モロヘイヤは生で食べられる?新芽や茎には毒性がある?家庭菜園が危険な理由

モロヘイヤはスーパーで買うことができて、茹でてそのまま食べてもおいしいし、炒め物にしても、サラダにしてもおいしい食べ物ですよね。ですがそんなモロヘイヤはそれ以外にもおいしい食べ方があります。この記事ではモロヘイヤにまつわる以下の情報について紹介します。

  • モロヘイヤは生で食べることができる
  • 毒がある部分
  • 毒を食べるとどうなる
  • モロヘイヤの下処理方法

以上の4つを紹介しますので、モロヘイヤをよく食べる方は是非最後まで読んでくださいね。

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モロヘイヤは生で食べられる!

モロヘイヤは熱を通して食べるイメージがありますが、実は生でも食べることができます!しかし、生で食べることができるのは、すべてのモロヘイヤではありません。どのモロヘイヤなら安全に食べることができるのでしょうか。

スーパーや店頭で売られているものは安全

モロヘイヤはスーパーや八百屋さんで売られているものは、生でも焼いても安全に食べることができます。実はモロヘイヤには毒が含まれているのですが、皆さんはスーパーで買ったモロヘイヤを食べても体に異常が起きなかったですよね。これは、安全な証拠です。なので、スーパーでのモロヘイヤは安心して食べてくださいね。

家庭菜園のモロヘイヤが危険な理由

スーパーで買うモロヘイヤは安全ですが、家庭菜園のモロヘイヤは危険です。その理由は収穫期というモロヘイヤに毒がない時期を把握していないと食べてしまう危険があるからです。モロヘイヤの収穫期は7月から10月だと言われています。また、それ以外の時期の場合は、完熟しているかを判断する必要があります。完熟していれば、毒はないのですが、完熟しているかわからないことが多いです。そのため、わからない人は、お店でモロヘイヤを買うのが良いでしょう。

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モロヘイヤの毒がある部分

モロヘイヤに毒は含まれていますが、すべての部分に毒が含まれているわけではありません。愚弟的にどこに毒が入っているのか見ていきましょう。

モロヘイヤの茎は美味しく、さまざまな料理に使うことができますが、毒が入っています。スーパーなどで買ったモロヘイヤの茎には毒が入っていないですが、家庭菜園の場合は入っている可能性が大です。そのため、家庭菜園で育てたモロヘイヤの茎を食べる際は注意が必要です。

新芽

モロヘイヤの新芽には毒があります。新芽なら小さいから、毒は入っていないだろうと思うかもしれませんが、しっかりと毒があるので食べるのはやめましょうね。そのため、家庭菜園などで、モロヘイヤを育てて収穫する場合も新芽の時は食べないようにしましょう。

種子

種子はまず食べませんが、種子にも毒が入っています。特に種子にはたくさんの毒が入っていると言われるので、誤っても口には入れないようにしましょう。

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モロヘイヤの毒「ストロファジン」の摂取で起こる症状

モロヘイヤに入っている毒の名前はストロファジンです。毒のため、摂取すると体にさまざまな症状が起こります。具体的にどのような症状が起こるのか見ていきましょう。

下痢

起こる症状の1つ目が下痢です。もしモロヘイヤを食べて、腹痛がきて、大量の下痢が来たら、それはストロファジンを摂取した可能性が高いです。下痢になった場合は、体内の水分が奪われがちなので、しっかりと水分補給をして、お腹に優しいものを食べましょう。

食欲不振

症状の2つ目が食欲不振です。モロヘイヤを食べた後に、いつも以上に食欲がわかない。。。となったら、それはストロファジンが原因かもしれません。本来モロヘイヤには、食欲不振を防ぐ効果があるのですが、食欲不振になったら、ストロファジンを摂取した可能性が高いでしょう。

起立不全

最後の症状は、起立不全です。上手に立てなかったらストロファジンを摂取した可能性があります。実は、ストロアファジンの毒は人間だけではなく、動物にも効きます。ある農家が、牛にストロファジンが含まれているモロヘイヤを与えたところ、起立不全を起こし、最終的には死亡しました。

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モロヘイヤの下処理と茹で方

毒のあるモロヘイヤですが、スーパーで買ったものなら美味しく安全です。モロヘイヤの下処理と茹で方について知って、より美味しく食べましょう!

下処理

モロヘイヤの下処理の手順は以下になります。下処理を行うのは手間がかかりますが、しておくことで、調理しやすくなるので是非してくださいね。

  1. モロヘイヤを洗う
  2. 茎と葉っぱに分ける
  3. 茎の下側は硬いので切り離しておく

このようになります。茎と葉っぱを分ける原因は、それぞれで茹で時間が違うためです。また、茎の下側は切らなくても良いですが、硬いので切っておくと食べやすくなりますよ。

茹で方

モロヘイヤの茹で方の手順は以下になります。

  1. お湯を沸かす
  2. しっかりと塩気を感じるぐらい、お湯に塩を入れる
  3. 茎の湯で時間は1分、葉っぱの湯で時間は20秒
  4. ざるにあげて冷水に浸す

以上のようになります。あくまで茹で時間は目安ですので、お好みの硬さになるように茹で時間を調整してくださいね!

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まとめ

この記事をまとめると

  • スーパーで売られているモロヘイヤは安全
  • 家庭菜園は毒が含まれている可能性が高いので要注意
  • 毒を摂取すると、下痢や、食欲不振になる
  • 下処理を行うことで美味しく食べられる

この記事ではモロヘイヤについて紹介しました!モロヘイヤは旬の時期に取れたものであれば、生で食べるのがおすすめです!是非この記事を参考にして美味しく食べてくださいね!