味噌汁に入れた鰹節をそのまま食べるのはOK?出汁を取った後の食べ方

味噌汁のだしをとるときに鰹節を使う方もいるかと思いますが出汁を取った鰹節を、そのまま食べても良いの?取り除いたほうが良いの?と疑問に思ったことはないでしょうか?みそ汁の作り方はご家庭でもそれぞれで、正しい作り方というのはありません。今回は味噌汁で使った鰹節を食べるメリットを中心にご紹介します。

今回の記事の内容は以下の通りです。

  • 味噌汁に入れた鰹節をそのまま食べるのはOK?
  • 鰹節パックはそのまま引き上げるのが便利
  • 出汁をとったあとの鰹節の食べ方

ぜひこの記事を参考にして出汁を取った後の鰹節を美味しく食べてみてください。

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味噌汁に入れた鰹節をそのまま食べるのはOK?

結論から言うと、味噌汁に入れた鰹節はそのまま食べて大丈夫です。ただし一般的には出汁を取るために使った鰹節は取り除きます。そのためお客さん用として出すのであれば、鰹節を取り除いたほうが良いでしょう。

鰹節とは?

古くから日本で食べられてきた伝統的な保存食で、縄文時代には食べられていた形跡が残っている。

鰹の身を茹でて水分を26%以下まで燻製にしたものを鰹節と言い、それを削ったものは「削り節」と呼ぶ。

味噌汁に入れた鰹節をそのまま食べるメリットとデメリットは以下の通りです。

■デメリット

臭みが出る

■メリット

・鰹節ごと食べて栄養が取れる

それぞれについて詳しく説明します。

【デメリット】臭みが出る

一番のデメリットは、臭みが出ることです。鰹節をそのままお湯につけておけば出汁が出てうまみ成分も出ると思われがちですが、実はその逆。低い温度のお湯に長時間付けると鰹節の魚臭が出汁に移ってしまうのがデメリットです。

【メリット】鰹節ごと食べて栄養が取れる

鰹節にはたくさんの栄養素が含まれており、出汁に使った鰹節をそのまま食べると健康・美容に良い効果が期待できます。鰹節に含まれている栄養素は以下の通りです。

必須アミノ酸

必須アミノ酸とは体内で作ることができない栄養素なので、食べ物からとる必要があります。鰹節には全9種類の必須アミノ酸が含まれており、「筋肉強化」「疲労回復」「免疫力の向上」「安眠効果」「ストレスの軽減」などの効果が期待できます。

ミネラル

鰹節にはミネラルも豊富に含まれています。ミネラルの役割は「骨や血液などの形成に作用」「酵素の働をサポート」「神経や筋肉機能を世情に保つ作用」など健康維持に役立つ効果が期待できます

イノシン酸

イノシン酸とはうまみ成分のこと。イノシン酸を体内に取り入れると細胞が活性化し新陳代謝が良くなります。その結果肌がきれいになる、風邪を引きにくくなるなどの効果があると言われています。

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鰹節パックはそのまま引き上げるのが便利

鰹節で出汁を取った場合は基本的に鰹節を取り除くのが良いでしょう。ただし鰹節を取り除くのが面倒なのが難点です。そんな時は「鰹節パック」を使うのが便利です。鰹節パックとは鰹節が不織布に入っていて、そのままお湯に入れて出汁を取ることができる商品です。通常出汁を取る場合、沸騰させたお湯に鰹節を入れ、出汁が出てきたらザルで鰹節をこします。鰹節パックであればこす工程がなくなるので面倒な作業がなくなるため便利ですよ♪

また鰹節が余っている方で「お茶パック」があればそこに適量の鰹節を入れて自分で鰹節パックを作りことができます。是非活用してみてください。

中には水出しできるものも

鰹節は水だしで出汁を取ることも可能です。水出しのメリットは簡単に出汁を取ることができ、雑味のない香り豊かな出汁を作ることができる点です。

鰹節パックか、鰹節をお茶パックに入れ昆布と合わせ水に入れておけばOK。抽出時間は10時間ほどかかりますが入れておくだけなので事前に作っておけば便利です。

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出汁をとったあとの鰹節の食べ方

出汁をとった鰹節を捨ててしまうのはもったいない!最後に出汁をとったあとの鰹節の活用方法をご紹介します。

鰹節の活用方法は主に2つあります。

  • ふりかけ
  • おつまみ

それぞれ詳しく説明します。

ふりかけ

出汁をとった鰹節はふりかけにリメイクすることができます。作り方は以下の通りです。

ふりかけの作り方

材料

・出汁を取った鰹節(100g)

・いりごま(適量)

・酒(大さじ2)

・醤油(大さじ4)

・みりん(大さじ2)

・水(大さじ3)

作り方

出汁を取った後の鰹節をしっかり乾燥させる

細かく刻んでフライパンに入れから煎りし、水分を飛ばす

鰹節がパラパラになったら調味料(酒・醤油・みりん)と水を入れ水分が飛ぶまで煮詰める

POINT:焦げないように適宜混ぜる

水分がなくなったら火を止めいりごまを入れて完成

おつまみ

ふりかけを作りのが面倒という方は、そのまま使えるリメイクレシピがおすすめです。使い方は様々ですが、炒め物に入れる、うどんやさらだのトッピングにする、そのままごはんに混ぜるなど!ぜひ出汁をとった鰹節でも栄養豊富なので捨てずに活用してくださいね。

まとめ

出汁を取った後の鰹節はそのまま食べても良いですし、ふりかけを作ってもOK。

この記事をまとめると

  • 一般的にお味噌汁ように使った出汁は取り除いたほうが良い
  • 鰹節は栄養が豊富なのでだし汁に使った後はふりかけや炒め物のトッピングとして使う
  • 鰹節の栄養は必須アミノ酸、ミネラル、イノシン酸など

鰹節はお湯につけている時間が長くなると魚の臭みが出てきます。しかしそのまま捨てるのはもったいないのでふりかけなどにアレンジして食べましょう!

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