モロヘイヤの保存期間はどれくらい?腐ると?どんな効果・効能?

これから夏にかけてモロヘイヤが美味しい季節になりますね。モロヘイヤは、味も良し!体にも良し!の野菜で、独特の粘り気が病みつきになりますよね。

そんなモロヘイヤですが、保存期間はどのくらいなのでしょうか?野菜などの食材は、明確な賞味期限が記載されていない場合が多いため、保存期間に悩まれる方も多いかと思います。そこで今回の記事では、モロヘイヤの保存期間や保存する際のポイントに関連して下記の内容を解説します!

  • モロヘイヤの保存期間はどれくらい?
  • 保存方法別のポイント
  • モロヘイヤの効果とは?

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モロヘイヤの保存期間はどれくらい?

モロヘイヤに限らず野菜類は、明確な賞味期限が記載されていないことが多いので、どのくらい日持ちするのかよくわかりませんよね。しかしモロヘイヤは、日持ちしない野菜に分類されており、常温保存の場合すぐに傷んでしまうようです。

ここでは、モロヘイヤの保存期間の目安について解説をします。

保存期間の目安

基本的にモロヘイヤは、保存期間が短い野菜に分類されます。生のままの冷蔵保存で「1〜2日程度」の日持ちになります。また、一度茹でたり、調理をするとさらに保存期間が短くなり「当日〜1日程度」の日持ちになります。

腐るとどうなるの?

モロヘイヤは、葉っぱの部分から腐っていく傾向にあります。また、モロヘイヤが腐ると下記のような見た目の変化がおきます。

・葉の部分がドロドロと溶ける

・茶色や黒に変色する

・ツーンとした匂いがする

上記のような状態になったモロヘイヤは、食べるのはやめて速やかに廃棄するようにしましょう。

【モロヘイヤに含まれるポリフェノール】

モロヘイヤを茹でると、黒く変色することがあります。しかし、これはモロヘイヤに含まれるポリフェノールが酸化して起こる現象です。品質には問題ないので、安心して食べてくださいね。

毒があるって本当?

実はモロヘイヤには、「ストロファンチジン」と呼ばれる毒性のある成分が含まれています。しかし、このストロファンチジンは主に「成熟した種子、成熟中の種子、成熟種子の莢、若菜」に含まれます。しかし、スーパーや八百屋さんなどで販売されているモロヘイヤは「収穫時期の葉っぱの部分」です。そのため、毒は含まれておらず、安心して食べることができますよ。

実際に農林水産省は、モロヘイヤに含まれる毒性に関して下記のような回答をしています。

モロヘイヤの強心配糖体は、成熟した種子に最も多く含まれるほか、成熟中の種子、成熟種子の莢(さや)、発芽からしばらくまでの若葉などにも含まれます。しかしながら、収穫期の葉、茎、根の各部位並びに蕾(つぼみ)発生期の葉、茎、根、蕾の各部位には含まれず、野菜としてのモロヘイヤ、モロヘイヤ健康食品、モロヘイヤ茶などからも検出されないことが報告されていす。(引用元:農林水産省)

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保存方法別のポイント

モロヘイヤは、他の野菜と比べて「日持ちが短い野菜」といわれています。そのため、保存方法にも気をつける必要があります。ここでは「常温・冷蔵・冷凍」それぞれの保存方法のポイントについて解説をします。

常温

モロヘイヤを常温保存する際のポイントは「直射日光に当てない・気温の高い場所で保存しない」それら2つです。また、常温保存の場合「当日〜1日程度」の日持ちになります。

しかし、基本的にモロヘイヤの常温保存はオススメできません。なぜなら、モロヘイヤを常温保存をすると、すぐに葉が茶色く変色したり溶けてしまうからです。

モロヘイヤは、夏が旬の野菜なので「暑さに強い野菜」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、モロヘイヤは一度収穫すると、傷みが速いです。そのため、その日に食べきる場合を除き、常温保存は避けるようにしましょう。

冷蔵

モロヘイヤを冷蔵保存する際のポイントは「葉を傷つけない・葉を保湿する」それら2つです。なぜなら、モロヘイヤは葉から劣化していく特徴があり、一部が劣化するとすぐに全体的に劣化が進んでいってしまうからです。

適切な冷蔵保存の方法について下記にまとめたので、参考にしてみてください。

①キッチンペーパーを用意して軽く湿らす

②モロヘイヤを湿らしたキッチンペーパーで包む(保湿のため)

③(②)を保存袋に入れる(密封できるものが好ましい)

④野菜室で保存

モロヘイヤを冷蔵保存した場合「1〜2日程度」の日持ちになります。冷蔵保存をしても長くは日持ちしないので、購入後はできるだけはやく食べ切るようにしましょう。

冷凍

モロヘイヤを冷凍保存する際のポイントは「茹でてから冷凍保存する・冷凍焼けに注意」それら2つです。モロヘイヤを生のまま冷凍保存をすると、葉がボロボロになったり食感が悪くなったりするので、オススメできません。

それらを踏まえたうえで、適切な冷凍保存の方法を下記にまとめたので、参考にしてみてください。

①沸騰したお湯でモロヘイヤをサッと茹でる(茹ですぎに注意)

②茹で上がったら、ザルに移して水気をしっかり切る

③食べやすい大きさにカットする

④1食分ずつに小分けラップに小分けする

⑤密封のできる保存袋に入れて、冷凍庫で保存

モロヘイヤを冷凍保存した場合「3〜5日程度」の日持ちになります。しかし、モロヘイヤを冷凍保存すると食感が悪くなったり、味の劣化に繋がるのでオススメはできません。

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モロヘイヤの効果とは?

モロヘイヤは、身体にいい栄養素が豊富に含まれており、身体にいい野菜としても知られています。ここでは、モロヘイヤの効果について解説をします。

カルシウムが骨を強くする

モロヘイヤにはミネラルである「カルシウム」も豊富に含みます。カルシウムは骨を形成するうえで、欠かせない栄養素です。また、モロヘイヤには「ビタミンK」という栄養素も含まれており、カルシウムの吸収効率を上げてくれる働きがあります。

βカロテンでアンチエイジング!

モロヘイヤには「βカロテン」と呼ばれるビタミンAの前駆体が豊富に含まれます。βカロテンは強い「抗酸化作用」を持っており、老化や生活習慣病を予防する効果が期待できます。

食物繊維で中からスッキリ

モロヘイヤには「食物繊維」も含まれており、便秘の改善や腸内環境を整える効果を期待できます。

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まとめ

今回の記事では「モロヘイヤの保存期間はどれくらい?腐ると?どんな効果・効能」について解説をしました。

最後にもう一度、本記事の要点を振り返っておきましょう。

この記事をまとめると

  • モロヘイヤは、保存期間が短い野菜である
  • モロヘイヤを保存する際は「冷蔵保存」がオススメ
  • モロヘイヤには身体にいい栄養素が豊富に含まれる