生柿に白カビが？保存方法や保存期間について！腐るとどうなる？ |

秋に旬を迎える「柿」。非常に栄養価の高い果物であることが分かっています。そんな柿ですが、表面に白いカビが生えてしまう事もあるのです。カビが生えないようにするには、どのように保存すればいいのでしょうか？また、腐るとどうなるのでしょうか？今回はカビの保存方法について、以下のような項目で解説していきます。

柿とはどんな果物なのか？
柿はどうやって保存すればいいのか？
柿が腐るとどうなってしまうのか？

こんな内容になっています。記事をしっかりと読み込んで、柿について徹底理解をしていきましょう。

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1 柿ってどんな果物？
2 生柿の保存方法は？
3 腐るとどうなるの？
4 まとめ

柿ってどんな果物？

柿の保存方法を見る前に、先に柿とはどんな果物なのか？を見てきましょう。

柿とは

柿とは日本古来の果物です。日本には古くから伝わり、日本書紀や古事記にも柿と言う果物が登場します。恐らくなら時代には、既に一般の人も柿を食べていたのではないか？と言われています。ちなみに、柿の原産は中国だと言われているので、中国大陸から日本に何らかの形で広まったとされています。

どんな栄養があるの？

柿に含まれている栄養素は、以下のようなものです。

ビタミンC
βカロテン
食物繊維
アルコールデヒトロゲナーゼ
タンニン

柿には、多くのビタミンCが含まれているので、美肌やストレスなどに効果があります。また、食物繊維も多く含まれるので、便秘の方にも良いでしょう。アルコールデヒトロゲナーゼという聞きなれない成分が含まれていますが、アルコール分解能力を高めてくれる成分なので、二日酔いなどに効果的でしょう。

旬は？

柿の旬の時期は9月から12月の秋です。中でも10月と11月は、市場に出回る柿の品種が最も多くなるので、最大の旬だとされています。

食べ方は？

柿は、皮をむいてそのまま食べてもいいですし、渋柿などは、渋を抜くために天日干しして食べるのもおすすめです。通常の甘柿は木になっている段階で、完全に渋が抜けているので、そのまま食べられますが、全国的に栽培されている渋柿は、生のままで食べることは出来ません。前述した通り、渋柿は干し柿にして食べましょう。

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生柿の保存方法は？

栄養満点の柿ですが、どのような方法で保存をすれば長持ちするのでしょうか？柿の保存方法について、詳しく見ていきましょう。

腐りやすいの？

柿は常温で放置すると腐りやすい食べ物です。へたの部分で呼吸をしどんどん熟していくので、柿自体が柔らかくなってしまう事が原因になります。

保存期間は？

保存期間は、以下の通りです。

常温保存	数日
冷蔵保存	1週間程度

こんな感じでかなり短期間で腐ってしまうのが、柿の特徴なのです。なので購入後は出来るだけ早く食べきられることをおすすめします。

保存方法

柿を保存する際に最もおすすめなのは、冷蔵保存です。柿のへたのところに水で湿らせたキッチンペーパーを乗せ、一つずつ小さな袋に入れて封をします。そのままへたを下側に向け、野菜室で保存しましょう。この方法で、1週間以上の日持ちをさせることが可能です。

ただ、まだ完全に熟していない柿は、果肉も硬く甘みも少ないです。その場合は、常温でそのまま放置した後、柔らかくなってから冷蔵保存をするようにしましょう。熟してきた柿は、その日のうちに食べきった方がいいですが、どうしても残りそうなのであれば、野菜室で保存するのがおすすめです。

逆さにするといいの？

柿を冷蔵庫で保存する時は、逆さにして保存してください。前述した通り、柿はへたの部分で呼吸を行い、成熟を進めていきます。なので、へたの部分が出来るだけ隠れるように保存したほうが、保存期間が長くなるのです。袋に1つずつ詰めて保存することで、さらに熟す期間を遅らせることが出来ます。

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腐るとどうなるの？

常温でおいておくと、すぐに成熟してしまう柿ですが、そのせいもあって腐りやすいことで有名です。では、柿が腐ってしまうと、どんな状態になるのでしょうか？

カビが生える

柿には多くの水分が含まれているので、腐ってしまうと表面にカビが生えます。緑色のカビであれば、分かりやすいのですぐに処分できますが、白いカビは見分けがつきにくいです。白いカビの場合は、表面を臭ったり果肉を触ってみて判断しましょう。

柿の臭いでないアルコールのような臭いを発している場合は、腐りかけている可能性が高いです。