忙しい日に、野菜を洗って、切って調理するのがとても面倒に感じる時はありませんか?休日や時間のある時にまとめて切って冷凍しておけたら便利ですよね。そこで今回は、
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生のまま冷凍できる野菜は?
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冷凍しない方がいい野菜はある?
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美味しさをキープしたまま冷凍するコツは?
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目次
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生のまま冷凍できる生野菜は?
ダイレクトフリージングとは
「ダイレクトフリージング」とは、その名の通り、食材を茹でたりせずにそのまま冷凍してしまうことです。ダイレクトフリージングをするメリットとして、
- 食材の消費期限を延ばすことができる
- 茹でたりしないため、栄養を損なわなくて済む
- 冷凍することで火が通りやすくなるので時短になる
という点が挙げられます。時短できる上に栄養も損なわないなんてとてもいいですよね!では、生のダイレクトフリージングできる食材にはどんなものがあるのでしょうか?おススメの食材を詳しくご紹介していきます。
きのこ類
実は、きのこ類は冷凍すると栄養価がアップし、うま味が増す食材です。栄養価がアップする理由は、「冷凍することで組織が破壊されるから」。
きのこ類には、ビタミンや食物繊維の他に「グルタミン酸」や「アスパラギン酸」などのうま味成分であるアミノ酸が豊富で、これらの成分は組織が破壊されることで溶けだしやすくなります。
きのこ類は洗ってしまうと風味を損ないますから、そのまま冷凍したほうがいいのです。
- 汚れが気になるときはキッチンペーパーでそっと拭く
- 軸を切り、ばらばらにしてからジップロックなどの冷凍できる袋に入れる。
- 平らにして冷凍する
たったこれだけで、うま味も栄養もアップできるのでぜひ試してみてくださいね!
キャベツ・白菜などの巻いた葉野菜
キャベツや白菜などの葉野菜も冷凍に向いています。丸ごとだと場所をとるので、軽く洗って、キッチンペーパーで水気を切ってから、ざく切りにして冷凍しましょう。
水気が残ったままだと一塊になって凍ってしまうので、しっかり水気を拭くのが上手に冷凍するコツです。
小松菜・春菊などの葉野菜
小松菜や春菊などの葉野菜も、冷凍しての風味を損なわないのでおススメです。キャベツなどと同様に、さっと洗って、よく水気をとり、ざく切りにした状態で冷凍しておくと、お味噌汁やなべ物にそのまま入れるだけなのでとても便利です。
ほうれん草もダイレクトフリージングできますが、ほうれん草に含まれるシュウ酸は独特の苦みがあり、冷凍したばあいや電子レンジで調理するとえぐみを強く感じることがあります。
ほうれん草はゆでてから冷凍するとえぐみが少なく、色も鮮やかに冷凍できますよ。
大根・にんじんなどの根菜
根菜類は冷凍には向かないといわれますが、にんじんや大根、ごぼうも冷凍に向いています。にんじんや大根、ゴボウを冷凍する時は、皮を剥き、薄くいちょう切りにするのがおススメ。
日の通りも早くなり、時短になります。しかも、にんじんは冷凍することでβカロテンが増えるとも言われています。
かぼちゃ
カボチャは種とワタを取り、薄く切って冷凍します。生のカボチャを冷凍すると、冷凍焼けしたり、酸化して臭くなってしまうことがあります。何個かに分けてぴったりラップをしてからジップロックなどに入れて冷凍するようにしましょう。
もしも臭いが気になる場合は、茹でると水気が多くなってしまうので、電子レンジで加熱してから冷凍するようにしましょう。
ブロッコリー・カリフラワー
ブロッコリーやカリフラワーも冷凍保存ができる野菜です。ブロッコリーの冷凍は、「茹でてからする派」・「生のままする派」で意見が分かれますが、それぞれのメリットがあります。
- 茹でてから冷凍するメリット:2カ月近く保存ができる、時短調理になる
- 生のまま冷凍するメリット:美味しさをキープできる、栄養をキープできる
生のまま冷凍すると1か月近くほぞんができます。茹でてから冷凍する方が保存期間は長くなりますが、茹でることによって水溶性のビタミンやうま味が逃げてしまいますが、生のままだと美味しさも栄養もキープできるので、目的に合わせて冷凍するようにしましょう。
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冷凍できない生野菜は?
冷凍できない野菜は、風味が劣ってしまうものや、食感が悪くなってしまうものです。冷凍したい場合はひと工夫する必要があります。
じゃがいも・さつまいもなどの芋類
じゃがいもやさつまいもなどの芋類は、冷凍するとスカスカの繊維質な食感になってしまいます。カレーなどの煮込み料理にして冷凍しても、食感が悪くて冷凍には向きません。
油で揚げると冷凍しても美味しく食べられるようになりますが、芋類はそもそも長期保存ができる食材なので、わざわざ冷凍する必要が無い野菜です。
トマト・キュウリ・なすなどの果菜
トマトやキュウリ、なすなどの水分の多い野菜も冷凍には向きません。水分が多いと解凍したり調理した時にぐちゃぐちゃの状態になってしまい、食感が無くなってしまいますし、見た目も悪くなります。
トマトはトマトソースにすると冷凍することができますよ。
下処理すればできる?
冷凍できない野菜のご紹介でも少し触れましたが、冷凍して食感が損なわれる野菜の場合は調理してから冷凍すると美味しく食べることができます。
- ミキサーでピューレにする
- 形がなくなるまで煮込んでソースにする
- 油で揚げる
これらの調理方法で食感が悪くなることを防ぐことができます。特売でトマトをたくさん買ってしまったけれど腐らせたくない場合や、野菜スムージーの冷凍ストックを作っておきたい場合は是非試してみてくださいね。
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カット野菜の保存方法は?
短期間なら冷蔵保存、長期間なら冷蔵保存がおススメ!
普段あまり調理しない人や、小さな冷蔵庫しかない一人暮らしの人は、カット野菜がおススメです。コンビニやスーパーで手軽に買えて、包丁いらずで便利ですよね。
カット野菜はカットされている分、傷むのが早いのでできるだけ空気に触れさせないようにすることが大切です。
2日以内で使い切れる場合は冷蔵庫でジップロックや袋のまま保存し、使い切れない場合は冷凍するようにしましょう。
保存期間
- 冷蔵の場合:1~2以内に使い切る
- 冷凍の場合:2週間くらい
冷凍した場合でも少しずつ劣化は進んでいきますので、できるだけ早く使い切るようにしましょう。また、カット野菜は葉物を中心とした冷凍できる野菜が入っている場合が多いですが、じゃがいもなどの冷凍に向かない野菜は取り除いてから冷凍するようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたか?生のまま冷凍できる野菜は、時短調理ができてとても便利ですよね今回の内容をまとめると、
この記事をまとめると
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「ダイレクトフリージング」とは生のまま冷凍すること
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冷凍に向いている野菜は葉物野菜やブロッコリー、にんじんなど
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冷凍に向いていない野菜は冷凍すると食感が悪くなる
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冷凍に向かない野菜は芋類や水分の多い野菜
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冷凍に向かない野菜はジュースやソースにすれば冷凍できる
ということをご紹介してきました。忙しい毎日の食事も、上手に冷凍野菜を使って、栄養バランスアップを目指しましょう!