牛乳はカルシウムがあり、健康に良い栄養成分が豊富な飲み物で、よく皆に飲まれています。皆さん「ミルク」と「牛乳」の違いを教えてくださいと言われたら答えられますか?
イメージ的に「ミルク」と「牛乳」の違いは「読み方が英語か日本語かの違いなのではないかな」と思ってしまう方が多いと思うのですが、どうなのでしょうか?
ミルクと牛乳は何が違うのでしょうか?気になりませんか?使い分け方などもあったら是非知りたいですよね。
今回は
- 「ミルク」と「牛乳」は何が違う?
- コーヒーにおける「ミルク」とは
- 「ミルク」から「牛乳」に赤ちゃんが切り替えるタイミングは?
これらのテーマでご紹介いたします。
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目次
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「ミルク」と「牛乳」は何が違う?
そもそもミルク」と「牛乳」は何が違うのでしょうか?みていきましょう。
「ミルク」は動物の乳を使用した物全般
「ミルク」は動物の乳を使用した物全般のことで、動物の乳(液体)の総称として使います。「ミルク」は、色々な乳の代替製品にも使われる場合があります。
「ミルク」とだけ言うと、「牛乳」のことが多く、他の動物の場合は「ヤギのミルク」などとその動物を付けて使われます。
尚、特殊な使い方として、牛乳のような栄養があることから、野菜のアボカドは「森のミルク」と例えられることがあり、このような 比喩表現に用いられる場合もあります。
「牛乳」は牛の乳そのもの
「牛乳」は牛の乳そのもののことをいいます。
日本の法律による定義は、成分を調整していない生乳が牛乳と定義され、脂肪分を調整したものが低脂肪牛乳などとされ、また商品に「牛乳」の名をつけることができるとされています。
「牛乳」は「ミルク」の中のもの
「ミルク」は動物の乳を使用した物全般のことをいうので、その動物の牛の乳そのものが「牛乳」ですが、日本の法律による定義では成分調整をされていない生乳が牛乳と定義されています。
これらのことより、 「牛乳」は「ミルク」の中のもの だということがわかりますね。
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コーヒーにおける「ミルク」とは
コーヒーフレッシュは「ミルク」ではない
コーヒーフレッシュは、ミルクと呼ばれていますが、植物油脂に乳たんぱく、砂糖、乳化剤、香料を混ぜて作ったクリーム状の液体で、「ミルク」ではありません。
コーヒーフレッシュは 牛乳のように鮮度を保つ必要がないことや、常温で保存できて個包装で扱いやすい ため、一気に人気が広まって、カフェなどで使われています。
「牛乳」も飲み方によって多用される
牛乳はいろいろな飲み方ができますので、多用されます。牛乳の主な飲み方の例は以下の通りです。
- カフェオレ(コーヒーに牛乳を入れます。)
- スムージー(フルーツなどと一緒にミキサーでミックスします。)
- バナナミルク
- チョコミルク
- ココア
- ミルクティー
- ホットミルク(砂糖やメープルシロップやはちみつを入れてもおいしいです。)
- ミロ
- ミルクセーキ
その他にも色々な牛乳の飲み方があります。
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「ミルク」から「牛乳」に赤ちゃんが切り替えるタイミングは?
1歳未満は必ずミルクをあげる
1歳未満の赤ちゃんには必ずミルクをあげます。赤ちゃんは内臓の発達がまだ十分ではないので、牛乳に含まれるたんぱく質の分子を小さく分解することができません。
そして、 十分に分解されていないたんぱく質の分子を吸収すると、じんましんや呼吸困難などのアレルギー症状を発症する可能性があります。
赤ちゃんのときは、アレルギー症状が出ないか慎重に見ていく必要があります。
満1歳以上に徐々に牛乳へ移行可能
初めて赤ちゃんに与える牛乳は、無調整で、低殺菌の牛乳を選びましょう。種類のところに牛乳と書かれているものが無調整になります。
添加されているものより自然なものを選ぶことが重要です。必要以上の牛乳を赤ちゃんが摂取すると、鉄欠乏性貧血になってしまう恐れがあります。
これは、牛乳に含まれるカルシウムが鉄分の吸収を妨げてしまうかもしれないからです。また、鉄分が足りていないと、 運動機能や認知機能の低下が起きてしまう可能性がある ので、注意しなければいけません。
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まとめ
この記事をまとめると
- 「ミルク」と「牛乳」は「ミルク」は動物の乳を使用した物全般のことをいい、「牛乳」は牛の乳そのもののことをいいます。
- コーヒーにおける「ミルク」とはコーヒーフレッシュのことで、植物油脂に乳たんぱく、砂糖、乳化剤、香料を混ぜて作ったクリーム状の液体で、「ミルク」ではありません。
- 「ミルク」から「牛乳」に赤ちゃんが切り替えるタイミングは、赤ちゃんが満1歳以上になってからです。1歳以上になったら徐々に牛乳へ移行可能です。
1歳未満の赤ちゃんは内臓の発達がまだ十分ではないので、牛乳に含まれるたんぱく質の分子を小さく分解することができません。
そして、十分に分解されていないたんぱく質の分子を吸収すると、 じんましんや呼吸困難などのアレルギー症状を発症する可能性があります。 なので1歳未満の赤ちゃんには、必ず「ミルク」をあげます。
ミルクと牛乳の違いがあることがわかりましたね。そして 1歳未満の赤ちゃん にはじんましんや呼吸困難などのアレルギー症状を発症する可能性があるので、 絶対に牛乳をあげないように厳守しましょう。
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