生姜を解凍するとぶよぶよに?正しい冷凍・解凍方法は?保存期間は?

あなたは購入した生姜をどのような方法で保存していますか?冷凍して保存したら状態が悪くなったという経験はないでしょうか?今回は、生姜の保存方法について、以下のような内容で記事をまとめていきます。

  • 生姜を冷凍するとぶよぶよになる?
  • 冷凍した生姜はどうやって使えばいいの?
  • 生姜を冷凍するメリットとは?

こんな内容になっています。記事を最後まで読んで頂き、冷凍生姜の保存方法について理解を深めていきましょう。

スポンサードリンク

生姜を冷凍するとぶよぶよに?

生姜は冷凍するとぶよぶよになってしまいます。生姜を冷凍したことがある方は、経験された人も多いでしょう。一体どうして生姜は冷凍するとぶよぶよになるのでしょうか?

生姜は解凍するとやわらかくなる

生姜は冷凍して解凍することで、生姜の中の水分が抜けてぶよぶよになりやすいです。生姜は亜熱帯地方原産の植物なので、本来は温かい環境に保存しておいた方がいいのです。ただ、常温保存してしまうと、日持ちがあまりしません。なので、長期保存したいから多くの人は生姜を冷凍します。

柔らかくなると使いづらい

生姜は、冷凍してから「解凍」することでぶよぶよに柔らかくなってしまいます。ぶよぶよになった生姜を調理して食べても全然問題ありません。しかし、調理がしづらいうえに風味も弱まってしまうので冷凍して解凍した生姜を調理するのはあまりおすすめではありません。

冷凍生姜は凍った状態で使う

とはいえ、日持ちしにくい生姜ですから、出来るだけ長く日持ちさせるのに冷凍保存はかなりおすすめです。そしてぶよぶよの状態にならないように、生姜は「冷凍したまま」料理に活用しましょう。冷凍したまま料理に使うと、解凍する時にドリップとして水分が出ることもありません。

風味も身の中に閉じ込められたままなので、冷凍のまま使った方がおいしくなります。冷凍した生姜は、凍ったまま使うということを、覚えておいてください。解凍して使うのは間違いです。

スポンサードリンク

冷凍生姜の使い方

とはいえ、冷凍した生姜を丸のまま使うのは現実的ではありません。生姜は丸のままだと固いですし辛味も強いです。ではどうやって、冷凍した生姜を使えばいいのでしょうか?主な使い方を解説しておきます。

すりおろして使う

冷凍した生姜を最も簡単に使う方法は「すりおろして使う方法」です。すりおろして使うのであれば、生姜の水分も一緒に身の中に閉じ込められるので、香りが逃げるのを防げます。また冷凍した生姜は非常に硬いですが、おろし金を使う事で固い部分も気にならずにペースト状に出来るでしょう。

すりおろした生姜は様々な料理にも合わせやすいので、生の生姜同様に使ってみてください。

スライスして使う

冷凍した生姜は、スライスして使ってもいいです。皮の部分を丁寧にむいてスライスしましょう。水分がしっかり残ったまま煮物などに入れると、香りも十分に出るので美味しく食べられるでしょう。佃煮などにしてもいいかもしれません。

千切りにして使う

冷凍したほうがは、千切りにして食べても美味しいです。冷凍したまま千切りにして調理すると、生姜独特の食感はそのまま残して調理出来ます。千切りにすることで表面積が多くなり香りも強く楽しむことが出来ます。注意したいのは、手早くカットすること。

千切りにするまでに多少時間がかかるので、途中で水分が抜けてぶよぶよになりがちです。千切りにした生姜も、佃煮などに加えて美味しく食べてしまいましょう。すりおろして使うよりも、食感が楽しめるのでおすすめです。

スポンサードリンク

まるごと冷凍するメリットは?

生姜を保存する時は、冷凍で保存するのがおすすめです。でも、どうして生姜は冷凍保存するのでしょうか?メリットを簡単にまとめていきます。

傷みにくい

生姜は冷凍して保存することで、傷みにくくなります。生姜は常温で保存してしまうと、中々長期の保存が難しい植物なのです。常温で放置することで、カビが生えたり変色してしまうこともあります。また、生姜は非常に辛い食べ物なので、一度に大量に消費することが出来ません。

冷凍保存して冷凍のまま料理に活用することで、生姜を傷まずに最後まで使い切りやすいでしょう。

2ヶ月も保存できる

生姜は冷凍保存することで長期保存が可能と書きましたが、具体的には2か月くらいの長期保存が可能です。15度くらいの室温を維持できるのであれば、常温でも数日間から数週間は保存できます。しかし、それを超えて保存したいのであれば冷凍保存が一番なのです。

もし野菜室で生姜を保存したいのであれば、タッパーなどの容器に水を貼って、そこに生姜を浸けて保存します。ただし、数日に一度水を変える手間があるので、冷蔵保存もちょっと難しいでしょう。そう考えると、冷凍庫に入れておいて、必要な分だけ調理するのが一番ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、生姜の冷凍保存について詳しく解説してきました。最後に記事内容をざっくりと振り返ります。

この記事をまとめると

  • 冷凍した生姜を解凍するとぶよぶよになる
  • 冷凍した生姜は凍ったまま料理に使うとぶよぶよにならない
  • 冷凍した生姜は2か月間の長期保存が可能

こんな内容になっていました。もし生姜を沢山手に入れた際は、冷凍庫で保存して凍ったまま料理に使ってみましょう。

スポンサードリンク