皆さんは家にたくさんの常備している調味料があると思いますが、その保存方法や賞味期限はご存知でしょうか?長く使い分、ついつい賞味期限を超えてしまうことが多いですよね。みりんや料理酒、酢、めんつゆ、しょうゆなど、様々な調味料を用意してあると思いますが、なかなか完全に使い切ることはないですよね。今回の記事では様々な調味料の中でも、「みりん」にフォーカスして賞味期限や保存方法を紹介していきますね!
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目次
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開封後のみりんはどのくらい日持ちする?
賞味期限はどれくらい?
みりんには大きく分けて2種類に分類されています。酒類に分類されるのが本みりん、非酒類なのがみりん風調味料となっています。本みりんの賞味期限は未開封なら製造から18カ月程です。開封後は2~3カ月となります。(商品によって1~3カ月の差があります)、一方でみりん風調味料の賞味期限は、未開封なら製造から12カ月程度、開封済みなら3カ月程になります。
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1〜2ヶ月以内に使うのがベスト
本みりん、みりん風調味料のどちらも開封後は1~2カ月以内で使い切る事を推奨されています。ですがみりんっていつも使うわけではないので、意外と余りがちですよね。
開封後、茶色く変色したり酸っぱくなったみりんは使っても大丈夫?
変色の原因
みなさんの家のみりんは「濃く変色」していませんか?みりんに含まれる糖分とアミノ酸は、徐々に結合していきます。そうなるとみりんの色がどんどん濃くなっていくのです。みりんの色が濃くなっているということは鮮度が落ち始めているということ。みりんの色が濃くなっても使う分には問題ありませんが、「早めに使わないと悪くなっちゃうよ!」というみりんからのメッセージだと思って、なるべく早くに使い切ってくださいね。
酸っぱいみりんは腐っている証拠
では今度は使わない方が良いみりんの特徴について紹介していきます。
<使わない方が良いみりん>
- みりんの色がかなり濃くなっている
- 酸化したような臭い、明らかにいつものみりんと違う臭いがする
- 古くなったような味がする、酸っぱくなっている
このような状態のみりんは鮮度がかなり落ちていて、他の細菌による腐敗も進んでいる事が考えられます。なので食べない方が良いでしょう。
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みりんの開封後の捨て方
可燃ごみとして捨てる
みりんは他の液体調味料と同じく「紙類にしみ込ませて燃えるゴミに捨てる」のが基本です。液体調味料であればたいていは同じ捨て方でOKですよ!
排水溝やトイレに流すのは水質汚染につながる!
瓶やペットボトルなどに入った調味料を、そのままの状態でゴミとして出すことはできません。そのため、「液体の調味料は排水溝に流して処分する」という方も多いことでしょう。しかしそれはやめた方が良いのです。その捨て方は水質汚染につながるため、絶対にしてはいけない最も悪い捨て方といわれています。一説では醤油大さじ1杯を川に流すだけで、魚が住めなくなるほど水が汚れてしまうといいます。そして元のように魚が住めるようになるには500Lもの水が必要になるというのです。
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みりんの保存方法
本みりんの保存方法
本みりんの正しい保存方法は、冷暗所での常温保存です。低い温度で保存してしまうと糖分が結晶化してしまい、使うことが出来なくなります。
みりん風調味料の場合
一方でみりん風調味料の場合は冷蔵保存が基本です。本みりんと保存方法が変わる事を知らない方も多いと思いますが、みりん調味料のほうはアルコール分が少ないので保存性が低く冷蔵で保存しなければすぐに悪くなってしまうのです。
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まとめ
この記事をまとめると
- みりんには本みりんとみりん風調味料の2種類がある!
- それぞれ保存期間や保存方法が異なるので注意!
- みりんは鮮度が落ちると濃い色に変化する傾向にある!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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