妊娠中は何かと食品を見かける機会が多いですよね。アルコールはダメ、生魚はダメなど様々な禁止事項があり、少し面倒に感じてしまうことがあるかもしれません。ですがやはり体の中の赤ちゃんを安全に育てるためには食品の知識を入れておくことは非常に重要です。今回は食品の中でも「ミント」にフォーカスして妊娠中食べても大丈夫なのかを紹介していきます。
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目次
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「ミントは妊娠中控えた方がいい」と言われる理由
ミントの主成分
ミントは様々な成分をもつので、それぞれが私たちの生活の中に身近にあるものにたくさん使われています。
<ミントの主成分>
- メントール
- カルボン
- メントン
- リモネン
- ピネン
- フラボノイド
- タンニン
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子宮を収縮させてしまう成分
この中でメントンという成分は、子宮を収縮させる働きがあり妊娠中に食べ過ぎてはいけないもの、として扱われています。特にこのメントンはペパーミントに多く含まれていると言われています。
1日あたりの摂取量目安
もし妊娠中にミントを取り入れたい場合は、ミントティーであれば1日1杯までにしましょう。ミントのガムやハッカの飴、ミントのタブレットを食べる程度では過剰摂取にはなりませんので基本的にはいつ食べても大丈夫です。
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妊娠初期にハーブティーを飲んでしまった・・・
適量であれば問題ない
妊娠初期にハーブティーを飲んでしまった!どうしよう!と感じている方もいるかもしれません。しかし先ほども申し上げた通り「1日1杯程度」でしたら、特に問題ありません。ミントティーを飲んだとしても女性であれば最高で2~3杯が限度だと思います。しかもそれを継続して飲み続けなければ、体に悪影響は及ぼさないと言われていますので過剰な心配はご無用です。
ミントティーは妊娠初期におすすめ
妊娠初期は、つわりで口の中が気持ち悪くなってしまったり体調が安定せずにストレスが溜まってしまうことが多くあります。なので妊娠初期は味覚や嗅覚に優しく、味に癖がないミントティーはむしろオススメな飲み物です。飲み過ぎにさえ注意すれば、むしろ妊娠初期の辛い時期のストレスを緩和してくれる素晴らしい飲み物なのです。一つ注意ですが、妊娠初期は味に敏感な時期でもありますので、ミントティーが口に合わない人もなかにはいます。
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妊娠中にミント味のものは食べてもいい?
結論から言うとミント味の物は食べても問題ありません!先ほども説明したとおり妊娠中は口の中が気持ち悪くなってしまったり、ストレスが溜まるのですっきりとしたミント味の食べ物は相性が良いのです。しかしこれも注意点がありますので説明していきますね。
お腹が張ったらやめよう
ミントに含まれるメントンという成分は子宮を収縮させる作用があるということをお伝えしましたね。この作用によりお腹が張ってしまうことがあるので、このような場合は食べるのをやめた方が良いでしょう。
<お腹が張る感じ>
- 下腹部が重い
- お腹で風船が膨らんだ感じ
- お腹がカチカチになってくる
- 石のようにカチカチ、パンパンになる
ミントのアロマの使用は控えよう
ミントをアロマとして使う場合も少し注意が必要です。ペパーミントやアルベンシスミントは血圧上昇の作用があります。少しだけ香りを楽しむ程度であれば全く問題ありませんが、ミント系の精油をがっつり使うなどの使用は控えたほうが良いでしょう。
ミントには体を冷やす成分があることを覚えておこう
本当の主成分であるメントールには体を冷やす作用があると言われています。妊娠中は特に体の血液循環が重要視されているので、体を冷やさないようにミントが入った食品を食べ過ぎるのは控えましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- ミントに含まれるメントンという成分が子宮を収縮させてしまう可能性がある!
- ミントティーは一日一杯程度なら OK!
- ミント入りの食品は食べ過ぎないようにしたり、体の反応を見つつ楽しもう!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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