険!

  • 冷蔵も冷凍も「密閉」することが美味しさキープの鍵

と言うことをご紹介してきました。上手に冷凍保存して、最後の一口まで美味しく食べましょう!