味噌汁は朝と夜どっちが良い?どちらでも効能たくさん!レシピや注意も

「味噌汁は体に良いので毎日飲む方が良い」といわれています。健康に良く、毎日飲むべきである味噌汁ですが、より効果を得られる飲み方があるのでしょうか?

  • 味噌汁が健康によい理由
  • 味噌汁は朝?夜?どちらが良い?
  • 味噌汁でより健康になれるレシピ

味噌汁をより美味しく食べる方法と、おすすめ味噌汁レシピについて、詳しく紹介していきます。

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味噌汁で良いことたくさん

味噌汁は昔から健康に良いとされ「味噌は医者しらず」などということわざもあります。味噌汁にはどのような効能があるのでしょうか?

みんな違う家庭の味

味噌汁は各家庭ごとの味があります。味噌の違い、味噌汁の具、出汁などの合わせ方によっても、各家庭の味があります。

「我が家の味噌汁が一番」という人も多いのではないでしょうか?結婚後に味噌汁味でケンカをするなんてこともある程、味噌汁の味にはそれぞれこだわりがあるようです

効能はとにかくたくさん

味噌汁にはたくさんの効能があります。

  • 美白効果
  • アンチエイジング
  • 女性ホルモンを補う
  • ダイエットを助ける
  • 胃がん・乳がん予防
  • 生活習慣病予防
  • 睡眠改善
  • 二日酔い・肝機能改善

味噌には「遊離リノール酸」が含まれており、メラニンの合成を抑える効果があります。味噌には生きて腸に届く乳酸菌が含まれており、腸内環境を良くする効果も期待できます。

そして味噌汁の原材料である大豆にはビタミンE・大豆サポニン・大豆イソフラボンが多く含まれており、抗酸化作用=アンチエイジング効果も期待できます。イソフラボンは女性ホルモンを補うことができるので、女性特有のさまざまな不調などを改善することが可能です。

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味噌汁は朝と夜どっちが良い?

味噌汁は体に良いことが分りましたが、味噌汁を食べるタイミングなどはあるのでしょうか?朝と夜どちらが効果的なのか、理由と共に紹介します。

朝も昼も夜もおすすめ

味噌汁はいつどのタイミングで飲んだとしても効果があります。毎食ごとに異なった効果があり、毎日飲み続けることで、紹介した効果を継続することもできます。

朝は体を温め内臓の働きを強める

味噌汁は、朝飲むことでその日1日の体温の上昇し、日中の活動的なエネルギーを生み出す効果があります。エネルギー消費も高まるので、ダイエット効果も期待できます。

朝の習慣として毎日味噌汁を飲むことで、1日のパワーを作り出すことが可能です。

夜は精神を安定させリラックス

夜の味噌汁がおすすめな理由は、夜になると上がりやすい血糖値を緩やかにすることが可能です。

具材によっても異なりますが、野菜や海藻をたっぷり使った具だくさんの味噌汁は、血糖値の上昇が緩やかになるだけではなく、脂肪もつきにくくなります。夜にお味噌汁を飲むことは、精神を安定させ睡眠の改善に効果があるといわれています

食べ過ぎには注意

味噌汁は健康効果もありますが、塩分が多いので塩分過多になりやすくなります。味噌汁塩分は体に心配するほど高くはなく、その塩分量は1.9gといわれています。

味噌汁以外でも塩分を取る機会が多いので、味噌汁の塩分が高くなくてもトータルとして高くなってしまい摂り過ぎになることもあるので、注意が必要です。

1日3杯以上のお味噌汁で乳がんの発生率を40%減少させる効果があるともいわれているので、食事ごとに1杯ずつ程度では問題がありませんが、健康に良いからと過剰に飲み過ぎないように気をつけましょう。

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おすすめの味噌汁レシピ

 

健康効果の高い味噌汁ですが、更に健康効果の高い味噌汁や、毎食後におすすめの味噌汁はあるのでしょうか?おすすめ味噌汁レシピを紹介します。

朝におすすめ

朝は昨晩の残りや簡単なもので済ませることが多いかと思います。簡単で栄養たっぷりなお味噌汁を紹介します。

トマトとレタスとたまごの味噌汁:材料(1人分)

  • トマト:中½
  • レタス:4枚
  • スナップえんどう:2個
  • だし汁
  • たまご:2個
  • ブラックペッパー:適量
  • 味噌(お好きなもの):20~24g

作り方

  1. レタスは洗って一口大の大きさに手でちぎっておきます。スナップえんどう(絹さやでも可)は、すじを取って半分に切っておきます。トマトは湯むきをした後、皮をむいて4等分ぐらいにしておきます。
  2. だし汁を入れる
  3. 鍋に出し汁を入れ沸騰させます。出し汁が沸騰したらスナップえんどうを入れる
  4. 味噌を溶きいれます
  5. 味噌を溶きいれ、うっすらと煮だったら火を止める
  6. レタス、トマト、卵を割りいれすぐに蓋をして3分間ほど蒸らす
  7. 卵が好みの固さになったら、お椀によそい、ブラックペッパーを振りかけて、出来上がり

トマトは、加熱をした方がリコピンの吸収が良くなるのでおすすめです。

昼におすすめ

お昼はお弁当であったり、外食をすることが多く、自分で作った味噌汁を飲むタイミングがないかもしれません。レトルトの味噌汁でも栄養は十分に摂れるので、市販の味噌汁にプラスすると良いおすすめ具材を紹介します。

  • 生姜(チューブ)
  • 乾燥わかめ
  • 七味唐辛子
  • 乾燥野菜
  • たまご

生姜や七味唐辛子は体を温める事が可能であり、手軽に持ち歩きができるのでおすすめです。乾燥わかめや野菜は、具材が少ないと感じた時にプラスすることで、具だくさんの味噌汁になります。たまごはかきたま汁のようにすることも可能であり、半熟卵のようにするのもとても美味しく栄養価が高くなります。

夜におすすめ

夜の場合、時間も余裕があるので、具だくさん味噌汁を作ることも可能ですが、寝る前でもあるので、睡眠中に効果が出て消化に良い味噌汁がおすすめです。

豆腐と大根、ねぎの味噌汁:材料

  • 大根:5㎝
  • 豆腐:1/2丁
  • ねぎ:5㎝
  • 油揚げ:1/2枚
  • 昆布:2㎝角
  • 味噌:大さじ3

作り方

  1. ねぎは小口切り、油揚げは細切り、昆布はキッチンバサミで細く切る。鍋に2カップの水を入れ、火にかける
  2. 沸騰したら、細切りにした大根を加える
  3. 大根が透明になってきたら、味噌で調味する
  4. さいの目に切った豆腐を加える。

シンプルなお味噌汁は具を多めにして食べるのもおいしいです。

塩分が気になる方に

味噌汁は塩分が気になるという人も多く、そのために味噌汁を作らないという人もいます。味噌汁の塩分は、気になるほどではありませんが、美味しく塩分を減らす方法を紹介します。

  • 塩分控えめの味噌を使う
  • 出汁を使う
  • 具だくさんにする

使用する味噌を減塩味噌などにすると、使用する味噌の量を調整する手間が不要で、簡単に塩分量を減らすことができます。うまみ成分を含んでいる出汁を使うことで、塩味に頼らないおいしい味噌汁を作ることが可能です。

塩分量を減らしたい場合は、使用する出汁は顆粒だしでも、昆布や鰹を使用したものでも変りはなく、出汁を使わない味噌汁よりも20%近く塩分を抑えることができます

また、具だくさんにすることで塩分を抑えることも可能なので、具だくさんの味噌汁を作ってみるはもいかがでしょうか?

夏は冷たい味噌汁も

夏の暑い時期はついつい暑い味噌汁は避けがちであり、体から出た塩分を取るために無意識に濃い味噌汁を求めてしまいます。暑い時期には冷たい味噌汁もおすすめです。

豆腐とネギの冷やし味噌汁:材料

  • 絹ごし豆腐:1/2丁
  • 長ネギ:15㎝
  • お湯:1カップ
  • 味噌:大さじ2
  • 顆粒だし:小さじ山盛り1
  • 氷水:2カップ
  • ごま油:適量

作り方

  1. 豆腐は1.5㎝角に切り、ねぎは小口切りにする
  2. ボウルにAを入れてみそをよく溶かし「顆粒だし」を加えて混ぜ、氷水を加えて軽く混ぜる
  3. 器に豆腐・ねぎを等分に入れ、お湯を1/4ずつ注ぎ入れ、ごま油をかける

お好みに合わせてみょうがや大葉などを入れても、すっきりとした味噌汁が食べられます。

まとめ

味噌汁は朝・夜、いつ飲むのがおすすめなのかを紹介しました。

この記事をまとめると

  • 味噌に含まれているイソフラボン・遊離リノール酸などが体に良い
  • 味噌汁は毎日毎食飲んでも効果がある
  • トマトやレタスを使った味噌汁、冷たい味噌汁、市販の味噌汁に乾燥野菜などをプラスしてもおいしい!

味噌汁は塩分が気になるという人も多いかもしれませんが、味噌汁自体の塩分は気にするほどではなく毎食食べても問題ありません。過剰摂取は塩分の摂り過ぎになりますが、毎日味噌汁を食べていきましょう。