モンスターエナジーの飲み過ぎは太る?体に悪い?成分・危険性は?

モンスターはエナジードリンクとして有名ですが、体に悪いという意見が多数あります。20年以上飲まれている商品ですが、どんなところが危険なのでしょうか?また、飲むと太るものなのでしょうか?今回は、

  • モンスターの成分
  • 体に悪いと言われる理由
  • モンスターは飲むと太る?
  • 1日の摂取目安量 

これらのテーマについて紹介いたします。

画像引用:モンスタービバレッジ

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モンスターの成分


引用:モンスタービバレッジ

モンスターは、2002年からモンスタービバレッジが販売しているエナジードリンクです。アメリカで誕生し、世界各国で飲まれています。

モンスターに含まれる成分は、砂糖類、高麗人参根エキス、L-カルニチンL-酒石酸塩、塩化ナトリウム、ガラナ種子エキス、クエン酸、香料、クエン酸Na、甘味料(D-リボース、スクラロース)、L-アルギニン、保存料(安息香酸)、カフェイン、ナイアシン、着色料(アントシアニン)、イノシトール、ビタミンB6、ビタミンB2、ビタミンB12となっています。

これらの成分は栄養ドリンクとよく似ていますが、高麗人参エキスが入っているのが他のドリンクと異なるポイントです。

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モンスターの効果と効果時間は?

モンスターにはどんな効果があり、どのくらいの時間効果が継続するのでしょうか?

効果

モンスターに含まれるカフェインには、 脳神経を興奮させて眠気を防ぎ疲労感を回復する効果 があります。眠け覚ましにもなるので、仕事前に飲まれることも多いです。

また、クエン酸には血液の循環を促進する作用があります。疲労の原因である乳酸を分解してくれるため、疲労回復に繋がります。

効果時間

モンスターの効果が出始めるのは、飲用してから30分ほどで、人によっても異なりますが 6〜8時間ほど効果が継続 すると言われています。

モンスターに含まれるカフェインには眠くなるなる効果があるため、夕方以降に飲むと夜眠れなくなることがあります。

モンスターが体に悪いと言われる理由

モンスターは体に悪いと言われることがありますが、具体的にどんな影響があるのでしょうか?モンスターを毎日飲み続けたり、過剰摂取する危険性について見ていきましょう。

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カフェイン量が多い

モンスター1缶(355ml)に含まれるカフェン量は142mgで、何本も飲むことでカフェインの過剰摂取となる可能性があります。カフェインの1日の摂取目安量は300mgで、この量を越えた量を飲み続けるとカフェイン中毒になる可能性があります。

カフェイン中毒の症状には、吐き気 / 嘔吐/ 手足のしびれ / 動悸などがあり、日本や海外で死亡例もある危険な中毒です。

肝臓を悪くする

モンスターには糖分は多く含まれていますが、糖分が肝臓に与える負担はアルコールと同様と言われています。また、本来肝臓機能を向上させる働きのあるナイアシンは、過剰摂取することで肝臓にダメージを与えてしまいます。

太る?

モンスター1缶(355ml)のカロリーは、約177kcalです。1缶だけなら太る原因とはなりませんが、毎日飲み続けたり、1日に何本も飲むと太る原因になります。モンスターには糖分が多く含まれているので、ダイエット中には大敵です。

モンスターの致死量は?

モンスターのカフェイン量による致死量が心配されることがありますが、モンスターが危険というよりも「モンスターに含まれるカフェインの過剰摂取が危険」というのが正しいです。

カフェインの1日の摂取目安量は300mgと言われています。モンスターに換算すると2本半となりますが、1日に飲む量は2本以内に抑えた方が良いでしょう。2本以内だからといって毎日飲み続けても大丈夫というわけではありません。

1日の摂取目安量 

モンスターの1日の摂取目安量は2本ですが、毎日2本飲み続けるのもあまり体に良くありません。飲む回数は時々に抑え、できるだけモンスターに頼らないようにしましょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • モンスターにはカフェインが多いため、何本も飲むのは危険!カフェイン中毒は死亡例も
  • モンスターの飲み過ぎはナイアシンや糖分により肝臓機能を低下させる

モンスターはエナジードリンクとして全世界で飲まれていますが、毎日飲み続けるのはあまり体によくありません。飲む場合は時々に抑え、できるだけエナジードリンクに頼らない方が良いでしょう。

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